企画者の声
PROFILE 同行ガイド 五百澤 日丸 (いおざわ・ひまる)
新潟県在住。(有)レイヴン・所属。鳥類調査を中心に、執筆、写真撮影、ツアーガイドを行う。一番の関心事は、ヒマラヤ山脈から台湾・南西諸島・朝鮮半島・日本にかけての鳥類の分類・分布。主な著書に「日本の鳥550 山野の鳥 増補改訂版」(共著/文一総合出版)、「日本の野鳥650」(共著/平凡社)など。他にも著書多数。
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■五百澤 日丸さんよりメッセージ
初日は仁川国際空港に入り、北東に位置する鉄原地区へ北上します。翌日は38度線周辺へ。未だ戦争状態にある韓国と北朝鮮の国境沿い(非武装地帯)で鳥たちを探します。ここはある意味太古から続く鳥たちの営みを感じることができます。人がたやすく入ることができないが故の、ある意味で「鳥たちの楽園」なのです。ここではマナヅル・タンチョウをはじめクロハゲワシに期待をします。また、その年の旬な情報を入手して、直前に観察場所を確定いたします。年により出現する鳥は様々で、これまで、カンムリヒバリ、ノガンなどびっくりするような思わぬ鳥に出会えることもあります。
北部方面のあとは、ソウルより南下します。途中、コウライアイサのポイントやなどを覗いたりして、韓国中西部へ向かいます。夕方には、36万羽ものトモエガモが集結する場所へ向かいます。運が良ければ日没前にトモエガモの大群が乱舞してくれるます。河原にも上がって来るトモエガモがいればアップでの撮影にも期待をしたいです。とにかく西日を受けた時のオスの美しさは格別です。翌日は、韓国だけに生息するとても貴重なコウライバトを天然記念物のお寺に訪ねます。韓国らしいお寺も楽しみながら、付近ではハシブトガラやコイカルなどの姿も見られることでしょう。
ツアー終盤では南部へ移動して、韓国最大の水鳥の楽園順天湾でツル類・ガン類を堪能しながら、さらにコウライアイサに出会えればラッキーです。施設内の遊歩道では人気のダルマエナガを探しながら小鳥たちの撮影も面白いと思います。運が良ければカワウソが水面を泳いでいるかもしれません。猛禽類、特にノスリの仲間が多く、オオノスリやケアシノスリにも出会えるかもしれません。またイヌワシをはじめ珍しいワシたちが集まるポイントにも出かけます。さてどんなワシたちに出会えるでしょうか?
ちょっぴりミステリーツアーの要素も入った、内容てんこ盛りのツアーとなっております。
PROFILE 同行ガイド 戸塚 学(とづか・がく)
1966年愛知県生まれ・在住。高校3年生の時に写真に興味を持つ。子供のころから好きだった自然風景や生き物を中心に撮影をする。現在は「きれい・かわいい・かっこいい」写真よりも人間臭さを感じられるシーンや人間生活との関りを感じられる環境的な撮影に取り組む。究極は「臭いのする写真」を目指す。作品は写真集・写真展での発表の他、雑誌・図鑑・カレンダーに使用。著書に写真絵本「お山のライチョウ」(偕成社)など。
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COLUMN観察が期待できる野鳥
コウライキジ、サカツラガン、マガン、ヒシクイ、コハクチョウ、オオハクチョウ、ツクシガモ、アカツクシガモ、トモエガモ、コウライアイサ、ヘラサギ、クロツラヘラサギ、オジロワシ、クロハゲワシ、ハイタカ、オオタカ、ノスリ、ケアシノスリ、オオノスリ、カラフトワシ、ソウゲンワシ、カタシロワシ、イヌワシ、マナヅル、ナベヅル、タンチョウ、モンゴルセグロカモメ、ズグロカモメ、オオズグロカモメ、ゴビズキンカモメ、ワシミミズク、コミミズク、コウライバト、ヤマゲラ、アカゲラ、オオカラモズ、オオモズ、カササギ、ミヤマガラス、コクマルガラス、キバラガラ、ヒガラ、ハシブトガラ、ツリスガラ、ダルマエナガ、ヤマヒバリ、シベリアジュリン
※冬季にこれまで記録された野鳥(希少だが可能性のあるもの)
ノガン、カンムリヒバリ、ミカドガン、アオガン、ハクガン、シジュウカラガン、カリガネ、コクガン、キアオジ、ヤドリギツグミ、タカサゴモズ、チベットモズ、カワビタキなど
出発日と料金
2025年 出発日~帰着日 |
日数 | 旅行代金 | 催行状況 |
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01月15日(水) ~ 01月21日(火) | 7日間 | 488,000円 |
発着地 | 東京・大阪発着 | 最少催行人員 | 6名(8名様限定) 戸塚学さん&五百澤日丸さん同行 |
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燃油サーチャージ | 9,800円(6月20日現在の見込み) | ||
一人部屋追加代金 | 54,000円 | ||
日本の地方発着 | 名古屋、福岡発着をご希望の方はお問合せください。 | ||
