ツアーのポイント
ポイント 南インドを愛する河本憲治さんと行く特別企画
世界40ヵ国以上で仕事をしてきた河本憲治さんは現地法人の社長としてマイソールに滞在した際、南インドに魅せられ、自ら写真集、エッセイ集を出版。インド滞在中・帰任後にインド各地を旅した中でも特に思い入れの強い南インドを紹介するべく、この度共に特別ツアーを企画いただきました。インド愛あふれるエピソードを聞きながら、是非一緒に南インドを巡りましょう。
ポイント 南インドの魅力を凝縮!楽園のような南インドを楽しむ
南インドの信仰の中心ともいえるマドゥライのミナークシ寺院、 インドの最南端カンニャークマリ、ハウスボートでのバックウォータークルーズ、コロニアルな街並みのコチ、ニルギリ山岳鉄道、南インド最大の王国のマイソール宮殿、そして巨大なゴマテーシュワラ像を臨むシュラバナベルゴラまで南インドを満喫していただきます。
PROFILE 河本憲治さんプロフィール
国際文化研究家、エッセイスト、写真家。立川高校、東京大学工学部を卒業。海外40ヶ国以上での業務、オランダ駐在を経て、インド事業に関わり、2017年から2021年まで、南インドの現地法人に社長として勤務。インドに魅せられ、仕事やプライベートでふれた南インドを研究、自身の著書や講演活動を通じて紹介中。
COLUMN 企画者のみどころ紹介「マハバリプラム」
まずは南インドを代表する、タミルナドゥ州を楽しみましょう。
世界遺産マハバリプラムでは、4世紀から9世紀に栄えたヒンズー文化の、知的好奇心と、建築学上の革新的発展を目の当たりにすることができます。岩を彫って作っていたため特定の場所にしか建造できなかったた寺院が、ブロック状の岩をを組み上げ建造するという技術革新により、どこにでも、どんな大きさにでも作ることができるようになりました。マハバリプラムは、岩を掘って作った寺院と、岩のブロックを積んで作った寺院を同時に見ることができる場所です。またファイブ・ラタは、さまざまな形式の寺院が一ヶ所に存在する、宗教学的に非常に珍しい建造物群です。インドじゅうのヒンズー教建造物は、すべてこの遺跡にある5種類に分類することができます。この奇跡をまじかにお楽しみください。またマハバリプラムはベンガル湾に面しているため、海辺で遊ぶ南インドの方々とふれあうことができます。日本の海の家のようなお店をひやかしながら砂浜に行き、はしゃぐインド人達に交じってベンガル湾の波にふれましょう。マハバリプラムでは、海の幸も楽しむことができます。朝どれの新鮮なエビやイカ、魚を、さっとグリルして、ライムをかけたものは絶品です。海岸寺院を遠望するレストランで、ベンガル湾からの風に身を任せ、インドビールを飲みながら、南インドの人々に交じって、海の幸を楽しみましょう。
COLUMN 企画者のみどころ紹介「マドゥライ」
マドゥライでは、ヒンズー文化の粋、南インド最大級の美しいゴープラムを備えたミナクシ寺院を見ることができます。ミナクシは魚の目を持った女神、魚のように瞬きもせず、人々を優しく見守っている女神です。ミナクシ寺院は、今でも大勢のヒンズー教徒参拝客 でごった返しています。入り口では靴を脱ぎ、裸足で入って行きます。寺院の中は石造りで、岩肌を素足で感じることができます。 ミナクシ神が祀られている、ガルバクリハと呼ばれる神殿はヒンズー教徒以外入ることができませんが、周囲のマンダパ、神秘的な回廊をヒンズー教徒と一緒に歩くと、彼らの気持ちを直接感じることができます。寺院の周りも、南インドじゅうから集まってきた方々、聖なる牛達が歩いています。マドゥライは、南インドの人々の生活をどっぷり感じることのできる場所です。
COLUMN 企画者のみどころ紹介「カンニャークマリ」
インドでは水、そして川は聖なるものです。特に川が合流する場所は聖なる場所です。カンニャークマリは、三つの海、アラビア海、ベンガル湾、インド洋が交わっている場所なので、インド人なら一度は巡礼を願う、聖地中の聖地です。ここでは海から太陽が昇り、海に沈みます。到着したら、海沿いの道、ビーチロードを西に向かって歩き、サンセットポイントに行きましょう。沈む夕日を掌の上に乗せはしゃぐ人々に交じり、夕日を楽しみましょう。満月の夜はサンライズポイントで月の出も楽しむことができます。さて、朝、日の出前にビーチロードを東に向かって歩くと、サンライズポイントは既にたくさんの夜店でにぎわっています。インド人に交じって、夜店を冷やかして歩きましょう。沖にはビビエンカーナンダの巨大な像が日の出を待っています。ゆっくりと明るさが増し、太陽が昇り始めると、周囲は歓声と溜息に包まれます。興奮しているインド人達と一緒に、聖なる朝日を全身に浴びましょう。
COLUMN 企画者のみどころ紹介「アレッピー」
南インドの雄、タミルナドゥ州を離れ、優雅なケララ州に向かいます。バスの車窓の風景の違いに気がつくことと思います。アレッピーはインド人カップルなら誰しもハネムーンで来たいと思う優雅な船旅で有名な場所です。バックウオーターと呼ばれるヤシの木が茂る水路を、ゆっくりと進む屋形船を、インド人はハネムーンボートと呼びます。バックウオーターを超えて吹いてくる風に身を任せ、行きかう船の人々と手を振りあい、水辺で生活する人々の生活を、胸いっぱいに吸い込みます。途中、小さな港に寄り、穫れたてのエビや魚を買って、船でケララ料理にしてくれます。夕方には岸に停泊し、陸を散策することができます。隣に停泊した船との交流も楽しいものです。岸では、バックウオーターで洗濯をし、調理をする普通のケララの人々の生活にふれることができます。水路の上で迎える朝は、神々しい光に溢れています。さえずり声に振り向くと、カワセミ(キングフィッシャー)が飛び込むのを目の当たりにすることでしょう。
