ツアーのポイント

ポイント ヒマーチャル・プラデーシュ州西部 "最も閉ざされた谷"パンギ溪谷へ

インド北西部ヒマラヤ山脈の西側に位置するヒマーチャル・プラデーシュ州。その中でもヒマラヤの山地にある西部は、冬の時期は豪雪に閉ざされ、インドで最も訪れる事の難しい地域の一つです。5月下旬から9月下旬までのわずか4ヶ月の間だけ通る事ができるサチ・パスを越え、チャンバ渓谷からパンギ渓谷へ。変わりゆく景色をお楽しみください。

ポイント 花咲くベストシーズン限定企画・手つかずの高山植物の名所"サチ・パス"

ブルーポピーやエーデルワイスなど、多種多様な高山植物が咲く夏限定企画。山岳地帯のためアクセスが難しく、1年のうちわずか約4ヶ月間だけしか開通していないサチ・パス(4,390m)。外国人はもとより、インド人旅行者もほとんど訪れない峠は、まさに手つかずの花の名所です。もう一つの峠ロータン・パス(3,960m)でも色とりどりの花々の観察を存分にお楽しみいただけます。

ポイント 専用車は1台につきお客様3名様まで

専用車分乗での移動は、少しでも快適にお過ごしいただけるよう全員窓側のお席を確保しています。

ポイント 7月はマンゴーのシーズン

7月のヒマーチャルはマンゴーのシーズン真っ盛り。甘味が強く、小ぶりなマンゴーをご賞味ください。

COLUMN サチ・パスを越えて最も閉ざされた谷へ
チベット、ヒンドゥー文化の分岐点 パンギ溪谷

パンギ渓谷はピール・パンジャール山脈とザンスカール山脈に挟まれた谷で、ヒマーチャル・プラデーシュ州の中で最も“閉ざされた谷”です。積雪のため、1年の半分以上が他の地域から隔絶されます。シク教の聖地アムリトサルから、デヴィ(女神)信仰の篤いチャンバ地区、そして雪山に閉ざされたパンギ渓谷へ。ヒンドゥー教を信仰する地域からチベット仏教圏へと、多彩なヒマーチャルの魅力にふれる旅です。

パンギ渓谷のスーラル・バトリ村
伝統衣装を纏ったスーラル谷の女性
荷運びをするラバ
サチ・パスを越えてパンギ渓谷へ
伝統衣装を纏ったスーラル谷の女性

COLUMN 高山植物咲く雪の峠越え ヒマラヤ・アドベンチャールート

インド北西部、ヒマラヤ山脈の西側に位置するヒマーチャル・プラデーシュ州。「ヒマーチャル」とは「万年雪をいだく山々」という意味で、平らな土地からヒマラヤの高山へと姿を変える一帯で、州の最高峰レオ・パルギャル山は標高6,816mです。チャンバ渓谷からパンギ渓谷へ抜けるサチ・パス(4,390m)は、雪の残るインド・ヒマラヤの中でも最もアドベンチャーなルート。3000m以上の山の斜面では放牧キャンプで暮すグジャールの人々との出会い、3,500m付近からはブルーポピーをはじめとする高山植物の花が現れ始めます。また、マナリからラダックへとつながる高山植物の名所ロータン・パス(3,980m)にはトンネルが開通し、移動距離は格段に短くなり峠の交通量が減りました。「世界の花かご」と称されるヒマーチャルの高山植物の観察をゆっくりとお楽しみいただけます。

サチ・パスへ
峠付近には雪が残る
咲き乱れる花々
植物の撮影を楽しむ
雪解け水を越えてゆく
サクラソウ
ブルーポピー

COLUMN 千年王国チャンバ

920年に藩王ラジャ・サヒル・ヴァルマンにより始まり、1848年にイギリスの支配下に入るまで約1000年続いたというチャンバ王国。ヒマラヤスギの木造建築文化と石造建築文化が融合した特徴的な建築物が数多く残ります。また、935年、カングラの支配から勝利した事を記念し、毎年ミンジャール祭が行われています。

チャンバ渓谷
ラクシュミーナラヤン寺院
ラテルネンデッケの木彫天井(チャムンダ・デヴィ寺院)
チャンバ・バティ寺院
ディヴィコティ村を訪問

出発日と料金

2025年 
出発日~帰着日
日数 旅行代金 催行状況
07月15日(火) ~
07月23日(水)高山植物の花咲く季節
9日間 398,000円
発着地 東京発着 最少催行人員 8名(13名様限定)添乗員同行
燃油サーチャージ 32,000円(12月20日現在の見込み)
一人部屋追加代金 52,000円
国際線のビジネスクラス 追加料金等の詳細はお問い合わせください。
  • 海外での空港税諸税は旅行代金に含まれています。
  • 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。
  • 少人数コースのため再利用割引・特別割引はありません。
  • 相部屋ご希望の場合でもご出発時点で相部屋の方がいらっしゃらない場合は、一人部屋追加代金が必要となります。予めご了承ください。

