ツアーのポイント
ポイント 「東インドのゴールデントライアングル」を5日間で巡る旅
ブバネシュワル、プリー、コナーラクの3都市をコンパクトに周遊。郊外に残るジャイナ教の石窟ウダヤギリとカンダギリも訪れます。ポイント 観光の拠点となるブバネシュワルに2連泊
紀元前カリンガ国の首都として栄え、現在はオリッサ州の首都であるブバネシュワルに2連泊。ここを拠点にオリッサの石造寺院を巡る旅です。ポイント オリッサ州の文化を楽しむ
ベンガル湾に面したオリッサ州では、もともと住んでいた少数民族の文化に後から伝わった仏教、ヒンドゥー教の文化が集合し、独自の文化が花開きました。広く信仰されている「ジャガンナート神」は、ヒンドゥーの神ではありますが、ユニークな丸太のような形をしています。アップリケが有名なピプリ村や、伝統的な細密画「パッタチットラ」で有名なラグラジプール村などを訪れ、現地の人々の手仕事にもふれます。また、「生きた彫刻」とも呼ばれるオディッシーダンスもご覧いただきます。COLUMN 精緻な彫刻で埋め尽くされたオリッサの石造寺院を巡る
おびただしい彫刻で飾られ、高い塔が聳えるオリッサの石造寺院。インドの石造寺院としては、量・質ともにカジュラホに並ぶと言われています。寺院は祈りの場ジャガモハン(拝堂)、本尊を安置するデウル(聖堂)、大規模なものではジャガモハンの前にボガマンダバ(供物堂)やナトマンディル(舞堂)が造られています。初期の寺院にはデウルしか見られませんが、後期には全体が巨大化し、縦方向に発展していきます。リンガラージャ寺院 (ブバネシュワル)
11世紀後半建造。高さ45mのブバネシュワル最大の寺院。現在は遺跡として保存されていることが多いオリッサの寺院群の中で、現在も人々の信仰の対象となっている「生きた寺院」です。そのため、異教徒は中に入ることができません。
ムクテーシュワラ寺院 (ブバネシュワル)
10世紀後半建造。仏教、ジャイナ教、ヒンドゥー教の建築様式の融合が見られ、中でも入口の「トラナ」と呼ばれるアーチは仏教建築に見られるものです。
ジャガンナート寺院 (プリー)
12世紀建造。「世界の主」ジャガンナート神(クリシュナ神の化身)とその兄妹を祀る寺院。ヒンドゥー教4大聖地のひとつで、異教徒は中に入れません。毎年6月、巨大な山車を引くラタ・ヤートラ祭で賑わいます。
スーリヤ寺院 (コナーラク)
オリッサ建築の発展が絶頂に達した13世紀前半に造られた寺院。太陽神スーリヤの馬車を模して造られ、巨大な車輪をあらわした24の彫刻が寺の基礎を囲み、7頭の馬がそれをひいています。現在残るのは寺のデウルとナトマンディルのみ。デウルの大きさから、その背後にかつてリンガラージャ寺院を超える高さ60メートルの高塔があったという説もあります。
COLUMN 千年の時を超え継承される奉納舞踊 オリッサの古典舞踊を楽しむ
インドには数多くの民族舞踊があり、それぞれの土地の文化や風土によって育まれてきました。その中でも特に芸術性に優れた舞踊は総じて七大古典舞踊と呼ばれています。ツアーでは、七大古典舞踊のひとつオリッシーダンスと、その前身であるゴティプアダンスを鑑賞します。
「生きた彫刻」 オリッシーダンス
インド七大古典舞踊のひとつオリッシーダンス。クリシュナ神の化身であるジャガンナート神に捧げられる奉納舞踊として生まれ、1000年以上秘儀として伝わってきました。コナーラクのスーリヤ寺院をはじめ、オリッサの各寺院に彫られた彫刻と同じ動作が伝わっていることから、「生きた彫刻」と呼ばれます。装飾にはオリッサの銀細工が、衣装には同じくオリッサの絣のサリーが使われています。
「オリッシーダンスの前身」ゴティプアダンス
現在踊られているオリッシーダンスは、マハリと呼ばれる巫女たちによる奉納舞踊と、ゴティプアダンスと呼ばれる少年たちによるアクロバティックな大衆舞踊が融合・発展したものだと言われています。寺院内で行われていたマハリのダンスとは対照的に、寺院の外で行われていたゴティプアダンスは、大衆に親しまれていたと言われています。
COLUMN 高度な宗教都市文化とともに発展した手工芸
受け継がれる手仕事にふれる
オリッサは何世紀にも亘って受け継がれてきた、多様な手工芸が有名です。ピプリ村では、近郊の聖地プリーのジャガンナート寺院内で使われるアップリケ布を作っていた職人達が小物や装飾品を作り、近年、一般にも販売を始め発展しました。ほかにも、銀細工や真鍮細工、日本の市松模様に似た絣の布など、高度な技術を用いた様々な手工芸品が作られており、現在も主要な産業のひとつとなっています。ツアーでは、プリー郊外のラグラジプール村を訪れ、紙やヤシの葉に細密画を描く伝統絵画「パッタチットラ」の制作風景も見学いただきます。
