企画者の声
PROFILE 同行ガイド 五百澤 日丸 (いおざわ・ひまる)
新潟県在住。(有)レイヴン・所属。鳥類調査を中心に、執筆、写真撮影、ツアーガイドを行う。一番の関心事は、ヒマラヤ山脈から台湾・南西諸島・朝鮮半島・日本にかけての鳥類の分類・分布。主な著書に「日本の鳥550 山野の鳥 増補改訂版」(共著/文一総合出版)、「日本の野鳥650」(共著/平凡社)など。他にも著書多数。
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■ 五百澤日丸さんよりメッセージ
日本で鳥の渡りを楽しむ場所としては、北海道の天売島、山形県の飛島、石川県の舳倉島、長崎県の対馬などが有名です。しかし、この日本での渡りは実は亜流であって、渡りの本流は中国大陸沿いから朝鮮半島であることは、あまり知られておりません。この旅は、隣国の韓国の離島に出向いて渡りの本流を体験していただくことにあります。一度、この渡りの本流を体感してしまうと、やみつきになること間違いありません!もう日本の離島では満足できなくなります。
その一例として、「ゲッ、ゲッ」と鳴きながらブッポウソウ10羽の群れが、黄色いコウライウグイス十数羽の群れと一緒になって海から飛んで島に入ってくる光景や、畑にはオオルリ、サンショウクイ、アカマシコなどが群れ、足下にはコホオアカ、シベリアアオジ、キマユホオジロ、シロハラホオジロ、シマノジコ等のホオジロ類だらけ、シマゴマがあちこちで囀りその姿も丸見えになることも。チョウセンメジロが群れで通過・・などなど。コホオアカ、キマユホオジロ、シロハラホオジロ、シベリアアオジなどは普通種です。珍しい種としては、年により何か目玉として出現してきました。チベットウタツグミ、オレンジジツグミ、ヒメイソヒヨ、クロジョウビタキ、フッケンアオヒタキ、ハシグロヒタキ、ハイイロオウチュウ、チャイロツバメ、ヒメウタイムシクイ・・・などがその顔ぶれです。また離島以外も楽しみます。韓国本土も面白いのです。本ツアーのみが知りうる現地研究者から情報を得て、クロツラヘラサギやワシミミズクの繁殖地などにも訪れる予定です。韓国はこんなにも面白かったのか!と、実感することが出来るでしょう。
※但し、気候の状況などにより、波が高い、大潮のため港に船が入れない、濃霧などの条件次第では船が欠航して島に渡れない場合がございます。特に干満による欠航はその時が来て初めて分かる場合もあるそうで、昨年はその稀な状況に見舞われました。このように渡れない場合もありますので、予めご了承下さい。
PROFILE 同行ガイド 戸塚 学(とづか・がく)
1966年愛知県生まれ・在住。高校3年生の時に写真に興味を持つ。子供のころから好きだった自然風景や生き物を中心に撮影をする。現在は「きれい・かわいい・かっこいい」写真よりも人間臭さを感じられるシーンや人間生活との関りを感じられる環境的な撮影に取り組む。究極は「臭いのする写真」を目指す。作品は写真集・写真展での発表の他、雑誌・図鑑・カレンダーに使用。著書に写真絵本「お山のライチョウ」(偕成社)など。
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COLUMN 5月初旬に記録された野鳥
ホオジロ類のピークで勢揃いする頃です。昨年は渡りがやや早く、4月下旬からそのピークがありました。2023年の秋は、アトリ科の鳥が非常に多く渡来しました。その影響が来春、どのような影響となるのかある意味楽しみです。この他、ヒタキ類、ムシクイ類、カッコウ類、モズ類、ブッポウソウ、コウライウグイス、ヒメイソヒヨ等の他、珍鳥として、ヒメウタイムシクイ、オレンジジツグミなどの記録がある。
※但し、天候やその年の鳥の状況などにより、出現する野鳥の種類や個体数は大幅に変動することがあります。いわゆる「外れ年」ということが韓国の離島でも起こりますので、そこは飛ぶ鳥の子と、どうなるか保証は出来ませんので、予めご了承下さい。
5日間で、100種、最大で200種がツアー中に確認されています。以下がツアー中に出現する可能性がある種類になります。
●期待できる主な野鳥(これまで出た珍鳥も含む)
クロツラヘラサギ、セグロカッコウ、カッコウ、ツツドリ、ワシミミズク、ブッポウソウ、ヤツガシラ、ヤマゲラ、アカゲラ、ヒメコウテンシ、ヒバリ、ニシイワツバメ、ショウドウツバメ、イワミセキレイ、ツメナガセキレイ、キガシラセキレイ、ハクセキレイ4亜種、マミジロタヒバリ、ヨーロッパビンズイ、セジロタヒバリ、コセジロタヒバリ、サメイロタヒバリ、ムネアカタヒバリ、サンショウクイ、シロガシラ、チゴモズ、アカモズ2亜種、シマゴマ、ノゴマ、オガワコマドリ、コルリ、クロジョウビタキ、ノビタキ、ハシグロヒタキ、ヒメイソヒヨ、チベットウタツグミ、カラアカハラ、クロウタドリ、ダルマエナガ、ウグイス、チョウセンウグイス、ヒメウタイムシクイ、ムジセッカ、カラフトムジセッカ、アムールムシクイ、バフマユムシクイ、マミジロキビタキ、ムギマキ、オジロビタキ、オオルリ、フッケンアオヒタキ、ハシブトガラ、チョウセンゴジュウカラ、チョウセンメジロ、メジロ、シロハラホオジロ、ホオアカ、コホオアカ、キマユホオジロ、シマアオジ、シマノジコ、アオジ、シベリアジュリン、アトリ、アカマシコ、コイカル、ギンムクドリ、シベリアムクドリ、カラムクドリ、ホシムクドリ、コウライウグイス、ハイイロモリツバメ、オウチュウ、ハイイロオウチュウなど。
