ツアーのポイント

ポイント ケララ北部で開催される秘祭テイヤムを見学

秘祭テイヤムが行われるカヌールとバダカラの都市を訪問し、5日間にわたりたっぷりと祭りを見学。ヒンドゥーの神々と古代からの土着の宗教が相まった、インドの他地域とは異なる独自の文化をご覧いただきます。また、祭りの合間には郊外の村も訪問します。
>>テイヤム現地レポートはこちら

ポイント 12名様限定・写真撮影に最適な少人数限定コース

各村での祭りの撮影をスムーズに行うため、最大12名様限定にてご案内いたします。

ポイント カヌールとバダカラで2連泊

ツアーではお祭りに合わせて柔軟に動けるよう、カヌール、バダカラそれぞれで2連泊。また、昼夜を問わず行われるお祭りに合わせて、ホテルでの休養を取りやすい日程になっております。

テイヤムの神に祝福を授けてもらう村人
最強の力を持つ神「カブンバイ・バガバディ」の登場

COLUMN 南インドに“生きる”神話 秘祭テイヤム

ケララ州北部で伝承されている秘祭、テイヤム。毎年11月から5月の約7ヶ月にわたって、小さな村から大きな町まで各地の寺院やカブーと呼ばれる廟で催されます。テイヤムとはヒンドゥーで「神」を意味する「デイヴァム」に由来し、祖先、木々、土地の英雄、精霊など、土着の宗教や文化の上にヒンドゥーの宗教が影響しています。その起源は2000~3000年前とされ、テイヤム演者の99%は男性。演者のカーストは北ケララにのみ存在し、その地位は低く、同じカースト又は下のカーストの村から演者を招くことが多いとされています。祭りは1ヶ所で3~4日間連続して、時には夜通し行われ賑わいます。

>>テイヤム現地レポートはこちら

「ポリオ・カナン」の寸劇に熱狂する子どもたち
ヴィシュヌの10 化身のひとつ「ナラ・シンハ」

テイヤムの準備

祭りの会場ではテントが張られテイヤム演者がメイクアップしたり、衣装を着たりと神を迎える前の準備を見ることができます。顔にオレンジや黒のペイントを施し、更に細かく模様を描きます。顔の牙とココナッツの胸飾りは女神の印。手飾りや頭飾りにはココナッツの葉が使われます。

頭飾り衣装着用前の顔の模様が美しいテイヤム演者
化粧を施されるテイヤム演者

COLUMN 400を超えるテイヤムの演目

400以上の演目があるといわれるテイヤム。物語に沿って様々なパフォーマンスが行われ、最後は供物を捧げられ村人から祝福を授けます。ここでは、バラエティに富んだ数あるテイヤムの演目から一例をご紹介します。

[演目その1] ムチロット・バガバディ
MUCHILOT BHAGAVATHI

昔ある時、ブラフマンが村の賢い女の子を疎んで追放しました。その女の子は孤独から火に飛び込み自害を試みますが、燃えることができずにいました。そこに、ココナッツオイルを採取するバニヤ・カーストの男性が通りがかり、オイルを火に注ぐと、女の子は燃えきることができました。その晩、男性が自宅に戻るとポットのオイルが満杯に。女の子が神になって現れたのだと語られました。

「ムチロット・バガバディ」のファイヤーダンス
[演目その2] クッチ・チャタン
KUTTI CHATHAN

シヴァとパルバティの子どもバルロワ。ブラフマンに預けられ、横暴で皆から疎まれていました。ある日、食事に石と髪の毛が入っておりバルロワは大激怒。怒りにまかせ水牛を殺し血を飲み干しました。ブラフマンは憤慨し、バルロワを切り刻み火へ投入。すると390のクッチ・チャタンが生まれ、家を燃やし悪さを働くようになりました。ブラフマンは、もはや子どもではないと制裁を加え、その後クッチ・チャタンは神となりました。

「小さい悪魔の力」を意味する「クッチ・チャタン」

「ムチロット・バガバディ」のファイヤーダンス

出発日と料金

2024年~2025年 
出発日~帰着日
日数 旅行代金 催行状況
12月05日(木) ~
12月11日(水)
7日間 398,000円
01月16日(木) ~
01月22日(水)
7日間 398,000円
03月06日(木) ~
03月12日(水)
7日間 398,000円
発着地 東京・大阪発着 最少催行人員 6名(12名様限定) ・添乗員同行
燃油サーチャージ 35,000円(4月26日現在の見込み)
一人部屋追加代金 55,000円
国際線のビジネスクラス 追加代金等の詳細はお問い合わせください。
  • 少人数限定コースのため再利用割引・特別割引はありません。
  • 海外での空港税諸税は旅行代金に含まれています。
  • 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。

