ツアーのポイント
ポイント 日本一の催行実績を持つ、西遊旅行のチャドへの旅い
2012年の視察に始まり、過去7年間で17回チャドへの団体ツアーを実施してきました。まだまだ訪れる観光客も少ない国だからこそ、チャドへの旅は実績のある西遊旅行でお出かけください。
ポイント 知られざるサハラの大国チャドの旅
砂漠と岩山の道を移動し、広大なチャドのエネディ山地までめぐる踏査行です。 首都ンジャメナ以外は全てテント泊の長期特殊コース。変わりゆくアフリカの中で、まだ本物のサハラの姿が残るチャドの旅です。
ポイント アドベンチャーツアー
本ツアーは長距離移動やキャンプ泊、サハラの旅を極める本格的な冒険旅行です。
COLUMN 風雨に浸食された堆積岩の台地 エネディ山地
チャド北東に位置する砂岩の岩山地帯で、長年の風と砂、雨による浸食から独特の奇岩群、ワディ、ゲルタ(水溜)を作り出しました。岩山は砂漠の中のシェルター的な役割をなし、古くから人が暮らし岩絵が描かれてきました。また、その動植物相にも貴重なものが多く、アルシェイのゲルタにはサハラ砂漠最後のワニとされるデザート・クロコダイルが生息しています。現在は、放牧を営むトゥブ族がたくさんのラクダを連れてゲルタに来る姿に出会えます。ラクダが大きな音を岩間に響かせ水を飲む姿は今や非常に貴重な一コマです。
COLUMN 太古の水が潤す砂漠の中のオアシス 世界遺産・ウニャンガの湖群
“ウニャス族の暮らす土地”を意味するウニャンガ。ティベスティ山地とエネディ山地の間にあり、50ほどの湖があります。この地域の水はチャド最高峰のエミクーシの地下から太古の水(完新生の雨が地下にたまったもの)が湧き出て地表に現れたもので、砂漠の中で神秘的な光景を作り出しています。
COLUMN デミの赤い塩 Red Salt of Demi
「赤い塩」というと塩が赤いように思いますが、実際は赤い砂が付着した塩の結晶です。 デミの砂漠には太古に閉じ込められた塩分があり、雨または地表に近い水分により深い塩の層の塩分ミネラルが毛細管現象で地表に上がってきます。人々はこれを土とあわせて採掘します。 塩自体は透明ですが土が赤色をしていることから「赤い塩」と呼ばれています。 一度掘った場所も1年半から2年で再生します。砂は混じっていますが、塩自体は美味で、以前はこの塩をアベチェまで運びミレットと交換していました。
出発日と料金
2020年 出発日~帰着日 |
日数 | 旅行代金 | 催行状況 |
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01月26日(日) ~ 02月12日(水) |
18日間 | 938,000円 |
発着地 | 東京発着 | 最少催行人員 | 6名(9名様限定) ・添乗員同行 |
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燃油サーチャージ | 21,400円(6月28日現在の見込み) | ||
一人部屋追加代金 | 22,000円 ※テントは全員に一張りずつご用意 | ||
ビジネスクラス | 東京/ンジャメナ間は往復45~50万円の追加で別途手配いたします。ご予約の時期によって、料金が変わることがありますのでご希望の方はお早めにお問い合わせください。 |
- 海外での空港税諸税は旅行代金に含まれています。
- 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。
ツアー日程表
地名 | 時刻 | スケジュール地図を見る | |
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1 | 東京 | 20:40発 | 空路、東京よりソウル経由でエチオピアのアディスアベバへ。
機中泊
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2 | アディスアベバ アディスアベバ ンジャメナ |
07:25着 10:05発 12:10着 |
着後、航空機を乗り換えて、チャドの首都ンジャメナへ。着後、ホテルへ。
ンジャメナ泊
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3 4 5 |
ンジャメナ 道中の砂漠 |
四輪駆動車に分乗し、エネディ山地へ向けて移動を開始します。 ※日程3日目~日程5日目は道中の砂漠にてキャンプ泊となります。 道中のキャンプ泊
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6 | 道中の砂漠 エネディ山地 |
いよいよエネディ山地へと入ります。
エネディ山地:キャンプ泊
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7 8 9 |
エネディ山地 | 日程7日目~9日目はエネディ山地を探訪。アルシェイのゲルタ、マンダゲリやテルケイの壁画、ハバイケやサビニャラの奇岩群などを見学します。 ※アルシェイのゲルタへは往復約3時間歩きます。 ※キャンプ地は毎日変わります。 エネディ山地:キャンプ泊
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10 | エネディ山地 デミ近郊 |