場合によっては北上中のガン類やハクチョウ類、カモ類などが見られることもあります。
出発日と料金
2024年 出発日~帰着日 |
日数 | 旅行代金 | 催行状況 |
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05月01日(水) ~ 05月05日(日)五百澤日丸さん&戸塚学さん同行 ゴールデンウィークコース |
5日間 | 388,000円 |
発着地 | 東京・大阪発着 | 最少催行人員 | 6名(8名様限定) 五百澤日丸さん&戸塚学さん同行 |
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燃油サーチャージ | 12,000円(12月1日現在の見込み) | ||
一人部屋追加代金 | 34,000円 | ||
日本の地方発着 | 福岡・名古屋発着をご希望の方はお問合せください。 | ||
国際線のビジネスクラス | 追加代金等の詳細はお問い合わせください。 |
- 海外での空港税諸税は旅行代金に含まれています。
- 少人数限定コースのため再利用割引・特別割引はありません。
- 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。
ツアー日程表
地名 | 時刻 | スケジュール | |
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1 | 東京 ソウル 大阪 ソウル ソウル 保寧市 |
09:00発 11:40着 09:10発 11:00着 |
空路、東京・大阪より韓国のソウルへ。着後、専用車にて固城へ向かいます。着後、保寧市のホテルへ。 ※ガイドの五百澤日丸さんは東京より、戸塚学さんは大阪より同行(往路)し、ソウルで合流します。復路は戸塚学さんが大阪へ同行します。 保寧市泊
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2 | 保寧市 離島 |
午前又は昼発 昼又は午後着 |
フェリーにて保寧市の離島へと渡ります。着後、島内で徒歩にてバードウォッチング。渡り鳥の観察を狙います。
離島泊
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3 | 離島 | 引き続き徒歩にて島内でのバードウォッチングをお楽しみください。
離島泊
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4 | 離島 保寧市 仁川 |
午前又は午後発 昼又は午後着 夕方着 |
フェリーにて本土へと戻り、専用車にて仁川へ。
仁川泊
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5 | ソウル 東京 ソウル 大阪 |
15:45発 18:15着 14:05発 15:50着 |
朝、仁川付近にてバードウォッチング。空路、東京・大阪それぞれ帰国の途に就きます。着後、解散。 |
- 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
- 食事回数:朝4/昼4/夜4:機内食は除く
- 利用予定航空会社:アシアナ航空
ご案内とご注意
査証(ビザ) | 日本を含む22ヶ国・地域に対し一時的に電子入国許可取得(K-ETA)の適用が免除されています。旅券の残存期間は入国時3ヶ月以上必要です。 |
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気候・服装 | 春となり合服となります。長袖シャツにジャンパーやライトダウンなどの上着をご準備ください。雨が降ることもありますので、雨合羽上下は必ずお持ち下さい。靴は防水性のハイキングシューズが最適です。 |
利用予定ホテル | 保寧市:ボンガヤホテル、ケイホテル、アイランドホテル 離島:ノウルペンション、ドンべクペンション、ウェヨンドペンション、ヘンウンペンション、ヨンジン民宿、平和民宿、パクチョル民宿、チュオク民宿 仁川:ゼウメスホテル、クインホテル、スカイホテル、仁川空港ホテル、エアーステイホテル |
ツアーの特性について | 離島への船は海の状況や濃霧の影響で欠航となる場合があります。その様な場合、離島での滞在時間が短くなるなど日程に変更が生じる可能性があります。尚、写真や日程表中の野鳥は必ず見られるとは限りません。予めご理解の上、お申込みください。 |
野鳥の観察について | 写真や日程表中の野鳥は必ず見られるとは限りません。予めご理解の上、お申込みください。 |
その他のご注意 | 当コースは添乗員が同行しないコースのため、旅の記録のサービスはございません。 |
旅行条件について | 取引条件はこちらの 海外旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。 |
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