ツアーのポイント
ポイント固有種の宝庫シンハラジャ(Sinharaja)
現地の言葉で「ライオンの王国」を意味するシンハラジャは、その名前から近づきがたい地域として恐れられてきました。その為、豊かな自然は近年の伐採や開発を免れ、現在も原生林が広く残されています。動物の50%、植物の60%が固有種であると言われ、まだまだ新種の発見などの可能性も秘めた場所です。
ポイント国内最大の国立公園のあるウイルパットゥ(Wilpattu)
スリランカの乾燥気候帯に位置するウイルパットゥは、現地の言葉で「自然の水」を意味し、その名の通り雨水によってできた池や湖が点在しています。乾燥地域では、少ない水場を求めて沢山の生き物が集まるため生物の数が非常に多いことで有名です。また、今回訪れる地域周辺にはスリランカ国内最大の国立公園であるウイルパットゥ国立公園もあり、豊かな自然が地元の方々によって守られています。また、周辺はアジア唯一のカメレオンの生息地でもあります。
ポイント少人数限定 様々な時間帯に観察
森の中で小さな個体観察となるため、最大6名様の少人数限定ツアーです。爬虫類・両生類は種によって様々な時間帯で活動しています。早朝、日中、夜には許可書も取得して、それぞれの生態に合わせて最適の時間帯で観察を行います。
COLUMN 観察を期待したい生き物
コブハナトカゲ
Hump-nosed lizard, Lyriocephalus scutatus
鼻の形が団子状に進化を遂げたアガマの仲間です。スリランカには地域によって多数の鼻の形が進化したトカゲがいますが、このコブハナトカゲは他のどの種ともかけ離れたDNAをもっていて、独自の進化を遂げてきた孤高のアイドルのような存在です。
スリランカピットバイパー
Srilankan pit viper, Trimeresurus trigonocephalusスリランカを代表するヘビです。樹上性で夜行性のため、夜のハーピングでの観察に挑戦します。最大75cmほどでそれほど大きくはありませんが、美しい緑色のボディーに独特な模様の入った姿は見ごたえがあります。
ヤブガエルの仲間
Orange canthal shrub frogPseudophilautus stictomerus
夜のジャングルで目にする機会の多いヤブガエルの仲間。目蓋の上にあるポチっとした突起が特徴のカエルです。オレンジ色〜茶色まで様々な色合いの個体がおり、様々な表情を見せてくれます。
メガネコブラ
Spectacled Cobra, Naja Najaスリランカに生息する唯一のフードコブラ科のヘビ。威嚇した際に見せるフードにメガネの様な黒丸が2つあるのが特徴。ヘビ遣いの方に笛で操られるように飼育されている固体もいますが、ヘビには耳がないため聞こえないとされています。
カンガルートカゲ
Kangaroo lizard, Otocryptis wiegmanni スリランカ固有のアガマの仲間で、降水量が年間2000mm以上の低・中標高の地域に住んでいます。前足の4倍もの長さのある後ろ足でピョンピョン跳ねながら移動することからカンガルーと呼ばれます。顔の青く染まったブルーフェイスの個体も観察できるかも知れません。
ハナナガムチヘビ
Long-nosed Whipsnake, Ahaetulla nasuta 独特な見た目が印象的で、ムチのようにも見えることからムチヘビと呼ばれています。ヘビの中では珍しくとても目が良いと言われています。トカゲを好んで食べる偏食のヘビでもあります。
インドホシガメ
Star tortoise, Geochelone elegans 背中の甲板に放射状の星形模様がある美しいリクガメで、南アジアに生息しますがスリランカの個体は体が大きく黄色みが強いため、より美しいと言われています。ペット用の乱獲でワシントン条約Ⅰ種に記載されています。
出発日と料金
2024年 出発日~帰着日 |
日数 | 旅行代金 | 催行状況 |
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09月14日(土) ~ 09月20日(金) |
7日間 | 398,000円 |
発着地 | 東京発着 |
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最少催行人員 | 4名(6名様限定)現地日本語ガイド&英語ハーピングガイド同行 |
燃油サーチャージ | 不要(11月24日現在の見込み) |
一人部屋追加代金 | 37,000円 |
国際線のビジネスクラス | 追加代金等の詳細はお問い合わせください。 |
- 少人数限定コースのため、再利用割引・特別割引はありません。
