ツアーのポイント
ポイント スーダン北部・古代クシュ王国の遺産を巡る歴史紀行
かつてアフリカ大陸の4分の1を支配した強大なクシュ王国の遺跡の数々を見学。メロエ、ナカ、クッルはもちろんのこと、トトメスⅢ世の立像が横たわるトンボス遺跡やアメンホテップⅢ世が築いた神殿跡が残るソレブなど、第3カタラクト付近までの知られざる遺跡も訪問。古代に華開いた王朝の栄華を物語る遺跡の見学をお楽しみください。ポイント 夕日に染まる遺跡群を見学
メロエ遺跡では通常の見学だけでなく、夕日に染まるピラミッド群も展望。ジェベル・バルカルでは岩山に登り、遺跡の全景や彼方に沈み行く夕日の見学へご案内。2つの世界遺産を美しい時間帯に訪れます。ポイント 13名様限定、少人数でゆったり巡る旅
宿泊施設など、まだまだ観光地としての設備が整っていないスーダン。少人数限定にすることで、可能な限り快適さを確保します。ポイント 四輪駆動車は1台につきお客様3名様まで
バユーダ砂漠の横断やメロエ遺跡への移動など、四輪駆動車での移動は全員窓側の席をご用意します。COLUMN スーダン最北部 ケルマに栄えた古代文明
スーダン最北部のケルマも訪問。ケルマ王国は、ナイル川第3カタラクト付近に存在した熱帯アフリカでも最初期の都市です。農耕や農業だけでなく、この王国は上ナイルと下ナイルを結ぶ特に重要な交易の中心として発展しました。強制的な殉死の習慣が見られる宗教建築デフーファを含むケルマ遺跡や、束ねたパピルスをデザインした美しい柱の残る第18王朝時代のソレブの神殿など、5500年前に遡る古代ケルマの文化を紐解きます。
COLUMN ナイル川上流・ヌビア地方に栄えた古代クシュ王国の遺産
紀元前9世紀から紀元4世紀にかけて、ナイル川上流のヌビア地方に栄えたクシュ王国。最盛期にはアフリカ大陸の4分の1にも及ぶ強大な王国を築きました。王国は建造物や高度な製鉄技術、現在も未解読のメロエ文字など、高次元の文明を持ったことでも知られています。紀元前6世紀になると南下してきたアッシリアの勢力に破れ、南部のメロエへ都を移しました。さらに紀元4世紀にエチオピアのアクスム王国に滅ぼされるまで繁栄し、メロエに残るロイヤル・シティ(王宮)跡やピラミッド、神殿などの遺構から往時の様子を偲ぶことができます。
COLUMN 新たな発掘により開かれるスーダン考古学の扉
1916年から22年の間にジェベル・バルカルを中心に行われた発掘調査で考古学者ジョージ・A・ライズナー博士は、現在の発掘にも役立つ貴重な資料を残しました。博士が残した地図を基に衛星からの画像を解析したところ、歴代の王の葬祭に使われたとみられる建造物跡が発見されました。建造物はまだほんの一部しか出土していませんが、放射性炭素年代測定などを用いた調査が続いています。メロエの人々はピラミッドを築き、メロエ文字と呼ばれる未解読の文字を用いていました。紀元前800年頃メロエ文化が突如として出現するまで、彼らの痕跡はこれまで謎に包まれていましたが、今後の調査でクシュの起源が解明される日も近いかもしれません。
出発日と料金
2018年~2019年 出発日~帰着日 |
日数 | 旅行代金 | 催行状況 |
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11月09日(金) ~ 11月18日(日) |
10日間 | 428,000円 | |
12月28日(金) ~ 01月06日(日)年末年始コース |
10日間 | 548,000円 | |
01月18日(金) ~ 01月27日(日) |
10日間 | 428,000円 | |
02月15日(金) ~ 02月24日(日) |
10日間 | 428,000円 |
- 海外での空港税諸税は旅行代金に含まれています。
- 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。
ツアー日程表
地名 | 時刻 | スケジュール地図を見る | |
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1 | 東京 | 21:25発 | 空路、東京よりソウル経由でエチオピアの首都アディスアベバへ。
機中泊 |
2 | アディスアベバ アディスアベバ ハルツーム |
07:10着 09:35発 10:25着 |
アディスアベバ着後、航空機を乗り換えて、スーダンの首都ハルツームへ。夕方、青ナイルと白ナイルの合流地点を見るナイル川クルーズへご案内します。 ※ハルツームでは5ツ星クラスの「コリンティアホテル」に宿泊。 ハルツーム:コリンティアホテル泊 |
3 | ハルツーム ケルマ遺跡 ドンゴラ |
08:00発 17:00着 |
四輪駆動車に分乗しドンゴラへ。途中、紀元前2500年頃より栄えたケルマ遺跡を見学します。
