ツアーのポイント
ポイント密教発祥と日本仏教のルーツに迫る
密教曼荼羅の起源となる仏像群が見られ、仏教美術の宝庫でもある「オリッサの3大仏教遺跡群」、密教発祥の地ともされる「アマラヴァティ大塔」を訪れ、大乗仏教の大成者、龍樹菩薩ゆかりの史跡「ナーガルジュナコンダ島」に上陸します。
ポイント カリンガ戦争の激戦地「ダウリの丘」も訪問
紀元前3世紀、アショーカ王が仏教に深く帰依する転機となったカリンガ戦争の激戦地「ダウリの丘」も訪問。カリンガ戦争の800年後には、世界的な宗教となった仏教が日本にも伝播することになります。
ポイント 2ヶ所で2連泊 長いご旅行も快適に
旅のハイライトとなるブバネシュワル、ナーガルジュナサーガルではゆとりの2連泊。じっくりと遺跡観光にご案内いたします。
COLUMN 龍樹菩薩晩年の地 ナーガルジュナコンダ島を訪問
ナーガルジュナコンダは、発見された碑文により、3世紀に栄えたイクシュヴァーク朝の都ビジャヤプリーの跡と考えられています。王宮、チャイティヤなどの仏教建築、ヒンドゥー寺院など、クリシュナ川中流に多数点在していた遺構ですが、1950年代からのダム建設により湖の底に沈むため、重要な九つの遺構が丘の上に移され、島となって保存されています。出土品の展示や水没前の遺跡群の様子がわかる博物館、入口にムーン・ストーンを配置した僧院などが残ります。ナーガルジュナコンダの語義は「ナーガルジュナの丘」で、遺跡のわきの丘上で、仏教中観派の祖龍樹が晩年瞑想をしたことに由来するといわれています。年代的には仏陀を法輪や仏足で表す「シンボル」から「仏像」への過渡期にあたり、仏教美術的にも重要な遺跡となっています。
COLUMN 日本密教美術の起源 オリッサ3大僧院跡
オリッサ州カタック地区にある3大仏教遺跡でインドにおける密教美術の宝庫でもあるラトナギリ、ウダヤギリ、ラリタギリ。「ギリ」とは山の意で、いずれも山頂や山の中腹に残っています。カタック地区は日本の密教美術の故郷とも言われています。その所以はガンダーラ、マトゥラーの流れを汲む釈迦三尊像は観音と弥勒が脇侍であるのに対して、オリッサではアジャンタ、エローラの流れを汲んだ、蓮華手(観音)と金剛手が脇侍となっているところで、これは日本の胎蔵界曼荼羅の形に通じます。また、観音像に関しては、パーラ朝では4、6、8、12臂と多種あるのに対して、オリッサでは4臂が半数を占め、手に羂索を持っているため、オリッサ州の観音像は日本で見られる原型不空羂索観音像のであるとも考えられています。
出発日と料金
2024年~2025年 出発日~帰着日 |
日数 | 旅行代金 | 催行状況 |
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11月03日(日) ~ 11月12日(火) | 10日間 | 428,000円 | |
01月12日(日) ~ 01月21日(火) | 10日間 | 428,000円 |
発着地 | 東京発着 | 最少催行人員 | 10名・添乗員同行 |
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燃油サーチャージ | 32,000円(11月28日現在の見込み) | ||
一人部屋追加代金 | 64,000円 | ||
ビジネスクラス | 追加代金等の詳細はお問い合わせください。 |
- 特別価格コースのため再利用割引・特別割引はありません。
- 海外での空港税諸税は旅行代金に含まれています。
- 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。
- 相部屋ご希望の場合でもご出発時点で相部屋の方がいらっしゃらない場合は、一人部屋追加代金が必要となります。予めご了承ください。
ツアー日程表
地名 | 時刻 | スケジュール | |
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1 | 東京 デリー |
12:30発 18:55着 |
空路、東京より直行便にてインドの首都デリーへ。着後、ホテルへ。
デリー泊
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2 | デリー ブバネシュワル |
午前発 昼着 |
航空機にてオリッサ州の州都ブバネシュワルへ。アショーカ王が仏教に深く帰依する転機となったカリンガ戦争の激戦地ダウリの丘を観光。
ブバネシュワル泊