COLUMN 企画者のみどころ紹介「コーチン」
ケララ州最大の都市コーチンは、東インド会社の重要拠点として発展してきました。イギリス、オランダ、ポルトガル、スペインが覇権を 争ったコーチンでは、コロニアル(植民地)時代の建築物、教会、シナゴグ(ユダヤ教会)などを見ることができます。バスコダガマはコーチンで亡くなりました。その墓石も見ることができます。また、古来からのヒンズー文化豊かなケララでは、日本の歌舞伎と比較研究されている、女性役も男性が踊り、顔に隈取をする、インド4大古典舞踏、カタカリダンスを見ることもできます。太古の日本とインドの文化的交流にも思いを馳せる瞬間を楽しみましょう。
COLUMN 企画者のみどころ紹介「ニルギリ(ウーティ)」
インドはおいしい香辛料、コーヒー、紅茶の豊かなところです。イギリスの統治時代、紅茶の産地から港まで、山岳鉄道が建設されました。ニルギリティーで有名なニルギリ(ウーティー)の山岳鉄道は、ダージリンの山岳鉄道と共に、世界遺産に指定されています。2300mの冷涼な高地に広がるウーティーは、瀟洒なホテルでアフタヌーンティーを楽しむなど、イギリス統治時代の文化に触れることのできる場所です。紅茶畑を縫って走る山岳鉄道の旅は、インド人達にとっても一生に一度のエキサイティングな旅です。山岳鉄道の旅は、興奮したインドの人々の歓声に包まれ、またとない経験になると思います。
COLUMN 企画者のみどころ紹介「マイソールとシュリランガパトナ」
第二次世界大戦後インドが独立する前、マイソールは、南インド最大の、マイソール藩国の首都として栄えていました。マイソールには、イギリスが設立に関与していない、インド独自の最大の大学、歴史あるマイソール大学があり、ヒンズー、イスラム、アールヌーボー様式の融合した王宮には、今でもマハラジャ(王)の一族が住んでいます。シュリランガパトナでは、ヒンズー寺院、イスラム地区、焼場のある川辺のガート等、普通のインド人の生活を見ることができます。
COLUMN 企画者のみどころ紹介「シュラバナベルゴラ」
広大なデカン高原を走ると、そびえたつ岩山の上に、高さ18メートルの一枚の岩を彫って作られた、巨大な神像が屹立しているのが見えてきます。ジャイナ教の聖地、シュラバナベルゴラ、巨像はジャイナ教の神、ゴマテーシュワラの像です。12年に一回、世界中のジャイナ教徒が集まり、ゴマテーシュワラ像に聖なる水やミルク、ターメリックをかける儀式が行われます。この聖なる丘に、裸足で昇り、ゴマテーシュワラ像に祈りを捧げましょう。丘の上からは、360度デカン高原を眺め、地平線から吹きぬける風を受け止めることができます。
出発日と料金
2023年 出発日~帰国日 |
日数 | 旅行代金 | 催行状況 |
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11月25日(土) ~ 12月03日(日)河本憲治さん同行 |
9日間 | 468,000円 |
発着地 | 東京発着 | 最少催行人員 | 8名(16名様限定)河本憲治さん&添乗員同行 |
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燃油サーチャージ | 不要(3月15日現在) | ||
一人部屋追加代金 | 58,000円(ボート泊含む) | ||
ビジネスクラス | 追加代金等の詳細はお問い合わせください。 |
- 海外での空港税諸税は旅行代金に含まれています。
- 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。
- 特別企画コースのため再利用割引・特別割引はありません。
ツアー日程表
地名 | 時刻 | スケジュール地図を見る | |
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1 | 東京 シンガポール シンガポール チェンナイ |
10:55発 17:45着 20:20発 22:00着 |
空路、東京よりシンガポールへ。着後、航空機を乗り換えて、インドのチェンナイへ。
チェンナイ泊
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2 | チェンナイ (マハーバリプラム) マドゥライ |
08:00発 |
専用バスにてベンガル湾を望むマハーバリプラムへ。着後、マハーバリプラム観光(世界遺産の海岸寺院、5つの石彫寺院、世界最大規模のレリーフとされる「アルジュナの苦行」、クリシュナのバターボール等)。 その後、チェンナイへと戻り、夜発の航空機にてマドゥライへ。
マドゥライ泊
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3 | マドゥライ カンニャークマリ (コモリン岬) |
08:00発 16:00着 |