ドンゴラ泊 |
4 | ドンゴラ (トンボス遺跡) (ナイル第3カタラクト) (ソレブ遺跡) |
四輪駆動車にてソレブまで往復観光。古代エジプトの石切り場だったトンボス遺跡、サボの岩絵、ソレブ遺跡、ナイル第3カタラクトを見学します。
ドンゴラ泊 |
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5 | ドンゴラ カリマ (クッル遺跡) (ジェベル・バルカル) |
朝、ヌビアのキリスト教国マクリア王国の都跡ドンゴラ遺跡、イスラム聖者の墓を見学します。その後四輪駆動車にてクシュ王国の遺跡見学の拠点カリマへ。着後、カリマ周辺の観光(砂漠に珪化木が残る化石の森、内部の壁画が美しいクシュ王国初期の王墓クッル遺跡等)。また、古より聖なる山と考えられアモン信仰の中心となったジェベル・バルカルを見学。夕方、岩山を登り、沈みゆく夕日を鑑賞。赤く染まるピラミッド群の展望もお楽しみください。
カリマ:ツーリストヴィレッジ泊 |
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6 | カリマ ヌーリ遺跡 メロエ |
09:00発 17:00着 |
朝、カリマの市場見学。その後四輪駆動車にてバユーダ砂漠を横断し、メロエへ。途中クシュ王墓で最大のタハルカ王のピラミッドが残るヌーリ遺跡を見学します。
メロエ泊 |
7 | メロエ | 終日、クシュ王国後期の都メロエ観光。砂漠の中にひっそりと佇むピラミッド群やロイヤル・シティ(王宮)をじっくりと見学します。夕方、夕日に染まるメロエのピラミッド群の展望をお楽しみください。
メロエ泊 |
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8 | メロエ ムサワッラト遺跡 ナカ遺跡 ハルツーム |
09:00発 20:00着 |
専用車でハルツームへ戻ります。途中、古代クシュ王国時代のムサワッラト遺跡やナカ遺跡を見学します。
ハルツーム:コリンティアホテ泊 |
9 | (オムドゥルマン) ハルツーム アディスアベバ アディスアベバ |
17:45発 20:35着 23:35発 |
出発まで、ハルツーム及びオムドゥルマン観光(カリファハウス、マフディの墓、ヌビア遺跡の出土品などを展示する国立博物館等)。その後、航空機にてアディスアベバへ。着後、航空機を乗り換えて、ソウル経由で帰国の途につきます。
機中泊 |
10 | 東京 | 20:25着 | 着後、解散。 |
- 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
- 食事回数:朝7/昼 8/夜 7:機内食は除く
- 利用予定航空会社: エチオピア航空、カタール航空
ご案内とご注意
査証(ビザ) | スーダン(6,000円)、代行手数料(4,320円)、写真3枚。旅券の残存有効期間は入国時に6ヶ月、査証欄余白は見開き2ページ以上必要です。イスラエルへの入国を示すスタンプが現在のパスポートにある場合は、臨時旅券の取得などが必要となります。詳しくは担当までお問い合わせください。 |
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気候・服装 | 日中は半袖シャツ又は長袖シャツ程度で過ごせますが、昼夜の寒暖の差に備えて防寒具もご用意ください。また、砂埃対策として、帽子やスカーフ、マスク、サングラスなども必携です。 |
利用予定ホテル |
日程及びパンフレット巻末のホテルリストをご覧ください。 パンフレットのご請求はこちら |
宿泊について | スーダンの宿泊事情は改善されつつありますが、メロエ、ドンゴラの宿泊施設は設備が簡素でトイレ・シャワーが共同だったり、お湯の出が悪く水シャワーのみだったり、水の出も良くなかったりと設備は整っていません。なお、メロエ、ドンゴラでは部屋数に限りがあるため、部屋数が不足した場合、御一人部屋をお取りできないことがあります。そのような場合は変更補償金の対象外とさせていただきますが、生じた差額は返金いたします。 |
観光について | 日程5日目のクッル遺跡の玄室壁画は保護の為入場が禁止される可能性があります。 |
飲酒について | スーダンはイスラム教の戒律が厳しい国です。国内では飲酒は一切禁止されており、アルコールを持ち込むこともできません。 |
旅行条件について | 取引条件はこちらの 海外旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。 |
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世界遺産
メロエの考古遺跡群/ナパタ地方のジェベル・バルカルと遺跡群