ツアーのポイント
ポイント 2010年から観光開始!ブータン奥地の自然保護区へ
インドとの国境地帯に位置するサクテン自然保護区が、2010年に観光客にも開放されました。観光客を迎えるためテント場も整備され、自然の中での快適なトレッキングがお楽しみいただけます。ポイント ブロクパの里を巡るカルチャートレッキング
草原や森林の美しい景観の中を歩き、ブロクパの人々が暮らす村々を巡ります。ホーストレッキング(有料)も可能ですので、ご自身の体力に合わせてお選びください。COLUMN 伝統芸能 ヤク・チャム
かつてチベット南部のツォナ湖から女神ジョモに導かれブータンのこの地に移り住んできたという来歴を持つブロクパ。その来歴を村の神・ハモを乗せたヤクの人形と仮面をかぶったヤク使いがチャムで伝えます。
チャムが始まると村のあちこちから人々が集まり、学校からも授業を中断してたくさんの子供たちが見学にやってきます。太鼓の様な楽器でリズムを刻み、ヤク使いが唄うように語ります。
終盤にはツォクチェンと呼ばれるバター茶や地酒のアラが見学者や村人に振舞われ、村の女性たちも賑やかにおしゃべりをしながら車座になって飲みます。そして、最後は女性たちが横一列に手をつないで唄いながらの踊りを披露。サクテンの村ではこのヤク・チャムをご覧いただきます。
COLUMN ホーストレッキングのご案内
馬と馬子の手配をすることができます(チャリン/ポンメ6日間)。ただし、馬に乗った長時間の移動となるため、腰痛などの持病のある方にはお勧めできません。また、下り道、急勾配の危険な箇所や風が強い日は馬を下りて歩いていただきます。
トレッキングの途中から馬を手配することができないため、ご希望の方は日本出発前にお申し込みください。
料金:1名様 25,000円
※ご出発前に日本でお申し込み・お支払いとなります。
COLUMN 遊牧の民・ブロクパ
ヤクや羊を放牧し独特の文化を守りながら暮らしているブロクパの人々。彼らの衣装は非常に特徴的でヤクの毛で作られた5本の房をつけた帽子が目を引きます。女性はラックで赤色に染めた野生の絹糸で織られたロウシルク(ブラ)でできたワンピースに上着を、男性は赤色に染められたチュパを着用し、ヤクや羊の皮で作られたベストを身に着けている人もいます。チベット仏教ゲルク派や独特の宗教観を持ち、民族的には国境を隔てたインドのアルナチャールやチベットのモンパと関係があるといわれています。
訪れる観光客が多くないブロクパの村々では、お家に訪問すると手作りのバター茶でもてなしてくれたりと温かな一面にふれることも。まだまだ素朴なブータンの知られざる村へ出かけてみませんか。
COLUMN ブロクパの里を巡るカルチャートレッキング
【ご持参いただく荷物について】
日本からはスーツケースでご参加いただけます。スーツケースはタシガンのホテルに預けていただきますので、テント泊用の荷物は別途ダッフルバックなどにご準備ください。荷物は馬で運びます。
トレッキング中は水筒や雨具、カメラなど必要なものだけをデイパックにお持ちいただき、身軽に歩いていただけます。
【弊社が用意するトレッキングの装備】
個人用装備:テント、寝袋(有料5,000円)、マットレス、洗面器
共同装備:トイレテント、ダイニングテント、キッチンテント、パルスオキシメーター(血中酸素飽和度測定装置)
出発日と料金
2013年 出発日~帰着日 |
日数 | 旅行代金 | 催行状況 |
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05月08日(水) ~ 05月19日(日)シャクナゲの花咲くシーズン |
12日間 | 458,000円 | |
10月09日(水) ~ 10月20日(日)乾季のベストシーズン |
12日間 | 458,000円 |
- 海外での空港税諸税は旅行代金に含まれています。
- 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。
コース難易度
体力 | 1日の歩行時間は4~7時間。峠越えの日はややきつい勾配がありますが、歩くのが好きな方ならどなたでもご参加いただけます。 | |
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高度 | 最高宿泊高度は3,520m(メラ)、最高到達高度は4,153m(ナチュン・ラ)です。高山病の影響が十分予想されるコースです。 | |
宿泊 | トレッキング中はテント泊(5泊)となり、寝袋(冬用)が必要です。テントの設営は全てスタッフが行います。 | |
荷物 | 日本からはスーツケースでご参加いただき、タシガンにて荷物を詰め替えます。5泊6日分の荷物が入るバッグをご用意ください。トレッキング中はデイパックをご用意ください。 |
ツアー日程表
地名 | スケジュール地図を見る | 滞在地 | |
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1 | 東京/大阪 アジア内都市 |
空路、東京・大阪よりアジア内都市へ。着後、航空機を乗り換えて、インドのコルカタへ。着後、ホテルへ。 ※添乗員は東京・大阪のどちらか一方より同行し(往復)、アジア内都市にて合流します。 |
コルカタ泊 |
2 | コルカタ ガウハティ ダランガ (国境) サムドゥプジョンカル |
空路、アッサム州の州都ガウハティへ。着後、専用バスにて、ブラマプトラ川を渡りインド・ブータンとの国境地点・ダランガへ。着後、国境を越え、ブータン側の国境の町サムドゥプジョンカルへ。着後、国境の町の散策をお楽しみください。 | サムドゥップジョンカル泊 |
