ツアーのポイント
ポイント 奇跡的にチベット自治区に残された仏教美術
中国チベット自治区内にも文化大革命の破壊を免れ、中には芸術的価値、学術的価値の高い壁画が保存状態も良く残る僧院が現存します。ポイント チベット仏教4大宗派の総本山を訪ねる
現在の最大宗派ゲルク派のガンデン寺、最古のニンマ派のミンドゥリン寺、サキャ派のサキャ南寺、カルマカギュ派のツルプ寺を訪問します。COLUMN チベット屈指の芸術宝庫 ギャンツェ・クンブム
インドとの交易の中心として栄えたギャンツェ、1418年にラプテン・クンサン・パクパによって創建された白居寺。その境内に聳える高さ42mの八層建て大ストゥーパ「ギャンツェ・クンブム」。75の龕室があり、中には仏菩薩が祀られ、美しい壁画や彫刻などで装飾されており、マンダラの壁画は2万を越えます。金剛頂経に説かれている28のマンダラ全てが描かれているのは世界でここだけ、その量と質ともにチベット屈指の芸術です。
COLUMN 至高の学者 プトゥンゆかりの シャール寺
至高の学者 プトゥンゆかりの シャール寺 チベット第二の都市シガツェの西、チベット仏教最高の頭脳を持つと言われるプトゥンが管長をつとめ、世界最高の仏典集「チベット大蔵経」を編纂した地として知られています。このプトゥンの管長就任を記念して多くの曼荼羅が描かれたと言われています。仏画の多くはネパールから招かれた絵師たちによるもので、バランスの良い体躯、魅惑的な細目、荘厳な装飾具と、その表現の緻密さと色彩の美しさで高く評価されています。学術的な価値も高い曼荼羅も保存状態良く残されています。
COLUMN チベット仏教4大宗派
ゲルク派(ガンデン寺):
チベット仏教最大でダライ・ラマ14世の属す宗派。総本山ガンデン寺はラサのセラ寺、デプン寺と並ぶゲルク3大寺院の一つ。開祖ツォンカパが1409年に建立した寺院で、ゲルク派の総本山として座主が管長を務めています。
ガンデン寺ニンマ派(ミンドゥリン寺):
最古の宗派とされ、古代チベット王国時代の経典を奉じます。総本山ミンドゥリン寺は残念ながら文革の破壊を受けましたが、残った主殿にある護法尊の壁画は必見です。
ミンドゥリン寺
カギュ派(ツルプ寺):
インドへ留学したマルパのもたらした教えに従う宗派。マルパの弟子ミラレパは、チベット仏教随一の聖者として親しまれています。カルマ・カギュ黒帽派のツルプ寺は文革で破壊されましたが、復興が進んでいます。
ツルプ寺サキャ派(サキャ寺):
在家密教行者のクン氏一族による氏族教団。1239年にモンゴルが侵攻してきた際に、フビライハンを仏教に教化して良好な関係を築きました。サキャ南寺は比較的良好に保存されており膨大な文献や壁画が難を逃れました。
サキャ寺出発日と料金
2019年 出発日~帰着日 |
日数 | 旅行代金 | 催行状況 |
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06月18日(火) ~ 06月26日(水) |
9日間 | 358,000円 | |
08月24日(土) ~ 09月01日(日)ラサのショトン祭見学 |
9日間 | 388,000円 | |
09月17日(火) ~ 09月25日(水) |
9日間 | 358,000円 | |
10月08日(火) ~ 10月16日(水) |
9日間 | 358,000円 |
発着地 | 東京・大阪発着 | 最少催行人員 | 10名・添乗員同行 |
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燃油サーチャージ | 7,000円(12月7日現在の見込み) | ||
一人部屋追加代金 | 42,000円 | ||
ビジネスクラス | 追加代金等の詳細はお問い合わせください。 |
- 海外での空港税諸税は旅行代金に含まれています。
- 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。
ツアー日程表
地名 | 時刻 | スケジュール地図を見る | |
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1 | 東京 中国内都市 大阪 中国内都市 |
午前又は午後発 午前又は午後発 |
空路、東京・大阪よりそれぞれ中国内都市へ。着後、ホテルへ。 ※添乗員は東京・大阪のどちらか一方より同行し(往復)、中国内都市にて合流します。 中国内都市泊
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2 | 中国内都市 ラサ ラサ ツェタン |
午前発 午前発 |