エネディ山地からバルクハン砂丘の続く、モウルディ低地を越え、デミへと移動します。デミの村では「赤い塩」の採掘場を見学します。 デミ近郊:キャンプ泊
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11 | デミ近郊 テゲデイ ウニャンガセリール |
さらに北上し、淡水と塩水の湖が点在するウニャンガの湖群へと向かいます。途中、テゲデイのオアシス、ウニャンガ・セリールでは湖畔のひとときを、砂漠の中に突如現れる湖の絶景をお楽しみください。 道中のキャンプ泊
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12 13 14 |
ウニャンガセリール ウニャンガケビール 道中の砂漠 |
日程12日目から15日目はウニャンガケビールを訪れた後、南下を開始します。景色は砂漠から徐々にサヘルへと移り変わります。 道中のキャンプ泊
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15 | 道中の砂漠 ゲラ山地 |
四輪駆動車にてハジャライ族の暮らすゲラ山地へと入ります。
ゲラ山地:キャンプ泊
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16 | ゲラ山地 ンジャメナ |
一路、ンジャメナへと戻ります。
ンジャメナ泊
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17 | ンジャメナ アディスアベバ アディスアベバ |
14:25発 20:25着 22:25発 |
空路、アディスアベバへ。着後、航空機を乗り換えてソウル経由で帰国の途につきます。
機中泊
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18 | 東京 | 19:20着 | 着後、解散。 |
- 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
- 食事回数:朝15/昼14/夜15:機内食は除く
- 利用予定航空会社:エチオピア航空
ご案内とご注意
査証(ビザ) | チャド(2,800円)、代行手数料(4,000円+消費税)、写真3枚、旅券の残存有効期間は入国時6ヶ月以上必要です。※チャドの査証は事前手続きの上、ンジャメナにて発給されます。事前手続きに時間がかかりますので、パスポートの写真のページのカラーコピー、写真3枚は1ヶ月前に必着となります。 |
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気候・服装 | 首都ンジャメナ周辺では日中は40℃位にまで暑くなり、しっかりとした日除け対策が必要です。エネディ山地は標高600m位でのキャンプもあり、朝晩は寒くなります。風が強い日も多く、体感温度が下がりますのでしっかりとした防寒着をご準備ください。 |
利用予定ホテル | パンフレット巻末のホテルリストをご覧ください。 パンフレットのご請求はこちら |
コースについて | 日程や移動は現地の状況を見てフレキシブルに対応させていただく冒険行です。観光客が入るようになってまだ間もないため現地の設備やサービスが不十分です。これらの特殊事情をご理解いただける方、長期の旅でほかの参加者と協力・協調できる方のご参加をお待ちしています。また、アルシェイでは往復約3時間歩く体力が必要です(キャンプなどで待つこともできます)。 |
キャンプについて | 冬用の寝袋が必要です。お持ちでない方は弊社より有料(6,000円)で貸し出しいたします。水が貴重な地域ですので洗髪などはあまりできません。また、テントの設営・撤収は皆様にもご協力をお願いします。食事は同行のコックが調理し、テーブルやイスなどの設備はすべてご用意しています。 |
荷物について | 長期間四輪駆動車に積んで移動し、共同装備もありますので、スーツケースではなく布製のかばんでご参加ください。 |
予防接種について | 入国時に黄熱病の予防接種の証明書が必要です。詳しくは担当までお問い合わせください。 |
動物の観察 | 写真および日程表記載のラクダやワニは必ずしも見られるとは限りません。予めご了承ください。 |
海外旅行保険について | ご参加の方には疾病死亡・治療、救援者費用を含む海外旅行保険へのご加入をお願いしております。 |
旅行条件について | 取引条件はこちらの 海外旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。 |
【チャドの危険情報について】
2019年6月現在、チャドの今回訪れる地域には「レベル3:渡航は止めてください」が日本の外務省より発出されています。一部地域に「退避勧告」が発出されていますが、今回は訪れません。安全第一でツアーを進めて参りますが、今後の突然の情勢悪化などにより出発前、出発後にも日程変更が生じることもあります。日本旅行業協会正会員
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大阪
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世界遺産
ウニャンガの湖群/エネディ山地の自然的・文化的景観