ツアー日程表

  地名 時刻 スケジュール地図を見る
1 東京
デリー
11:15発
16:45着
空路、東京より直行便でインドの首都デリーへ。着後、着後、専用バスにてホテルへ。
デリー泊
2 デリー
アムリトサル
パタンコット
チャンバ
早朝発


18:00着
早朝、国内線にて、シク教の聖地アムリトサルへ。着後、シク教徒の総本山・黄金寺院、門前町として賑わう旧市街を訪問します。その後、専用車にてパタンコットを経由してチャンバへ。
チャンバ泊
3 チャンバ
バイラガル
(デヴィコティ村)
09:00発
14:00着
着後、チャンバ市内観光ラクシュミーナラヤン寺院、チャンバ渓谷を望むチャムンダ・デヴィ寺院等)その後、専用車にて、ラビ川沿いのバイラガル村(2,300m)へ。着後、伝統的な家屋の立ち並ぶデヴィコティ村を訪問、ヒンドゥーの神々の壁画が残るチャムンダ寺院を見学します。
バイラガル泊
4 バイラガル
(サチ・パス)
キラール
08:00発

17:00着
専用車にて夏の間だけ開通するサチ・パス(4,390m)を越えて、パンギ渓谷の中心地キラールへ。チャンバ側のパンギ渓谷では道中、ブルーポピーなどの高山植物の観察もお楽しみいただきます。
キラール泊
5 キラール
(スーラル谷)
  終日、スーラル谷を訪れます。ブルーポピーをはじめ、高山植物の観察をお楽しみいただきます。
また、チベット仏教が息づく村ではタシチョリン・ゴンパを訪問します。
キラール泊
6 キラール
ウダイプール
キーロン
07:00発

18:00着
専用車にてラホール谷の中心地キーロンへ。途中、ウダイプールに立ち寄り、彫刻の美しいアシュトグジャ寺院を見学します。
キーロン泊
7 キーロン
ロータン・パス
マナリ
08:00発

17:00着
専用車にて、アタル・トンネル(3,100m)を抜けてヒマラヤの山里マナリへ。途中、ロータン・パス(3,980m)にてブルーポピーなどの高山植物の観察もお楽しみいただきます。
マナリ泊
8 マナリ
チャンディーガル
デリー
07:00発
午後発
21:10発
専用車にてチャンディーガルへ。着後、空港へ。 国内線にてデリーへ。着後、航空機を乗り換え、帰国の途に就きます。
機中泊
9 東京 08:45着 着後、解散。
  • 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
  • 食事回数:朝6/昼6/夜6:機内食は除く
  • 利用予定航空会社:エア・インディア

ご案内とご注意

査証(ビザ) インド(25ドル)、代行手数料(4,400円)、写真1枚。旅券の残存有効期間は入国時に6ヵ月、査証欄余白は2ページ以上必要です。
気候・服装 晴れると夏服で過ごせますが、チャンバ以北は標高が高く朝晩は冷え込みますので、ライトダウンなどの防寒着が必要です。モンスーンの影響で雨が降ることがありますので、雨具も必ずお持ちください。靴はハイキングシューズなどの運動靴が最適です。
利用予定ホテル 下記のホテルリストをご覧ください。
■アムリトサル:ゴールデンサローバーポルティコ、ラマダ、ゴールデンチューリップ
■チャンバ:シティハート
■バイラガル:ゲストハウス
■キラール:ゲストハウス
■キーロン:タシデレ、デイキッド、スノーランド、チャンドラブハカ、ゲストハウス
■マナリ:バノンリゾート、ディヴィエンディリゾート、オーキッド
高山病について 花の観察は標高3,500~4,000m付近となりますが、宿泊は伴いませんので高山病の心配はそれほどありません。
高山病についてのご注意と取り組み
海外旅行保険について ご参加の方には疾病死亡・治療、救援者費用を含む海外旅行保険へのご加入をお願いしております。
観光について 寺院・僧院等は観光地ではありません。現地事情や宗教行事により稀に入場できないことがあります。
日程について このコースの大部分は山岳道路のため、天候や道路状況などによっては一時的に通行不能になったり通行に予想以上の時間がかかる事があります。特に日程4日目バイラガル~キラール間、日程6日目キラール~ウダイプール間は、がけ崩れなどにより日程やルートの変更が生じる恐れがあります。予め現地事情をご理解の上お申し込みください。
宿泊について 都市部を除き、基本的に中級ホテルや簡易宿泊施設のゲストハウスに泊まります。設備が十分とはいえず、お湯の出が悪かったり、電気の使用に制限時間が設けられていることがあります。2人部屋の場合、エキストラベッッドやマットレスの手配となる場合があります。また、各地の宿泊施設には限りがあるため、御一人部屋をお取りできなかったり、 リスト内のホテルやゲストハウスに分宿になることがあります。そのような場合は変更補償金の対象外とさせていただきますが、生じた差額は返金いたします。
その他のご注意 果物、高山植物の開花状況はその年の気候により多少ずれることがあります。
旅行条件について 取引条件はこちらの 海外旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。

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