ツアーのポイント
ポイント 青海・甘粛に広がる「草原のチベット」アムド 篤き信仰にふれる旅
いにしえよりチベット系、トルコ系、モンゴル系民族が群雄割拠を繰り返してきた「草原のチベット」アムド地方。青蔵高原と黄土高原が接する場所に位置するレゴンは、チベット仏教勢力の拡大と共に「チベット仏教芸術の里」として発展し、中国全土にも広く知られています。本コースでは中国最大の塩湖・青海湖、黄河のほとりの景勝地・丹霞国家地質公園も訪問。甘加大草原を駆け抜け、レゴンから山間の町・夏河へ向かいます。標高3,000mを越える高原地帯では、遊牧を営むチベット族や、草原を彩る高山植物の姿をご覧いただく事ができます。「もう一つのチベット世界」アムドの旅。以前チベット自治区を訪問したことのある方にもお勧めです。ポイント レゴンに３連泊、神舞会とレゴン芸術をじっくり堪能
レゴンでは３連泊を設け、神舞会が最も盛り上がりを見せる最終日を見学します。祭りのほか、タンカを多く収蔵したレゴン芸術館も訪問。芸術の里・レゴンならではの緻密で鮮やかな色彩をお楽しみください。ポイント ゲルク派六大寺院のひとつ、ラブラン寺を訪問
青海省のタール寺と並び、アムド地方で最大規模のチベット仏教寺院であるラブラン寺を訪問します。チベット仏教学の教育機関としてもトップレベルとして知られ、人々の篤い信仰を集めています。COLUMN レゴンの「神おろし」 ― 今も息づく民間信仰
かつてチベット仏教・ニンマ派の一大拠点として栄え、現在もチベット仏教が篤く信仰されているレゴン。いにしえからの信仰は人々の生活や風習に強い影響を与えており、「神おろし」と呼ばれる神舞会の儀式の中にもその名残を垣間見ることができます。
神を自らに憑依させ、トランス状態で信託を下す「ハワ」（祭りを取り仕切る共同体の長）の存在や、串を体に刺す「肉の供物」、頭部を傷つけ血を流したまま踊る「血の供物」など衝撃的ともいえる儀式を通じ、人々は自然に宿る神々と対峙し、祈りを捧げ、暮らしの安寧を願って来ました。
男たちによる「肉の供物」COLUMN レゴン・ソフル村の神舞会を楽しむ
「ラツェ」と呼ばれる焼香台には杜松の木が絶やさず焚かれ、会場となる村の廟の広場には清めを意味する白い煙が立ち込めます。広場には、祭の輪を囲むように地元の人々が大勢集まり、絶えず行われる踊りや神事、笑いを誘う寸劇を楽しみます。
ツアーでは日程５日目、祭りの最終日に会場を訪れ、地元の人々と同じ目線で村の神舞会を見学します。写真を撮ったり、スケッチをしたり、ご自身のペースで過ごしていただくことができるのは、村ごとに行われる祭ならではの醍醐味。人々との交流も楽しみの一つです。
村人による寸劇 COLUMN 黄河のほとりの景勝地
丹霞国家地質公園を訪問
チベット高原と黄土高原の境界に位置する丹霞国家地質公園は、2010年に一般公開されたため、まだ訪れる観光客が少ない知られざる景勝地です。
「丹霞/タンカ」とは白亜紀の赤みがかった砂岩や礫岩によって形成された地形のことで、様々な鉱石が含まれていることから日の光が当たると様々に色を変えます。地層が織り成すダイナミックな情景をご体感ください。
美しい丹霞の山々出発日と料金
| 2015年 出発日～帰着日 |
日数 | 旅行代金 | 催行状況 |
|---|---|---|---|
| 08月05日(水) ～ 08月12日(水)レゴンの神舞会見学 |
8日間 | 298,000円 |  |
- 海外での空港税諸税は旅行代金に含まれています。
- 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。
ツアー日程表
| 地名 | 時刻 | スケジュール地図を見る | |
|---|---|---|---|
| 1 | 東京 北京又は上海 |
午前又は午後発 | 空路、東京・大阪よりそれぞれ北京又は上海へ。着後、航空機を乗り換えて青海省の省都・西寧（2,275m）へ。着後、ホテルへ。 ※添乗員は、東京・大阪のどちらか一方より同行し（往復）、北京又は上海にて合流します。 西寧泊 |
| 大阪 北京又は上海 |
午前又は午後発 | ||
| 北京又は上海 西寧 |
午後又は夜発 | ||
| 2 | 西寧 青海湖 丹霞国家地質公園 貴徳 |
08：00発 17：00着 |
専用バスにて、かつてチベットへと嫁いだ文成公主も越えた日月山の峠（3,510m）を越えて中国最大の塩湖・青海湖（3,200m）へ。着後、湖畔の散策をお楽しみください。その後、黄河のほとりの町・貴徳（2,370ｍ）へ。途中、赤い堆積岩が隆起してできた地形が美しい丹霞国家地質公園に立ち寄ります。
貴徳泊 |
| 3 | 貴徳 レゴン |
09：00発 17：00着 |
