ツアーのポイント

ポイントケニアとタンザニアにある4つの世界遺産史跡群を訪ねる

東アフリカ、ケニアのモンバサと、タンザニアのインド洋島嶼部に浮かぶ2つの島ザンジバルとキルワ・キシワニ島を巡り、ヨーロッパにまでその名を知られたかつての都市国家に思いを馳せます。キルワ・キシワニ島では遺跡訪問許可を取得し、キルワ・キシワニとソンゴ・ムナラをボートで訪れ、かつての栄華を誇る宮殿跡や石のモスク跡などを見学します。

ポイント 世界遺産ザンジバル島旧市街のほか、3都市でそれぞれ連泊

モンバサ、キルワ、そしてザンジバル島で連泊。ザンジバルの旧市街ストーンタウンでは散策にも便利なホテルに宿泊します。探検家リビングストンゆかりの地も訪問。スパイス農園では特産のバニラ、丁子(クローブ)などの栽培風景もご覧いただきます。

訪問する
世界遺産

モンバサのジーザス要塞 (ケニア)、ゲディの考古地区(ケニア)、ザンジバル島のストーン・タウン(タンザニア)、キルワ・キシワニ島とソンゴ・ムナラ島の遺跡群(タンザニア)

COLUMN モンバサとマリンディ 大航海時代の港町

ケニアといえば内陸サバンナのサファリが有名ですが、南東に位置するインド洋沿岸部にも世界遺産の遺跡があります。マリンディには15世紀には明から鄭和の艦隊が、1498年にはヴァスコ・ダ・ガマがインドへの途中で来航しました。モンバサは16世紀初頭からスペイン、そしてポルトガルの支配下に置かれ、港を守るために建設された要塞があります。これらの港は季節風を利用した貿易を通じて栄えました。ヨーロッパ様式の美しいデザインが残るモンバサのジーザス要塞やオールドタウンを歩くと、大航海時代に開拓をもくろむヨーロッパからの航海士達や多くのムスリム商人が闊歩した昔日の栄華がうかがえるでしょう。

モンバサのオールドタウン
フォート・ジーザス(モンバサ)
バスコ・ダ・ガマ・クロス(マリンディ)
マリンディのバオバブの木

COLUMN キルワ・キシワニ 密林に沈みゆく都市遺跡

7~15世紀の全盛期には東アフリカの沿岸1,600㎞にわたってその力を保持した交易地であるキルワは、ジンバブエのモノモタパで産出される金の貿易を独占して興隆を極めました。やがてアラブの旅行家イブン・バットゥータによって紹介され、ヨーロッパに広く知られることになりましたが、ポルトガルやバントゥー族による破壊でキルワ島に暮らした人々の記録も失われました。1823年にイギリス海軍によってその壮麗な都市の廃墟が発見されましたが、この遺跡に関してはいまだ謎に包まれています。ツアーでは世界遺産にも登録されているキルワ・キシワニとソンゴ・ムナラの2ヶ所の遺跡をボートで訪れます。

金曜モスク址(キルワ・キシワニ)
マングローブのクリークを巡ってソンゴ・ムナラへ

COLUMN スルタンも魅了したインド洋交易かつての拠点ザンジバル

タンガニーカと呼ばれていた本土から沖合い35㎞にあるザンジバル島には、歴史の積み重ねによって、本土からのアフリカ人やかつての支配者だったオマーン系のアラブ人、商業に従事してきたムスリムのインド人などによって、様々な文化が交差しました。海岸沿いの旧市街はストーンタウンと呼ばれ、車も通れない狭い路地に珊瑚石で作られた壁に囲まれた住居が建ち並び、古いアラブの伝統を色濃く残した街並みを見せています。

珊瑚石で作られた狭い路地を散策(ストーンタウン)
ダウ船が行き交う港
マスカット様式のドア
クローブの実(スパイス農園)
リビングストンゆかりのカテドラル

出発日と料金

2025年
出発日~帰着日
日数 旅行代金 催行状況
09月13日(土) ~ 09月21日(日) 9日間 698,000円
12月27日(土) ~ 01月04日(日)年末年始コース 9日間 828,000円
発着地 東京発着 最少催行人員 8名(12名様限定)添乗員同行
燃油サーチャージ 32,600円(2月17日現在の見込み)
一人部屋追加代金 70,000円
国際線のビジネスクラス 追加代金等の詳細はお問い合わせください。
  • 特別価格コースのため再利用割引・特別割引はありません。
  • 相部屋ご希望の場合でもご出発時点で相部屋の方がいらっしゃらない場合は、一人部屋追加代金が必要となります。予めご了承ください。
  • 海外での空港税諸税は旅行代金に含まれています。
  • 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。