ツアー日程表

 
地名 時刻 スケジュール地図を見る
1 東京
香港

大阪
香港
香港
バンガロール
午前又は午後発
午後又は夜着
午前又は午後発
午後又は夜着
夜発
早朝発
空路、東京・大阪よりそれぞれ香港へ。着後、航空機を乗り換えて、インドのバンガロールへ。着後、国内線に乗り換えて、南インド・ケララ州のカヌールへ。
※添乗員は東京・大阪のどちらか一方より同行し(往復)、香港にて合流します。
バンガロール泊
2 カヌール 早朝着

カヌール着後、専用バスにてホテルへ。

●ケララ北部の秘祭テイヤム見学
午後、カヌールの村々にて行われるテイヤムを見学します。 テイヤムの合間にケララ発祥の古代武術カラリパヤットの道場郊外の村ヤシのロープを作る村や織物工房鋳物工房のある村等)を訪問します。

カヌール泊
3 カヌール   ●ケララ北部の秘祭テイヤム見学
前日に続き、カヌール近郊で行われるケララ北部の秘祭テイヤムを見学します。
カヌール泊
4 カヌール
マエ
バダカラ
09:00発

13:00着
専用バスにてマラバル海岸沿いを走りバダカラへ。途中、香料貿易の拠点でフランスの植民地として栄えたマエに立ち寄ります。
●ケララ北部の秘祭テイヤム見学
着後、バダカラの村々で行われるテイヤムを見学します。
バダカラ泊
5 バダカラ   ●ケララ北部の秘祭テイヤム見学
引き続きバダカラの村々で行われるテイヤムを見学します。
バダカラ泊
6 バダカラ
カヌール
カヌール
バンガロール
バンガロール
15:00発

夜発

深夜発
●ケララ北部の秘祭テイヤム見学
午前、バダカラにてテイヤムを見学します。その後、専用バスにてカヌールへ。 国内線にてバンガロールへ。 着後、ホテルにて休養。 夕食後、深夜発の航空機にて香港へ。
機中泊
7 香港

香港
東京

香港
大阪
午前着
午前又は午後発
午後又は夜着
午前又は午後発
午後又は夜着
香港着後、航空機を乗り換えて、東京・大阪それぞれ帰国の途につきます。 着後、解散。
  • 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
  • 食事回数:朝5/昼4/夜5:機内食は除く
  • 利用予定航空会社:キャセイ・パシフィック航空

ご案内とご注意

査証(ビザ) インド(25.63ドル)、代行手数料(5,500円)、写真1枚。旅券の残存有効期間は入国時に6ヵ月、査証欄余白は2ページ以上必要です。
気候・服装 全行程夏服で過ごせますが、冷房対策に薄手の上着もご用意ください。
利用予定ホテル 下記のホテルリストをご覧ください。
■バンガロール:タージ・バンガロール、ブルームインスイーツ
■カヌール:マグネットホテル、ブロードビーンホテル、マスコットホテル、ブルーナイル
■バダカラ:クリスタルスイーツ、ノールパーク
日程について 1日目バンガロール到着後が深夜となり、またカヌールへの国内線は早朝となりますため、 ホテルへは行かず、空港内でそのまま乗り継ぎとなる予定です。 2日目カヌール着後、ホテルにて休養予定ですが、お祭りのスケジュールによっては、 そのままお祭りへご案内する場合もございます。また、インド国内線のスケジュールが変わりやすいため、日程変更を余儀なくされることがあります。
テイヤムについて テイヤムは、ケララ北部のカヌールやバダカラの村々で11~5月の間に行われます。テイヤムはマラヤム暦によって地元の人々が開催する宗教行事です。天候や現地事情により祭りの日付や内容が変更になることがあります。必ずしも掲載写真のお祭りが、訪問時期に開催されるとは限りませんので、予めご了承ください。また、お祭りは予定通りの時間に開始されない可能性もあります。ツアーでは、現地にてお祭りに合わせて臨機応変にご案内させていただきます。
旅行条件について 取引条件はこちらの 海外旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。
メールでのお申し込み・お問い合わせ 予約希望・お問い合わせ
旅行企画・実施 株式会社 西遊旅行
観光庁長官登録旅行業第一種607号 
日本旅行業協会正会員
東京都千代田区神田神保町2-2 共同ビル神保町3階
お電話でのお申し込み・お問い合わせ
0120-811-391 [ 営業時間:月~金10:00~18:00 ]
携帯電話・公衆電話の方はこちら
  • 東京

    03-3237-1391
  • 大阪

    06-6367-1391

営業時間外に受信したメール・FAX・郵送など
でのご連絡は、翌営業日扱いとなります。