航空機にて、チベットの中心地ラサ(拉薩:3,600m)へ。着後、専用車にてソンツェンガンポ王の故郷ツェタン(沢当:3,400m)へ向かいます。着後、伽藍の配置がマンダラとなっており、チベット仏教建築の最高傑作であるサムエ寺を訪問。ご希望の方には、サムエ寺を見下ろすへポリの丘へご案内します(徒歩で往復約1時間)。
ツェタン泊 |
3 | ツェタン シガツェ |
09:00発 19:00着 |
専用車にて、チベット第二の都シガツェ(日喀則:3,920m)へ。途中、ダナン渓谷にあるニンマ派の総本山ミンドゥリン寺の護法尊や、サキャ派の分派ゾン派の総本山コンカルチューデを見学します。サキャ派密教の特徴を端的に表した美しい壁画が残ります。
シガツェ泊 |
4 | シガツェ (サキャ) |
専用車にて、要塞のようなサキャ派の総本山サキャ南寺へ往復観光。第二の敦煌といわれるほど、色彩も鮮明で精美な壁画やタンカが残り、貴重な法具なども保管されています。
シガツェ泊 |
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5 | シガツェ (シャール寺) ギャンツェ |
09:00発 15:00発 |
朝、歴代パンチェンラマの寺院として有名なタシルンポ寺を見学します。その後、専用車にて、古くからインドとの交易路の要衝として栄えたギャンツェ(江孜:3,900m)へ。途中、14世紀に仏教の大学者プトゥンを輩出したシャール寺を見学。緻密で色彩豊かなマンダラの壁画をご覧いただきます。ギャンツェ着後、特定の宗派に属さない寺院・白居寺、8階建ての大ストゥーパ(仏塔)のギャンツェ・クンブムを見学します。諸尊像や壁画で彩られ、マンダラの宝庫とも言われるチベットの至宝です。
ギャンツェ泊 |
6 | ギャンツェ ラサ |
08:00発 16:00発 |
専用車にて、カロ・ラ(峠:5,045m)、ヤムドゥク湖を展望するカンパ・ラ(峠:4,749m)を越えてラサへ戻ります。着後、ラサ郊外にあるカルマ・カギュ黒帽派の総本山ツルプ寺を見学します。
ラサ泊 |
7 | ラサ | 午前中、ダライ・ラマ5世がポタラに居を移すまで政府の中心が置かれたデプン寺の見学。午後、ゲルク派の総本山ガンデン寺(4,200m)を見学。途中、岸壁に張り付くように造られた洞窟寺院イェルパ寺(4,200m)を見学します。 ※8/24発コースでは、この日にラサのショトン祭を見学します。デプン寺は見学しません。 ラサ泊 |
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8 | ラサ ラサ 中国内都市 |
午前中、河口慧海や多田等観も修行したセラ寺の見学。午後、黄金でできた12歳の釈迦牟尼像が祀られている大昭寺を見学します。その後、ラサ空港へ。航空機にて、中国内都市へ。着後ホテルへ。
中国内都市泊 |
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9 | 中国内都市 東京 中国内都市 大阪 |
午前又は午後発 午前又は午後発 |
航空機にて、東京・大阪それぞれ帰国の途につきます。着後、解散。 |
- 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
- 食事回数:朝8/昼7/夜6:機内食は除く
- 利用予定航空会社:中国国際航空、中国東方航空
ご案内とご注意
査証(ビザ) | 不要です。残存有効期限は入国時に6ヶ月です。 |
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気候・服装 | 高地の旅行ですので昼夜の寒暖の差が大きく、日中は長袖シャツにセーター程度で過ごせますが、朝晩は寒くダウンジャケット等が必要です。 |
利用予定ホテル | パンフレット巻末のホテルリストをご覧ください。 パンフレットのご請求はこちら |
高山病について | 高山病の影響が予想されるコースです。ご参加の方全員に健康アンケートのご記入をお願いしております。弊社では高山病対策として、添乗員はパルスオキシメーター(血中酸素飽和度測定装置)を持参します。 高山病についてのご注意と取り組み |
海外旅行保険について | ご参加の方には疾病死亡・治療、救援者費用を含む海外旅行保険へのご加入をお願いしております。 |
観光について | 寺院・僧院等は観光地ではないため、現地事情により入場・観光できないことがあります。 |
旅行条件について | 取引条件はこちらの 海外旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。 |
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