3 | サムドゥップジョンカル カンルン タシガン |
専用バスにて、平原から山間の道へ標高を上げながら北上します。途中、カンルンにて、ブータン最大の大学シェルブツェ・カレッジ外観、サンドペルリ・ラカンを見学します。 | タシガン泊 |
4 | タシガン チャリン ダムノン・チュ |
専用バスにてチャリン(2,130m)へ向かいます。着後、トレッキング開始。 ●トレッキング(約7時間) 草原の遊牧風景や点在する遊牧の民・ブロクパの村々を眺めながらダムノン・チュ(3,124m)へ。途中、メンドゥ・ラ(峠:3,354m)からは、天気が良ければインド・アルナチャール・プラデーシュ州との国境の山並みが展望できます。 |
テント泊 |
5 | ダムノン・チュ メラ (ツォクチェン) |
●トレッキング(約4時間) ダムノン・チュの河原に沿ってブロクパの里メラ(3,520m)へ。途中、ギャングにてブロクパの民家を訪問します。 メラ着後、村の散策やサムデンペリン・ラカンを見学。ブロクパの人々からバター茶やミルクティーが振舞われるツォクチェンもお楽しみいただきます。 |
テント泊 |
6 | メラ ミクサクテン |
●トレッキング(約6時間) ナチュン・ラ(峠:4,153m)を越えて、ミクサクテン(3,079m)へ。モミやネズ、シャクナゲの木々の森の中を歩きます。 |
テント泊 |
7 | ミクサクテン サクテン (ヤク・チャム) (ツォクチェン) |
●トレッキング(約5時間) 川沿いの道から丘を越えて、ブロクパの里サクテン(2,950m)へ。 サクテン着後、村の散策とユジュラック・ラカンを見学。村の守り神とヤクの来歴を伝えるヤク・チャムやツォクチェンもお楽しみいただきます。 |
テント泊 |
8 | サクテン ジョンカル |
●トレッキング(約7時間) 山を下り、小さな滝や川のある美しい景観の中をジョンカル(1,733m)へ。 |
テント泊 |
9 | ジョンカル ポンメ タシガン |
●トレッキング(約4時間) 森の中を下り、橋を渡って再び上りポンメ(1,820m)へ。 ポンメ着後、専用バスにてタシガンへ戻ります。 |
タシガン泊 |
10 | タシガン カリン サムドゥップジョンカル |
専用バスにてサムドゥップジョンカルへ。途中、カリンにて「カリン・キラ」などの織物の販売店を訪問します。 | サムドゥップジョンカル泊 |
11 | サムドゥプジョンカル (国境) ダランガ ガウハティ コルカタ アジア内都市 |
ブータン出国手続きの後、専用バスにてガウハティへ。着後、航空機にてコルカタへ。着後、航空機を乗り換えて、東京・大阪それぞれ帰国の途につきます。 | 機中泊 |
12 | アジア内都市 東京/大阪 |
着後、解散。 |
- 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
- 食事回数:朝10/昼 9/夜 9:機内食は除く
- 利用予定航空会社: タイ国際航空、全日空、ジェットエアウェイズ、キャセイ・パシフィック航空
ご案内とご注意
査証(ビザ) | ブータン(3,500円)、インド(2,135円)、代行手数料(4,200×2カ国=8,400円)、写真1枚。旅券の残存有効期間・査証欄余白は[東京申請]申請時6ヶ月以上・4ページ以上、[大阪申請]申請時6ヶ月以上・4ページ(見開き2ページ)以上必要です。 |
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気候・服装 | トレッキングルートは高原地帯のため昼夜の寒暖の差が大きくなります。日中は長袖シャツ程度で過ごせますが、曇天の日や朝晩は冷え込みますのでセーターやジャンパー等の十分な防寒具が必要です。靴は防水の利いたトレッキングシューズが最適です。コルカタ、サムドゥップジョンカルは暑く、夏服が基本となります。 |
利用予定ホテル |
日程及びパンフレット巻末のホテルリストをご覧ください。 パンフレットのご請求はこちら |
高山病のご注意 | 高山病の影響が予想されるコースです。ご参加の方全員に健康アンケートのご記入、及び疾病死亡・治療、救援者費用を含む海外旅行保険へのご加入をお願いしております。弊社では高山病対策として、添乗員がパルスオキシメーター(血中酸素飽和度測定装置)を持参します。 高山病についてのご注意と取り組み |
トレッキングについて | 特別な登山技術は必要ありません。荷物はすべて馬が運びますので、デイパックひとつの身軽な格好でトレッキングをお楽しみいただけます。ただし、高山病の影響が考えられますので、高所に弱い方のご参加はお勧めできません。 |
観光のご注意 | ブータンの城や僧院、学校は観光地ではありませんので、現地事情により入場観光できないことがあります。その場合は外観のみの見学となります。予めご了承ください。 |
テント泊について | トレッキング中はテント泊となり寝袋(冬用)が必要です。お持ちでない方には弊社より有料(6,000円)で貸し出しいたします。天候やテント場の状況等によりテントの設営が難しい場合は宿泊地が変更になることがあります。 |
宿泊のご注意 | 東ブータンではゲストハウス泊が基本となります。簡素な設備で、シャワーのみでお湯の出が悪かったり、お湯が配給制になることがあります。また、部屋数に限りがあるため分宿になることがあります。日程3日目・9日目のタシガンは、宿泊施設に限りがあるためランジュンに宿泊することがあります(タシガン/ランジュン間の距離は約16㎞、車で45分程度です)。 |
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