ツアー日程表

  地名 時刻 スケジュール
1 東京 21:15発 空路、東京よりソウル経由でエチオピアの首都アディスアベバへ。
機中泊
2 アディスアベバ
アディスアベバ
モンバサ
06:45着
09:20発
11:40着
アディスアベバ着後、ケニアのモンバサへ。午後、ダウ船と貿易風を利用したインド、アラビア、アジアとの交易で栄えた港町モンバサを散策します。16世紀末にポルトガル人によって造られたフォート・ジーザスやエリザベス女王のモンバサ訪問時に造られたゾウの牙を模したアーチ・タスクス、中世イスラムの雰囲気漂うオールドタウンや、いまだにオマーンやイエメンとの貿易に従事するダウ船が停泊しているオールド・ポートなどにご案内します。
モンバサ泊
3 モンバサ
(マリンディ)
(ケディ)
  モンバサから日帰りで海岸沿いに北上してケニアで最も古い港町の一つマリンディへ。 ヴァスコ・ダ・ガマが建てたと言われるダ・ガマ・クロスや、中国と関係のあったことが見て取れる柱墓、東アフリカ最古といわれるカトリック教会など見学します。午後、モンバサに戻ります。途中、2024年に世界遺産に登録されたゲディの歴史地区と考古遺跡へ。6世紀から17世紀にかけて人が定住していた、2つの石壁に囲まれた居住跡を見学します。
モンバサ泊
4 モンバサ
ストーンタウン
朝発
午前着
朝のフライトで、かつて奴隷・象牙・香辛料貿易の拠点でもあったザンジバル島へ。午後、ザンジバル島中部から南部の観光スパイス農園キジムカニのモスク跡等)。その後、ストーンタウンにあるホテルへ。
ストーンタウン泊
5 ストーンタウン   終日、世界文化遺産のストーンタウンの見学スルタン宮殿跡カテドラルアラブの砦跡、スワヒリ建築の残る住宅街、からゆきさんと呼ばれた日本人女性が暮らした通り等)。また、カテドラルでは、ザンビアの村で生涯を閉じた探検家リビングストンが最期を迎えた木の根から作られた十字架もご覧いただけます。
ストーンタウン泊
6 ストーンタウン
ダルエスサラーム
キルワ
朝発

夕方着
朝のフェリーで大陸側のダルエスサラームへ。着後、専用バスで7~15世紀にインド洋交易で栄えたスワヒリ漁民の暮らすキルワへ。
キルワ泊
7 キルワ



終日、ボートにて、イブン・バットゥータの旅行記やミルトンの「失楽園」にも登場する世界遺産で危機遺産に登録されているキルワ・キシワニの観光砲台跡ポルトガル要塞跡金曜モスク跡イマーム宮殿跡等)とソンゴ・ムナラの観光村落住居モスク跡等)。
キルワ泊
8 キルワ
ダルエスサラーム
アディスアベバ
アディスアベバ
朝発
18:45発
21:25着
22:35発
専用バスでダルエスサラームへ戻ります。夜の航空機にてアディスアベバヘ。着後、航空機を乗り換えて、ソウル経由で帰国の途につきます
機中泊
9 東京 19:30着 着後、解散。
  • 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
  • 食事回数:朝6/昼7/夜6:機内食は除く
  • 利用予定航空会社:エチオピア航空、サファリリンク

ご案内とご注意

査証(ビザ) ケニアeTA実費(35米ドル)、タンザニア実費(50.75米ドル)、代行手数料(5,500円×2ヶ国=11,000円)、写真1枚。旅券の残存有効期間は入国時より6ヶ月以上、査証欄の余白は2ページ以上必要です。
気候・服装 9月は乾季のベストシーズンです。12月は雨季の終わりにあたります。 1日中降ることはほとんどありませんが、雨具はお持ちください。海岸部のため非常に蒸し暑くなり、帽子や日焼け止めはご用意ください。
利用予定ホテル 日程及び下記をご覧ください。
■モンバサ:シティブルー、ムトゥ、プレミアム、セントリム、ココア、アイボリー、サファイア、ファットリア
■ザンジバル:
ゴールデンチューリップ、ホワイトパラダイス、チュイニ、コーラル、ビーチ、ホーレ
■キルワ:
パカヤ、ドリームズ、ビーチ、バンダリ
海外旅行保険について ザンジバルを旅行する際は、政府指定の旅行保険(44米ドル)への加入が義務付けられています。
現地国内線と荷物について 日程4日目に利用する国内線は小型機のため、荷物はお一人様15kgまで(持ち込み荷物は5kgまで)の布製のカバンまたはソフトタイプのキャリーケースをご用意ください。ハードタイプのスーツケースではご参加いただけません。参加人数によっては2機に分かれることもあります。
予防接種について 黄熱病の予防接種が必要です。マラリアに対する注意が必要な地域です。予防薬が販売されていますので、詳しくは担当までお問い合わせください。
旅行条件について 取引条件はこちらの 海外旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。

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