出発日と料金
2018年 出発日~帰着日 |
日数 | 旅行代金 | 催行状況 |
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05月02日(水) ~ 05月06日(日)ゴールデンウィークコース |
5日間 | 268,000円 | |
09月15日(土) ~ 09月19日(水) |
5日間 | 248,000円 | |
10月06日(土) ~ 10月10日(水) |
5日間 | 238,000円 |
- 海外での空港税諸税は旅行代金に含まれています。
- 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。
ツアー日程表
地名 | 時刻 | スケジュール地図を見る | |
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1 | 東京 デリー |
11:15発 17:00着 |
空路、東京より直行便で、大阪より香港経由の便で、それぞれインドの首都デリーへ。着後、ホテルへ。 ※添乗員は東京・大阪のどちらか一方より同行し(往路)、デリーにて合流します。 デリー(グルガオン)泊 |
大阪 デリー |
14:10発 21:20着 |
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2 | デリー ブバネシュワル (ウダヤギリ) (カンダギリ) |
朝発 | 航空機にて、オリッサ州の州都ブバネシュワルへ。着後、専用バスにて、市内観光(ブバネシュワル最大のリンガラージャ寺院(外観)、ムクテーシュワラ寺院等)。午後、ジャイナ教の石窟が並ぶウダヤギリとカンダギリを訪れます。 夜はオディッシーダンスをご鑑賞ください。 ブバネシュワル泊 |
3 | ブバネシュワル (コナーラク) (プリー) (ラグラジプール) |
終日、専用バスにて、ブバネシュワル郊外の観光。コナーラクにて世界遺産のスーリヤ寺院を訪問。その後、ヒンドゥー教の聖地プリーを訪れ、ジャガンナート寺院(外観)を見学。また、プリー郊外のラグラジプールの芸術村、色とりどりの手工芸品が並ぶピプリ村を訪れます。ラグラジプールでは、ゴティプアダンスもご鑑賞ください。昼食はオリッサ州の伝統料理をお召し上がりいただきます。 ブバネシュワル泊 |
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4 | (ダウリ) ブバネシュワル デリー デリー |
21:15発 |
午前中、ブバネシュワル郊外の仏教巡礼地ダウリを訪れます。 その後、航空機にてデリーへ戻ります。着後、航空機を乗り換えて、帰国の途につきます。 機中泊 |
5 | 東京 | 08:45着 | 着後、解散。 |
- 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
- 食事回数:朝3/昼3/夜2:機内食は除く
- 利用予定航空会社:エア・インディア
- 5/2発コースは東京発着のみとなります。観光内容は同様です。
ご案内とご注意
査証(ビザ) | インド(1,250円)、代行手数料(4,320円)、写真1枚。旅券の残存有効期間は6ヶ月、査証欄余白は2ページ以上必要です。 |
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気候・服装 | 全行程夏服で過ごせますが、冷房対策に薄手の上着もご用意ください。 |
利用予定ホテル |
パンフレット巻末のホテルリストをご覧ください。 パンフレットのご請求はこちら |
観光について | オリッサ州のヒンドゥー寺院は、異教徒の立ち入りが禁止されているところがあります。その場合は外観観光となります。 |
旅行条件について | 取引条件はこちらの 海外旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。 |
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コナーラクのスーリヤ寺院