ツアーのポイント

ポイント 祈りの僧房群アチェンガル・ゴンパへ

草原に忽然と現れる僧房群アチェンガル・ゴンパ。尼僧が住む僧房がひしめき合い、一つの宗教都市を形成しています。2019年に外国人の立ち入りが禁止されるのではないかと言われていましたが、現時点では訪問が可能です。この機会に訪れていただきたい貴重な場所です。

ポイント 経典を今に伝えるデルゲ印経院

今なお版木で経典を印刷するデルゲ印経院、文化大革命の危機には僧侶たちが命がけでこの貴重な文化財を守りぬきました。隔絶した山奥で、今に受け継がれる伝統をご覧いただけます。

ポイント 独自のチベット文化を育む東チベットのカム地方、ギャロン地方を巡る

乾燥した高原地帯というイメージがあるチベットですが、山深い緑や青々とした草原が広がり、まだ見ぬもう一つのチベット世界には、新しい発見があるかもしれません。
職人により作成される経典(デルゲ印経院)
敬虔な巡礼者

COLUMN 巨大尼僧院アチェンガル・ゴンパ

円を描くような川に囲まれた土地に密集して建てられた僧房群。現在2万人ほどの僧侶が暮らしており、中州部分には尼僧が暮らしています。1985年、高僧ケンポ・アチュ・リンポチェがここを永住の地と定めたことにより、彼の下に僧侶が集まり形成された宗教都市。6,000m級の山々が連なる山岳地帯を抜け、草原地帯に忽然と現れる絶景です。

男性の僧は中洲の外側に暮らす
多くの尼僧が修行に励む

COLUMN 経典の印刷工房・デルゲ印経院

印経院とは、経典や文献を刻版で印刷する工房です。1729年に創設、300年近く経つ今もなお刻版、製紙、印刷等の高度な伝統技術を脈々と受け継いでいます。文化大革命の破壊を奇跡的に逃れて、27万枚にも及ぶ版木を保管してあります。デルゲにはかつて小王国が存在し、ラサを中心とするゲルク派の影響が弱い地域でもありました。そのため、中央チベットでは廃れ始めたゲルク派以外の宗派の教えが途絶えてしまうことを憂い、その保護に努めました。チベット仏教全ての宗派の教義や信仰を現代に伝え、学術的価値も高い貴重な存在です。玄奘三蔵がインドに取経の旅にでたように、熱心な信者は求法のためにデルゲに向かいます。

デルゲ印経院
保管された版木

COLUMN 緑のチベット カム地方・ギャロン地方

四川省西部は東チベット・カム地方に属し、ラサ周辺の乾いた大地とは異なり、春は花が咲き乱れ夏は緑に包まれる草原地帯です。風土も異なりその建築様式も他のチベット地域とは違います。「草地にある寺」を意味するバトン・ゴンパには、世界唯一と言われる50万枚の石板に刻まれた「大蔵経」の石積みと、40もの古い仏塔が残ります。石造りの塔を持ち、中国の最も美しい古鎮とされるロンタク(丹巴)の甲居村などギャロン地方独特の村も巡ります。

丹巴の梭坡村
大蔵経が刻まれた石板(バトン・ゴンパ)

出発日と料金

2019年 
出発日~帰着日
日数 旅行代金 催行状況
04月26日(金) ~
05月06日(月)ゴールデンウィークコース
11日間 398,000円
04月26日(金) ~
05月06日(月)ゴールデンウィークコース
11日間 398,000円
05月17日(金) ~
05月27日(月)
11日間 358,000円
06月14日(金) ~
06月24日(月)
11日間 358,000円
09月13日(金) ~
09月23日(月)
11日間 378,000円
10月11日(金) ~
10月21日(月)
11日間 368,000円
  • 海外での空港税諸税は旅行代金に含まれています。
  • 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。