専用バスにて、チベット仏教芸術の里・レゴン（2,500m）へ。途中、パンチェン・ラマ10世の生家、パンチェン・ラマゆかりの文都寺を訪問します。 ※レゴン地区・熱貢賓館に３連泊します。 レゴン：熱貢賓館泊 |
| 4 | レゴン | 終日、タンカ作りで有名なレゴン地区の観光（ゲルク派の中心寺院ロンウー寺、レゴン芸術を展示したレゴン芸術館、華やかな装飾が特徴的なウトゥン下寺仏塔（外観）等）。昼食は、チベット族の民家にて羊肉やバター茶などの家庭料理をお召し上がりください。
レゴン：熱貢賓館泊 |
|
| 5 | レゴン （神舞会） |
終日、ソフル村にて神舞会を見学します。トランス状態になった男たちによる血の供物、肉の供物などを通じ、祭りの中に今も息づく独自の信仰を垣間見ることができます。
レゴン：熱貢賓館泊 |
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| 6 | レゴン 夏河 （ラブラン寺） |
08：00発 13：00着 |
専用バスにて、省境を越えて甘粛省の夏河（2,900m）へ。道中、甘加大草原ではチベット族の遊牧風景や、高山植物の花々の観察をお楽しみいただけます。夏河着後、ゲルク派六大寺院のひとつラブラン寺を見学。多くの名僧を輩出した、絶大な権威と規模を誇る大寺院をご覧いただきます。
夏河泊 |
| 7 | 夏河 合作 蘭州 蘭州 北京又は上海 |
08：00発 16：00着 夕方又は夜発 |
専用バスにて徐々に標高を下げながら、甘粛省の省都・蘭州へ。途中、合作にてミラレパ・ゴンパに立ち寄ります。蘭州着後、航空機にて北京又は上海へ。 北京又は上海泊 |
| 8 | 北京又は上海 東京 |
午前又は午後発 | 空路、東京・大阪それぞれ帰国の途につきます。着後、解散。 |
| 北京又は上海 大阪 |
午前又は午後発 |
- 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
- 食事回数：朝7／昼6／夜5：機内食は除く
- 利用予定航空会社：中国国際航空、中国東方航空
ご案内とご注意
| 査証（ビザ） | 不要です。旅券の残存期間は入国時に６ヶ月以上必要です。 |
|---|---|
| 気候・服装 | このコースで訪れるほとんどの場所は標高2,500mを超える昼夜の寒暖の差の大きい高原地帯です。日中は長袖シャツ程度で過ごせますが、朝晩は冷え込みますのでセーターやジャンパー等の防寒具もお持ちください。 |
| 利用予定ホテル |
西寧：建銀賓館、神旺大酒店、暇日王朝大酒店、金座大酒店、中発源飯店、西寧大厦、天年閣飯店 夏河：拉布楞賓館、民航大酒店、西羚大酒店、白海螺賓館、王府飯店、崗尖龍珠大酒店 北京：国都大飯店、珀麗酒店、中旅大厦 上海：航空酒店、南航明珠酒店、大衆空港酒店 パンフレットのご請求はこちら |
| 高山病について | 高山病の心配はほとんどありませんが、軽度の症状が出ることがあります。ご参加の方には疾病死亡・治療、救援者費用を含む海外旅行保険へのご加入をお願いしております。 高山病についてのご注意と取り組み |
| 観光について | 寺院・僧院等は観光地ではないため、現地事情により入場観光できないことがあります。また、神舞会で催される舞踊等は、雨天の場合、内容が変更になったり、延期・中止になることがあります。この時期はレゴン地区の雨安居にあたるため、寺院見学時に女性の立ち入りが制限される場合があります。予めご了承ください。 |
| 宿泊について | 地方のホテルでは、お湯の出が悪かったりする等、設備が十分でないことがあります。予めご了承ください。 |
| その他のご注意 | 花の開花時期はその年の気候により多少ずれることがあります。また、自然観察ですので写真や日程表中の植物が必ずしも見られるとは限りません。 |
【お申し込みにあたってのご注意】
レゴン地区を含む黄南チベット族自治州はチベット族が多く居住する地域であり、当局はチベット自治区同様、レゴン地区周辺にて一定の厳戒態勢を敷いております。昨年同時期のツアーでは、制限等は無く各地の訪問が可能でしたが、今後の情勢によっては当局の判断により、外国人の立ち入りが制限される可能性があります。当ツアーをお申込みのお客様には、お申込みいただいた時点での最新情報をお伝えし、旅行開始日の前日から起算して30日前の状況を以て、ツアー催行の可否を決定させていただきます。流動的な情勢の地域であることをご理解の上、お申込みください。なお、当ツアーでは入蔵許可証（チベット自治区入域許可証）は不要です。日本旅行業協会正会員
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東京
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