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3 | ブバネシュワル | 専用バスにてブバネシュワル郊外の観光。日本密教美術の起源となる仏像群が見られる仏教遺跡群ラトナギリ、ラリタギリ、ウダヤギリを見学します。また、プシュパギリ寺院跡で有名なラングディの丘も訪れます。
ブバネシュワル泊
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4 | ブバネシュワル スリカクラム |
08:00発 17:00着 |
専用バスにてスリカクラムへ。途中、多くのストゥーパが残ることで有名なサーリーフンダム遺跡を訪問します。
スリカクラム泊
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5 | スリカクラム (ボジャナコンダ) (リンガラメッタ) ラージャムンダリー |
08:00発 17:00着 |
専用バスにてラージャムンダリーへ。途中、仏教遺跡ボジャナコンダとリンガラメッタにて石窟寺院、ストゥーパや大仏群を見学します。
ラージャムンダリー泊
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6 | ラージャムンダリー グントゥール |
08:00発 |
専用バスにてグントゥールへ。途中、グントゥパリ仏教石窟を見学します。
グントゥール泊
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7 | グントゥール ナーガルジュナサーガル |
08:00発 18:00着 |
専用バスにてナーガルジュナサーガルへ。途中、密教発祥の地「南天鉄塔」ともされるアマラヴァティ大塔を見学します。
ナーガルジュナサーガル泊
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8 | ナーガルジュナサーガル (ナーガルジュナコンダ) |
船にて龍樹菩薩が晩年を過ごしたというナーガルジュナコンダ島を訪問。終日、遺跡群や博物館を見学します。
ナーガルジュナサーガル泊
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9 | ナーガルジュナサーガル ハイデラバード デリー デリー |
夜着 24:15発 |
朝、仏教遺跡群があるアヌプ遺跡の見学。その後、専用バスにてアンドラ・プラデーシュ州のハイデラバードへ。その後、航空機にてデリーへ戻ります。着後、航空機を乗り換えて、帰国の途につきます。
機中泊
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10 | 東京 | 11:00着 | 着後、解散。 |
- 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
- 食事回数:朝8/昼7/夜7:機内食は除く
- 利用予定航空会社:エア・インディア
ご案内とご注意
査証(ビザ) | インド(25.63ドル)、代行手数料(5,500円)、写真1枚。旅券の残存有効期間・査証欄余白は申請時6ヶ月以上・2ページ以上必要です。 |
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気候・服装 | 乾季のベストシーズンにあたります。日中は涼しく、長袖シャツに軽い上着程度で過ごせますが、朝晩は冷えることがありますのでフリース等の防寒着もお持ちください。 |
利用予定ホテル | 下記のホテルリストをご覧ください。 ■デリー:レッドフォックス、シティパーク、プライドプラザ、サロヴァールタウラス、ミューズサロバールポルティコ 、フォーポイントバイシェラトン、ITCウェルカム、ホリデイイン、レモンツリー、ラディソン、ザ・ウムラオ、アショクカントリーリゾート、ノボテル、イビス、グリッツ ■ブバネシュワル:クラウン、スウォスティ・プレミアム、スウォスティ・グランド、ヴィッツ、ニューマリオン、トライデント、レモンツリー、プライド ■スリカクラム:ブルーアース、ヴィジェッタ・イン、ナガヴァリ、サンライズ ■ラージャムンダリー:ラ・ホスピン、アーナンド・リージェンシー、シタラ・エリート、シェルトン ■グントゥール:ITCウェルカム、ブルンダヴァン、クムハカルナ ■ナーガルジュナサガール:ハリタ・ビハール |
旅行条件について | 取引条件はこちらの 海外旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。 |
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