- 海外での空港税諸税は旅行代金に含まれています。
- 相部屋ご希望の場合でもご出発時点で相部屋の方がいらっしゃらない場合は、一人部屋追加代金が必要となります。予めご了承ください。
- 本コースは添乗員は同行せず、現地日本語ガイドがご案内します。
- 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。
ツアー日程表
地名 | 時刻 | スケジュール | |
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1 | 東京 コロンボ ニゴンボ |
11:35発 17:25着 (約30分) |
空路、東京より直行便にてスリランカの首都コロンボへ。着後、日本語ガイドの出迎えを受けて専用車にてニゴンボのホテルへ。 予定通り到着した場合は、ホテル周辺でハーピングをおこないます。 ニゴンボ泊
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2 | ニゴンボ ウイルパットゥ |
08:00発 12:00着 |
専用車にてウイルパットゥへ(約4時間)。着後、夕方から夜にかけてハーピング。スリランカリクオオトカゲ、インドホシガメ、ランカスキンクに加え、アジア唯一のカメレオン・スリランカカメレオンなどをメインに探します。 ウイルパットゥ泊 |
3 | ウイルパットゥ | 引き続き、終日ウイルパットゥでのハーピングをお楽しみください。
ウイルパットゥ泊 |
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4 | ウイルパットゥ シンハラジャ |
午前発 午後着 |
朝食後、専用車で固有種の宝庫シンハラジャへ。着後、夕方~夜にかけてハーピング。ハナナガムチヘビやスリランカピットバイパー、カンガルートカゲ、ハナナガガエルなど固有の両生類・爬虫類をメインに探します。運が良ければ、世界で5番目に大きなヘビ・インドニシキヘビに出会えるかもしれません。
シンハラジャ泊 |
5 | シンハラジャ | 引き続き、シンハラジャの森にて終日ハーピングをお楽しみください。スリランカコブハナトカゲやキャットスネーク、ブロンズバック、スキッパーフロッグなどを探します。四大毒ヘビのラッセルクサリヘビにも出会えるかもしれません。 シンハラジャ泊 |
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6 | シンハラジャ コロンボ コロンボ |
午前発 夕方着 19:15発 |
早朝、シンハラジャ周辺でハーピングの後、専用車にてコロンボの空港へ。空路、直行便にて帰国の途につきます。 機中泊 |
7 | 東京 | 07:35着 | 着後、解散。 |
- 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
- 食事回数:朝5/昼5/夜5:機内食は除く
- 利用予定航空会社:スリランカ航空
ご案内とご注意
査証(ビザ) | スリランカ(75ドル)、代行手数料(4,400円)、写真1枚。旅券の残存有効期間は入国時に6ヵ月以上必要です。 |
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気候・服装 | 日中は夏服で過ごせますが、観察時は長袖・長ズボンなど肌の露出の少ない服装でご参加ください。室内など冷房が強いこともありますので防寒着もお持ちください。夜の観察をより楽しむために、必ずヘッドライト等もお持ちください。また、降雨に備えて上下セパレート式の雨具もお持ちください。現地にてヒル除けソックスをご用意いたします。 |
利用予定ホテル |
日程および下記のホテルリストをご覧ください。 |
観光について | 自然観察ですので、写真や日程表中の生き物などが必ずしも見られるとは限りません。森の中を歩き、有毒生物の観察も行いますので、長袖・長ズボンにひざ丈の長靴を必ずご用意ください。つば付きの帽子もあると良いです。観察中は現地ガイドの指示に従い、観察経路からそれることのないようお願いいたします。悪天候の場合には、予定を変更したり中止になることがあります。予めご了承ください。 |
海外旅行保険への加入について | 有毒生物の観察も行いますので、万一に備え、海外旅行保険へのご加入をご参加の条件とさせていただきます。 |
旅行条件について | 取引条件はこちらの 海外旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。 |
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