秘境ツアーのパイオニア 西遊旅行 / SINCE 1973

PROFILE 同行ガイド　五百澤 日丸 （いおざわ・ひまる）

新潟県在住。（有）レイヴン・所属。鳥類調査を中心に、執筆、写真撮影、ツアーガイドを行う。一番の関心事は、ヒマラヤ山脈から台湾・南西諸島・朝鮮半島・日本にかけての鳥類の分類・分布。主な著書に「日本の鳥550　山野の鳥　増補改訂版」（共著／文一総合出版）、「日本の野鳥650」（共著／平凡社）など。他にも著書多数。
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■ 五百澤日丸さんよりメッセージ

昨年行ったクロハゲワシの越冬地を巡るツアーを改良いたしました。今回は南部から北上するのではなく、釜山空港発着で南部の鳥たちを堪能かつ撮影を楽しみます。クロハゲワシの越冬地では400～500羽のクロハゲワシたちを間近に観察と撮影を楽しみます。翼を広げると3m近くになる巨大な鳥が、まるでタカ柱のように視界いっぱいに旋回飛翔する姿は圧巻！クロハゲワシという名前のイメージが悪いようですが幼鳥は目がくりくりしていてモヒカン頭がとてもかわいらしく、一度見ればイメージが変わるでしょう。群れで採餌するシーンも、鳥が大きいのでこれまた圧巻です。テントの施設が敷地内にあるので、クロハゲワシの移動経路や繁殖地のモンゴルでの暮らしも知ることができます。もちろん大人気のワシミミズクも探しに行きます。出会えることを期待したいですね。

韓国最大の水鳥の楽園順天湾でツル類・ガン類を堪能しながらコウライアイサに出会えればラッキーです。施設内の遊歩道では人気のダルマエナガを探しながら小鳥や水鳥たちの撮影も面白いと思います。運が良ければカワウソが水面を泳いでいるかもしれません。また付近のマツ林や、森林帯では、キバラガラやヤマヒバリなどとも出会えることがあります。猛禽類も特にノスリの仲間が多く、オオノスリやケアシノスリにも出会えるかもしれません。またイヌワシをはじめ珍しいワシたちが集まるポイントにも出かけます。昨年は、イヌワシ・カタシロワシ・カラフトワシ・ソウゲンワシがほぼ一箇所で越冬しました。さてどんなワシたちに出会えるでしょうか？ちょっぴりミステリーツアーの要素も入り、少しゆったり目なスケジュールで楽しみます。

PROFILE 同行ガイド　戸塚 学（とづか・がく）

1966年愛知県生まれ・在住。高校3年生の時に写真に興味をもつ。子供のころから好きだった自然風景や生き物を中心に撮影をする。現在は「きれい・かわいい・かっこいい」写真よりも人間臭さを感じられるシーンや人間生活との関わりを感じられる環境的な撮影に取り組む。究極は「臭いのする写真」を目指す。作品は写真集・写真展での発表の他、雑誌・図鑑・カレンダーに使用。著書に写真絵本「お山のライチョウ」（偕成社）など。
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クロハゲワシ

クロハゲワシ

COLUMN 観察が期待できる野鳥

コウライキジ、コハクチョウ、オオハクチョウ、ツクシガモ、コウライアイサ、ヘラサギ、クロツラヘラサギ、イヌワシ、カタシロワシ、ソウゲンワシ、カタシロワシ、オジロワシ、ケアシノスリ、オオノスリ、ノスリ、マナヅル、ナベヅル、モンゴルセグロカモメ、ズグロカモメ、ワシミミズク、カササギ、ミヤマガラス、キバラガラ、ハシブトガラ、ツリスガラ、ダルマエナガ、ヤマヒバリ、シベリアジュリンなど

ダルマエナガ

ヘラサギ

カササギ