国際線のビジネスクラス | 追加代金等の詳細はお問い合わせください。 |
- 海外での空港税諸税は旅行代金に含まれています。
- 少人数限定コースのため再利用割引・特別割引はありません。
- 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。
- 相部屋ご希望の場合でもご出発時点で相部屋の方がいらっしゃらない場合は、一人部屋追加代金が必要となります。予めご了承ください。
ツアー日程表
地名 | 時刻 | スケジュール | |
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1 | 東京 仁川 大阪 仁川 仁川 鉄原 |
午後発 午後着 午後発 午後着 午後発 夜着 |
空路、東京・大阪よりソウルの仁川空港へ。着後、専用車にて北朝鮮国境に近い鉄原(チョルン)へ(約2時間)。 ※同行ガイドは東京・大阪どちらかより同行(往復)します。 鉄原:大明ホテル泊
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2 | 鉄原 (国境沿い) |
北朝鮮との国境沿い(非武装地帯)で鳥たちを探します。マナヅルやタンチョウをはじめクロハゲワシが期待できます。午後は、鉄原からソウルにかけての一帯で、コウライアイサを探します。
鉄原:大明ホテル泊
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3 | 鉄原 郡山 |
08:00発 15:00着 |
専用車にて、中西部の郡山(クンサン)へ。途中、コウライアイサのポイントも探します。夕方には、36万羽ものトモエガモが集結するポイントにて、乱舞を狙います。
郡山:ベストウェスタン泊
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4 | 郡山 木浦 |
08:00発 17:00着 |
午前中、華厳寺とその周辺にて探鳥。韓国にのみ生息する貴重なコウライバトや、ハシブトガラ、コイカルなどを探します。昼食後、南西部の木浦(モッポ)へ。
木浦:オーシャンホテル泊
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5 | 木浦 順天 |
08:00発 17:00着 |
午前中、イヌワシをはじめ珍しいワシたちが集まる観察ポイントへご案内します。午後は、韓国最大の水鳥の楽園順天湾でツル類・ガン類を観察・撮影します。その後、順天(スンチョン)へ。
順天:順天湾Sホテル泊
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6 | 順天 昌寧 |
10:00発 17:00着 |
朝、順天湾にて探鳥後、牛浦(ウポ)沼へ。昼食後、ワシミミズクを探します。その後、昌寧(チャンニョン)へ
昌寧:スイートホテル泊
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7 | 昌寧 釜山 釜山 東京 釜山 大阪 |
12:00発 14:00着 16:20発 18:30着 16:45発 18:10着 |
朝、昌寧付近にてバードウォッチング。その後、釜山空港へ。空路、東京・大阪それぞれ帰国の途に就きます。着後、解散。 |
- 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
- 食事回数:朝6/昼6/夜6:機内食は除く
- 利用予定航空会社:アシアナ航空、大韓航空、チェジュ航空、全日空、日本航空
ご案内とご注意
査証(ビザ) | 日本を含む22ヶ国・地域に対し一時的に電子入国許可取得(K-ETA)の適用が免除されています。旅券の残存期間は入国時3ヶ月以上必要です。 |
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気候・服装 | しっかりとした防寒具が必要です。雨が降ることもありますので、雨合羽上下は必ずお持ちください。靴は防水性のハイキングシューズが最適です。 |
利用予定ホテル | 日程をご覧ください。 |
野鳥の観察について | 写真や日程表に記載のある野鳥は必ずしも見られるとは限りません。予めご了承ください。 |
大阪着の航空機について | チェジュ航空を利用します。無料受託手荷物はお一人様15kgまでです。また、機内食のサービスはございません。 |
その他のご注意 | 当コースは添乗員が同行しないコースのため、旅の記録のサービスはございません。 |
旅行条件について | 取引条件はこちらの 海外旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。 |
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