ツアーのポイント
ポイント 西アフリカ諸国の中で最も見どころ豊富なマリに焦点をあてたコース
ニジェール川に沿ってマリを巡り、かつての「黄金の都」トンブクトゥを目指します。ポイント 「黄金の都」トンブクトゥに2連泊
かつて数多くの探検家が目指した「黄金の都」トンブクトゥ。ここに2連泊し、ゆっくりと時間をかけて世界遺産のサハラの交易都市を見学します。夕方、ラクダに乗って砂漠に暮らすトゥアレグ族のキャンプも訪問します。ポイント 世界遺産ジェンネの旧市街や月曜市を見学
日干し煉瓦の巨大なモスクが聳えるジェンネ。世界遺産に指定されている旧市街の散策やカラフルな衣装を身に纏った人々で賑わう月曜市の見学をお楽しみください。ポイント ドゴン郷の中心・サンガに2連泊
独自の宗教観を持つドゴン族の集落を巡り、バンディアガラの断崖に建つ独特の住居を見学。彼らの神話を綴った仮面を被って踊る、マスクダンス(仮面舞踊)もご覧いただきます。
COLUMN 探検家が探し求めた黄金郷「トンブクトゥ」
砂漠の民の宿営地として誕生し、金と塩の交易によって、マリ帝国の時代に「黄金の都」と呼ばれるまでに繁栄したトンブクトゥ。サハラ砂漠の西部で採掘された岩塩は、何十日もかけてトンブクトゥへと運ばれ、ニジェール川を遡りセネガルで金と交換されました。そして、キャラバンがもたらした金によりトンブクトゥは大いに繁栄し、「黄金の都」としてその存在はヨーロッパにも知れ渡りました。 その後、砂漠の侵食によってトンブクトゥは急速に衰退し、現在も街は砂に埋もれつつあります。日干し煉瓦の住居や独特の形をした泥のモスクに、多くの探検家が探し求めた幻の黄金都市の栄華の跡をうかがうことができます。
COLUMN バンディアガラの断崖に暮らすドゴン族
バンディアガラと呼ばれる山塊に住むドゴン族は、独自の宗教観と世界観を持つ部族として知られています。
その昔、南部の肥沃な地から追われるようにこのバンディアガラへとやってきた彼らは、断崖に張り付くように村をつくりました。
今でも村にはトグナと呼ばれる集会所や藁葺きの住居、穀倉など昔ながらの伝統的な生活様式が残されています。
また、ドゴン族の文化で重要な役割を果たしているのが仮面舞踊です。宗教的な儀式で使われる仮面は目に見えない霊的な存在を宿し、交流の手段として用いられます。重要な人物が亡くなると仮面舞踊が行われ、死者の霊を仮面に宿すのです。
最も大きな祭りは60年に一度行われ、「シギの祭り」と呼ばれています。最近では1960年代に行われました。
ツアー日程表
地名 | スケジュール | 滞在地 | |
---|---|---|---|
1 | 東京/大阪 パリ |
空路、東京・大阪より直行便又はソウル乗り換え便にてそれぞれパリへ。着後、ホテルへ。 ※添乗員は東京・大阪のどちらか一方より同行し(往復)、パリ又はソウルにて合流します。 |
パリ泊 |
2 | パリ バマコ |
出発まで自由行動。夕方の航空機にて、マリの首都バマコへ。着後、ホテルへ。 |
バマコ泊 |
3 | バマコ セグー |
午前中、バマコ市内観光(国立博物館、ハンドクラフトマーケット等)。その後、専用車にてニジェール川沿いの街セグーへ。途中、バンバラ族の村に立ち寄ります。 ※B:12/23発コースは、国立博物館の休館日にあたるため見学できません。 |
セグー泊 |
4 | セグー ジェンネ モプティ |
専用車にて、水の都モプティへ向かいます。途中、ボボ族の村を訪問。また、古くからのサハラの交易都市ジェンネでは、色鮮やかな衣装を纏った人々で賑わう月曜市や日干し煉瓦の大モスクが残る世界遺産の旧市街を散策します。 | モプティ泊 |
5 | モプティ サンガ |
朝、モプティ市内観光(モスク、マーケット等)。その後、四輪駆動車にてサンガへ。途中、割礼の岩絵で有名なソンゴ村に立ち寄ります。 |
サンガ泊 |
6 | サンガ | 終日、バンディアガラの断崖に今も昔ながらの伝統的な生活様式を残すドゴン族の村々を訪問。また、ドゴン族の仮面舞踊もお楽しみください。 | サンガ泊 |
7 | サンガ トンブクトゥ |
四輪駆動車にてトンブクトゥへ向かいます。途中、ニジェール川をフェリーで渡ります。 ※トンブクトゥに2連泊し、ゆっくりと観光をお楽しみいただきます。 | トンブクトゥ泊 |
8 | トンブクトゥ | 終日、かつての「黄金の都」トンブクトゥ観光(泥造りのモスク、探検家ルネ・カイエの家、グラン・マルシェ(市場)、旧市街等)。夕方、ラクダに乗って砂漠の民・トゥアレグ族のキャンプを訪問。サハラに沈む夕日もご覧いただけます。 |
トンブクトゥ泊 |
9 | トンブクトゥ モプティ |
四輪駆動車にて一路、モプティへ戻ります。夕方、ニジェール川のサンセットクルーズをお楽しみください。 | モプティ泊 |
10 | モプティ バマコ |
専用車にて、首都バマコへ戻ります。着後、航空機にてパリへ。 |
機中泊 |
11 | パリ | パリ着後、航空機を乗り換えて、東京・大阪それぞれ直行便又はソウル乗り換え便にて帰国の途につきます。 |
機中泊 |
12 | 東京/大阪 | 着後、解散。 |
- 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
- 食事回数:朝9/昼9/夜8:機内食は除く
- 利用予定航空会社:エールフランス、大韓航空
ご案内とご注意
査証(ビザ) | マリ(7,500円)、代行手数料(4,320円)、写真3枚。旅券の残存有効期間は3ヶ月、査証欄余白は1ページ以上必要です。 |
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気候・服装 | 年間のうちで最も過ごしやすいベストシーズンですが日中は30℃以上まで上がり、朝晩は涼しくなります。夏服を基本に上着もお持ちください。ドゴン族の村巡り用に履き慣れた靴とリュックサックをお持ちください。埃除けのスカーフや日除けの帽子、サングラスも必携です。 |
宿泊について | マリのサンガではカンプマンという簡易ホテルに宿泊します。トイレが共同になることがあるなど設備は十分ではありません。また、ここが唯一の宿泊施設のため、混んでいる場合はテント又は民家泊、バンディアガラ泊となることもあります(サンガ/バンディアガラ間は車で2時間程かかります)。その場合は変更補償金の対象外とさせていただきます。また、地方の宿泊先はバスタブがなくシャワーのみのところがほとんどで、場所によっては水シャワーということもあります。 |
予防接種について | 黄熱病の予防接種が必要です。また、マラリアに対する注意が必要な地域です。予防薬が販売されていますので、詳しくは担当までお問い合わせください。 |
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世界遺産
ジェンネ旧市街/サハラの交易都市トンブクトゥ/バンディアガラの断崖(ドゴン族の集落)