ツアー日程表

地名 時刻 スケジュール地図を見る
1 東京
成都
17:25発
22:20着
空路、東京より直行便で、成都へ。
成都泊
2 成都
チョクツェ
マルカム

08:00発


18:00着

専用車にてマルカム(馬爾康:2,600m)へ。途中、東チベット建築様式の建物が残るチョクツェ(西索村:2,700m)にて土司官寨などを見学。
マルカム泊
3 マルカム
ザムタン
08:00発
13:00着
専用車にてザムタン(壌塘:3,285m)へ。
着後、ニンマ派の寺院で仏陀の目が描かれた古いチョルテンが残るバトン・ゴンパ(棒托寺)シリンガル・ゴンパ(曽克寺)へ往復観光。
ザムタン泊
4 ザムタン
カンゼ
14:00発
19:00着
午前中、チベット仏教チョナン派の総本山ザムタン・ゴンパ(壌塘大寺)で3つの僧院を見学します。午後、専用車にてカンゼ(甘孜:2,500m)へ。
カンゼ泊
5 カンゼ
デルゲ
08:00発
13:00着
専用車にてデルゲ(徳格:3,220m)へ。着後、今なお木版印刷が行われているデルゲ印経院を見学。その他、街の散策をお楽しみいただきます。
デルゲ泊
6 デルゲ
ぺユル
09:00発
19:00着
専用車にてぺユル(白玉:3,260m)へ。
途中、緑豊かな山中に築かれたペルプン・ゴンパ(八邦寺:3,800m)カトク・ゴンパ(噶陀寺:4,800m)を見学します。
ペユル泊
7 ぺユル
アチェン
13:00発
16:00着
朝、ペユル・ゴンパ(白玉寺:3,260m)を見学します。その後、専用車にて、アチェン(亜青:3,260m)へ。
僧房がひしめく亜青の町散策、アチェンガル・ゴンパを見学します。
※尼僧房街は男性禁制となります。
アチェン泊
8 アチェン
カンゼ
11:00発
16:00着
朝、天気がよければ高台からアチェンガル・ゴンパを照らす朝日鑑賞をします。その後、専用車でカンゼ(甘孜)へ。
カンゼ泊
9 カンゼ
ロンタク
08:00発
15:00着
専用車で、雪を頂く山脈や広大な草原、湖などの風景をお楽しみいただきながら、美人谷と称されるロンタク(丹巴:1,800m)へ。途中、石造りの塔楼が多く残る梭坡村を望む展望地に立ち寄ります。
ロンタク泊
10 ロンタク
成都
12:00発
19:00着
午前中、石造りの塔と緑豊かな谷が美しい、東チベットならではの素朴な風景が残る甲居村を散策します。その後、成都へ戻ります。途中、四姑娘山の展望台に立ち寄ります。
成都泊
11 成都
東京
09:00発
15:20着
空路、直行便にて帰国の途へ。着後、解散。
  • 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
  • 食事回数:朝10/昼9/夜10:機内食は除く
  • 利用予定航空会社:全日空

ご案内とご注意

査証(ビザ) 不要です。旅券の残存有効期間は、入国時に6ヶ月以上必要です。
気候・服装 日中は長袖シャツなどで過ごせますが、朝晩や曇天の日は冷え込みますので、十分な防寒具が必要です。雨の多い地域ですので、雨具も必ずお持ちください。
利用予定ホテル パンフレット巻末のホテルリストをご覧ください。
パンフレットのご請求はこちら
高山病について 高山病の影響が十分予想されるコースです。ご参加の方全員に健康アンケートのご記入をお願いしております。弊社では高山病対策として、添乗員がパルスオキシメーター(血中酸素飽和度測定装置)を持参するほか、現地で酸素ボンベを用意します。
高山病についてのご注意と取り組み
ホテルについて 地方のホテルは中級ホテルや簡易宿泊施設の招待所となります。場所によってはシャワーもなくお湯が配給制になったり、トイレが共同になるなど設備は十分ではありません。また、宿泊施設に限りがあるため、御一人部屋をお取りできなかったり、3人以上の大部屋泊になったり、リスト内のホテルに分宿になることがあります。そのような場合は変更保証金の対象外とさせていただきますが、生じた差額は返金いたします。
観光について アチェンガルゴンパの僧房街は男性禁制です。ガイドが男性の場合、ご案内できないことがあります。また、現地当局により突如訪問禁止になることもあります。予めご了承ください。その他寺院・僧院等は観光地ではないため、現地事情により入場観光できないことがあります。
移動について 各地の道路では修復、舗装工事が行われています。急遽通行止めになり、一部寺院見学ができなくなる場合があります。又、道路事情によって、小型車に分乗となる場合があります。
海外旅行保険について ご参加の方には疾病死亡・治療、救援者費用を含む海外旅行保険へのご加入をお願いしております。

4/26発・追加設定コースについて

観光内容は変わりませんが、観光の順番が異なります。詳細な日程はお問い合わせください。
旅行条件について 取引条件はこちらの 海外旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。

アチェンガル・ゴンパ立ち入り禁止による当ツアー実施の可否について

2019年4月中旬より、アチェンガル・ゴンパへの外国人を含む関係者以外の立ち入りが禁止されることとなりました。そのため6月までのツアーは実施を中止といたしました。9月以降のツアーにつきましては状況確認後、改めてツアーを実施、又は中止するかを判断する予定です。皆様のご理解をお願い申し上げます。

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