ツアーのポイント

ポイント10日間の日程で7つの世界遺産を訪問 コーカサスの雄大な自然も楽しむ

広大な自然に流れる民族往来の歴史を、コンパクトな日程で訪ねます。複雑な歴史を歩んできた3ヶ国の見どころを凝縮。美しい高原の湖セヴァン湖やコーカサス山麓に広がる大自然もお楽しみいただきます。

ポイントジョージア正教とアルメニア正教のそれぞれの総本山を訪問

建国以来、キリスト教を国教としている2つの国の総本山を訪問。独自に発達した建築様式と、民族興亡の歴史の中で守られた信仰を垣間見ます。

ポイント旅の終盤、見どころの多いアルメニアで充実の観光

アルメニアでは、ペルシャとアナトリアを結んだ古代のシルクロードを走りエレヴァンへ向かいます。途中、アルメニアの至宝と呼ばれるノラヴァンク修道院も見学。エレヴァンではエチミアジン大聖堂をはじめとする教会、修道院など、ゆっくりと周辺の見どころを見学します。

訪問する
世界遺産

城壁都市バクー、シルヴァン・シャー宮殿及び乙女の塔、ゴブスタンの岩絵(アゼルバイジャン)/古都ムツヘタ(ジョージア)/アフパト修道院(アルメニア)/ゲガルド修道院(アルメニア)/エチミアジン大聖堂とズバルトノツの考古遺跡(アルメニア)

COLUMN コーカサス3ヶ国の魅力

アゼルバイジャン

コーカサス3ヶ国の中で唯一のイスラム教国。もともとはペルシャ系の民族が暮らす地であったために、彼らが信奉したゾロアスター教寺院も多く建てられました。11世紀以降、トルコ系民族の流入に伴いイスラム化が進み、現在のアゼルバイジャンの基礎ができあがりました。

ジョージア(旧名:グルジア)

コーカサス山脈の麓に位置し、西は黒海に面します。歴史は古く、ギリシャ神話の「アルゴナウタイ伝説」の舞台でもあります。その地理的背景から古来より、ペルシャ、モンゴル、ティムール等、数多くの異教徒の流入・侵略を受けましたが、今でもジョージア正教を国教としています。

アルメニア

世界で最も早くキリスト教を国教としたのがアルメニアです。ジョージアと同様、10世紀には異教徒である他民族の流入により、民族全体がディアスポラとして祖国を後にし、世界各地に離散しました。首都エレヴァンからはノアの方舟が辿り着いたアララト山を望むことができます。

拝火教の神殿アテシュギャーフ
アルメニア正教の総本山エチミアジン大聖堂

コーカサスの秀峰カズベキ(5,040m)と三位一体教会

COLUMN ワイン発祥の地 ジョージア

ジョージアは紀元前8,000年にまで遡る歴史を持つ「ワイン発祥の地」とされ、豊かな土壌と温暖な気候により産み出されたこの地のワインは、シルクロードを通り中国やエジプトまで伝わったと言われています。葡萄をまるごと「クヴェヴリ」と呼ばれる素焼きのカメの中で発酵させる伝統的なワインの製法は、2013年にユネスコの無形文化遺産にも指定され、現在再び世界の注目を集めています。ツアーでは、世界最古のワインの産地で今なお伝統的な製法でワインを産出しているワイナリーを訪れるほか、世界的にも品質を認められ各国に輸出を行っているワイナリーを訪問します。葡萄本来の香りが非常に高いとされるこの地のワインをお試しください。

素焼きのカメ「クヴェヴリ」
ワイナリーでの試飲(一例)

COLUMN 各国の風土に根ざした 食文化を楽しむ

古来より様々な民族が往来したこの地には、独特の食文化が残っています。キリスト教国のため豚肉を食べるアルメニアでは、イスラム圏で食されるシシケバブにあたる串焼きの素材は豚肉となり、ホロヴァッツと呼ばれています。またジョージアでは、中央アジアからトルコを経由してマンティ(餃子)の文化が伝わり、ヒンカリという餃子が食されています。ヨーロッパに近くなるため、肉の他に玉葱やコリアンダーといった具材が使われています。また東方の影響で香辛料を使った料理もみられます。コーカサスに残るその土地ならではの伝統料理も楽しみのひとつです。

屋外で楽しむ食事とワイン
ヒンカリ(ジョージア)
ハチャプリ(ジョージア)
サフランを使ったプロフ(アゼルバイジャン)
ホロヴァッツ(アルメニア)

出発日と料金

2025年 
出発日~帰着日
日数 旅行代金 催行状況
04月26日(土) ~
05月05日(月)ゴールデンウィークコース
10日間 698,000円
08月07日(木) ~
08月16日(土)
10日間 698,000円
09月13日(土) ~
09月22日(月)
10日間 658,000円
10月09日(木) ~
10月18日(土)
10日間 後日発表
発着地 東京発着 最少催行人員 8名(16名様限定)添乗員同行
燃油サーチャージ 不要(12月12日現在の見込み)
一人部屋追加代金 68,000円
国際線のビジネスクラス 追加代金等の詳細はお問い合わせください。
  • 海外での空港税諸税は旅行代金に含まれています。
  • 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。
  • 相部屋ご希望の場合でもご出発時点で相部屋の方がいらっしゃらない場合は、一人部屋追加代金が必要となります。予めご了承ください。