朝、南インド最大の巡礼地であるミナークシ寺院を見学。壮大な極彩色のゴープラム(塔門)と寺院石彫建築をご覧いただきます。その後、専用バスにてカンニャークマリへ。インド最南端のコモリン岬にてアラビア海に沈む夕日をご覧ください。
カンニャークマリ泊
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4 | (コモリン岬) カンニャークマリ アレッピー (バックウォーター) |
07:30発 16:00着 |
コモリン岬にてベンガル湾より昇る朝日をご覧いただきます。朝食後、専用バスにてケララ州の水郷地帯のアレッピーへ。ここから1泊2日のバックウォーター(水郷地帯)の船の旅をお楽しみください。水路沿いに暮らす人々の様子、水田地帯の様子など南インドらしい景色が続きます。ハウスボートではケララ料理をお楽しみいただきます。
アレッピー:ハウスボート泊
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5 | (バックウォーター) アレッピー コチ |
09:30発 12:00着 |
朝食後ハウスボートを下船し、専用バスにて港街コチ(コーチン)へ。着後、植民地時代の面影が残るフォート・コーチンエリアの旧市街を観光(聖フランシスコ教会、旧ユダヤ人街、チャイニーズフィッシングネット等)。インド四大古典舞踊のひとつカタカリダンスも見学します。夕食はアラビア海のシーフードをお楽しみください。
コチ(コーチン)泊
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6 | コチ ウーティ |
08:00発 18:30着 |
専用バスにて一路、ニルギリ山脈の避暑地ウーティを目指します。
ウーティ泊
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7 | ウーティ ニルギリ鉄道 クーヌール マイソール |
08:00発 13:00発 19:00着 |
朝、世界遺産ニルギリ鉄道に乗車し茶畑の風景を眺めながら山腹のクーヌールへ。クーヌールではニルギリティーもお楽しみください。その後、専用バスにて自然豊かな森林地帯を走りマイソールへ。
マイソール泊
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8 | マイソール バンガロール |
12:00発 21:00着 |
朝、活気あふれる市場を散策後、インドで最も豪華な宮殿ともいわれるマイソール宮殿を見学します。その後、専用バスにて、古都シュリランガバトナ、ジャイナ教の聖地シュラバナベルゴラを訪問。645段の階段を裸足で登り、巨大なゴマテーシュワラ像に参拝。 その後バンガロールへ。 深夜の便にて、シンガポールへ。 機中泊
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9 | バンガロール シンガポール シンガポール 東京 |
01:20発 08:15着 09:20発 17:05着 |
シンガポール着後、航空機を乗り換えて、帰国の途につきます。着後、解散。 |
- 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
- 食事回数:朝7/昼7/夜6:機内食は除く
- 利用予定航空会社:シンガポール航空
ご案内とご注意
査証(ビザ) | インド(25ドル)、代行手数料(4,400円)、写真1枚。旅券の残存有効期間は入国時に6ヵ月、査証欄余白は2ページ以上必要です。 |
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気候・服装 | 全行程夏服で過ごせますが、冷房対策に薄手の上着もご用意ください。 |
利用予定ホテル | 下記をご覧ください。 ■チェンナイ:プライド、レモンツリー、アコード、ザ・パーク・バイ・ゾーン、GRT、ザ・パーク、アイビス、サベラ ■マドゥライ:GRTリージェンシー、フォーチュン・パンダヤン、アストリア・バイ・スパルサ、ポッピー・ホテル、ゲートウェイホテル、ヘリテージ・リゾート ■カンニャークマリ:スパルサ・リゾート、シンガー・インターナショナル、シー・ビュー、シーショア ■コチ:カジノ、トライデント、アバド・プラザ、アバド・アトリウム、アイビス、ノボテル、レモンツリー、フォー・ポイント・バイ・シェラトン、モンスーン・エンプレス ■ウーティ:シンクレア、アコード・ハイランド、スターリン、フォーチュン・サリバン・コート、サボイ、デライツ・イン・リゾート ■マイソール:ラディソンブル、サザンスター、フォーチュンJP、ロイヤル・オーキッド・メトロポール、リオ・メリディアン、サンデッシュ・ザ・プリンス、レジェンタ・セントラル、ウィンドフラワー・リゾート |
宿泊について | 一部のホテルではお湯の出が悪く、ハウスボートでは水シャワーのみとなります。また、ハウスボートにはスーツケースを持ち込むことができません。 |
旅行条件について | 取引条件はこちらの 海外旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。 |
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世界遺産
マハーバリプラムの建造物群/インドの山岳鉄道群(ニルギリ山岳鉄道)