ツアー日程表

  地名 時刻 スケジュール地図を見る
1 東京(羽田) 22:20発 空路、カタールの首都ドーハへ。
機中泊
2 ドーハ
ドーハ
バクー
03:20着
08:50発
12:35着
ドーハ着後、航空機を乗り換えて、アゼルバイジャンの首都バクーへ。
着後、ホテルへ。途中、噴き出した天然ガスが燃え続けるヤナルダーグアテシュギャーフに立ち寄ります。午後、バクーの旧市街及び市内の観光乙女の塔シルヴァン・シャーの宮殿シャマフ門等)。
バクー:ハイアットリージェンシー泊
3 バクー
シャマフ
シェキ
08:00発

17:00着

午前、世界遺産のゴブスタンの岩絵を見学。その後、専用車にてシェキへ。途中、シルヴァン諸王朝の都だった古都シャマフを訪れ、ディリババ廟カスピ海ヨーグルト作りなどを見学します。

シェキ:シェキパレス又はマカラホテル泊
4 シェキ
(国境)
テラヴィ
08:00発

19:00着
朝、シェキ旧市街を散策シェキ・ハーンの宮殿等)。その後、専用車にて国境を越え、ジョージア・カヘチア地方の中心地テラヴィへ。途中、歴史あるジョージアワインのワイナリーを訪れます。
テラヴィ:ゲストハウス泊
5 テラヴィ
ムツヘタ
トビリシ
08:00発

15:00着

朝、テラヴィの市場を見学。専用車にて、世界遺産の古都ムツヘタへ。途中、伝統的なワイナリーを訪問。ムツヘタ着後、ジョージア正教最古のスヴェティツホヴォリ修道院ジュワリ寺院を見学。その後、ジョージアの首都トビリシへ。着後、トビリシ市内観光町を望む丘の上に建つメテヒ教会旧市街の散策等)。夕食はジョージア風餃子ヒンカリをご賞味ください。

トビリシ:アストリア又はブリムホテル泊
6 トビリシ
(カズベキ)
 

専用車にて、ロシアへと通じるジョージア軍用道路を北上し、コーカサス山脈の大パノラマが広がるカズベキへ。途中、アナヌリ教会を見学。カズベキ着後、コーカサス山脈の展望を楽しみながら、山上の聖三位一体教会を訪れます。その後、トビリシに戻ります。

トビリシ:アストリア又はブリムホテル泊
7 トビリシ
(国境)
アフパト修道院
セヴァン湖
ツァフカゾール
08:00発



18:00着

専用車にて、国境を越えアルメニアのツァフカゾールへ。途中、世界遺産のアフパト修道院を見学します。昼食は、アルメニアの串焼肉ホロヴァッツをご賞味ください。また、コーカサス最大のセヴァン湖に立ち寄り、湖畔の散策もお楽しみいただきます。

ツァフカゾール:マルティレストハウス泊
8 ツァフカゾール
エレヴァン
(ホルヴィラップ修道院)
 

専用車にて、かつてペルシャとアナトリアを結んだ古代のシルクロードを走り、アルメニアの首都エレヴァンへ。途中、ノラドゥーズにて、アルメニア正教ゆかりの石碑・ハチカルを見学。セリム峠では、かつてのキャラバンサライ、アレニ村では、アルメニアの至宝と称えられるノラヴァンク修道院に立ち寄ります。また、アララト山を背にして建つホルヴィラップ修道院も見学します。

エレヴァン:メトロポール泊
9 エレヴァン
(エチミアジン大聖堂)
(リプシマ教会)
(ガルニ神殿跡)
(ゲガルド修道院)
 

終日、エレヴァン及び郊外の観光(アルメニア正教の総本山エチミアジン大聖堂、世界遺産に登録されたズヴァルトノツ遺跡、7世紀創建のリプシマ教会歴史博物館、トルコ国境に位置しヘレニズム建築の壮大なガルニ神殿跡、巨岩を掘って造られたゲガルド修道院等)。昼食はアルメニアの主食ラワシュをご賞味ください。夜はアルメニアの伝統音楽を聞きながらの夕食をお楽しみください。
※ホテルは深夜の出発までご利用いただけます。

エレヴァン:メトロポール仮泊/機中泊
10 エレヴァン
ドーハ
ドーハ
東京(羽田)
03:50発
05:45着
07:15発
23:55着
深夜、空港へ。航空機にてドーハへ。着後、航空機を乗り換えて、帰国の途につきます。着後、解散。
  • 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
  • 食事回数:朝7/昼8/夜8:機内食は除く
  • 利用予定航空会社:カタール航空

ご案内とご注意

査証(ビザ) アゼルバイジャン(26米ドル)、代行手数料(5,500円)。旅券の残存有効期間はジョージア入国時に6ヶ月、査証欄余白は2ページ以上必要です。ジョージア、アルメニアは査証不要です。
気候・服装 4月、10月は合服、8月・9月は夏服が基本となります。朝晩や天気の悪い日は気温が下がりますので、上着もご用意ください。
利用予定ホテル 日程をご覧ください。
宿泊について

一部のホテルはバスタブがなくシャワーのみとなることがあります。ジョージアのテラヴィでは民家風ゲストハウスにお泊まりいただきます。温かいもてなしと地方色豊かな雰囲気は民家ならではのものです。設備は簡素でシャワー・トイレは共同となります。部屋数に限りがありますので、分宿になったり、御一人部屋をお取りできないことがあります。そのような場合は変更補償金の対象外とさせていただきますが、生じた差額は返金いたします。

観光について 教会や修道院は、神父が外出している場合等、中に入れないことがあります。
旅行条件について 取引条件はこちらの 海外旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。

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