ツアーのポイント
ポイント ダナキル砂漠と聖地ラリベラを一度に訪問
大地溝帯が造り出した奇跡の景観ダナキル砂漠と、アビシニア高原に残る世界遺産のひとつ、ラリベラを1度に訪問します。エチオピア観光の双璧をなす最も有名な見どころをまとめた充実の10日間です。ポイント 海抜マイナス120mでも快適なキャンプ
ダナキル砂漠滞在時には、海抜マイナス120mの過酷な環境下でのキャンプを快適にお過ごしいただくため、発電機と冷蔵庫を準備し、冷たいお飲み物もご提供。専属コックも同行。毎日の飲料用ミネラルウォーターも十分にご用意いたします。COLUMN 活火山エルタ・アレのクレーターを体感
2008年のダナキル砂漠へのツアー開始から11年。この間にもエルタ・アレ火山は何度も大きな変化を見せています。2010年、2016年そして2017年には大規模な火山活動により、溶岩が流れ出し、安全上の理由から火口近くまで行くことができなかった事もありました。昨シーズンは活動が少ない年でしたが、これも活きている火山ならではの事です。2019年~20年にかけて、エルタ・アレ火山がどのような変化を見せるのかが大きな注目を集めます。西遊旅行のツアーでは早朝にベースキャンプを出発し、頂上では午前、夕方、夜と3回に渡ってクレーターへと降りて火口周辺を見学。火山見学の時間を十分にとり、北と南の2か所の火口へご案内します。日中の明るい時間帯には、溶岩が固まってできた、造形美をお楽しみいただく事ができます。これは夜には見る事ができない、自然によって造られた芸術作品とさえ言える美しいものなのです。
COLUMN 塩水が作り出した極彩色の奇観 ダロール
地熱によって噴き出した塩水が作り出した極彩色の奇観ダロール火山、隆起と侵食により形成された塩の奇岩群、地下から硫黄や鉄化合物を含んだ黄色い水が湧き出す泉など、ダロールには思いもよらない不思議な絶景が広がっています。ダロール火山では塩水が噴出す場所が毎年変わり、訪れるたびにその姿を変えているのも特徴です。
COLUMN ラリベラ -眼前に現れる驚異の地下寺院群-
海抜2630mに位置するラリベラ。12世紀のラリベラ王の時代にキリスト教国であったエチオピアがイスラム教徒に包囲されたため、侵略を防ぐ要塞として、様々な岩窟教会がこの地に建造されました。聖都エルサレムを再現した寺院群はヨルダン川を挟んで2つの教会群に分かれ、どちらも特徴ある聖堂が残されています。南側にある教会群のうちエマニュエル聖堂はアクスム様式を偲ばせる赤みを帯びたやはり一枚岩で、窓と水平に彫られた外観の装飾はその荘厳さを漂わせています。最も洗練された聖ギオルギス寺院は、地中12mの深さまで掘り下げられた一枚岩ででき、寺院内の彫刻も芸術的価値が非常に高く重要とされています。
出発日と料金
2019年~2020年 出発日~帰着日 |
日数 | 旅行代金 | 催行状況 |
---|---|---|---|
11月25日(月) ~ 12月04日(水) |
10日間 | 528,000円 | |
12月25日(水) ~ 01月03日(金)年末年始コース |
10日間 | 638,000円 | |
02月10日(月) ~ 02月19日(水) |
10日間 | 528,000円 |
発着地 | 東京発着 | 最少催行人員 | 7名(12名様限定)・添乗員同行 |
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燃油サーチャージ | 13,800円(5月29日現在の見込み) | ||
一人部屋追加代金 | 30,000円(野天泊、シェルター泊除く)※テントは全員に一張りずつご用意 | ||
ビジネスクラス | 東京/アディスアベバ間は35~40万円前後の追加で別途手配いたします。ご予約の時期によって、料金が変わることがありますのでご希望の方はお早めにお問い合わせください。 |
- 海外での空港税諸税は旅行代金に含まれています。
- 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。
ツアー日程表
地名 | 時刻 | スケジュール地図を見る | |
---|---|---|---|
1 | 東京 | 20:40発 | 空路、東京よりソウル経由でエチオピアの首都アディスアベバへ。
機中泊 |
2 | アディスアベバ アディスアベバ メケレ |
07:25着 午前発 昼着 |
アディスアベバ着後、航空機を乗り換えてメケレへ。着後、ホテルにて休養。
メケレ泊 |
3 | メケレ アハメッドエラ (ダロール地区) (塩のキャラバン) |
07:00発 12:00着 |
四輪駆動車にてダナキル砂漠北部・ダロール地区(海抜マイナス100~120m)のアハメッド・エラへ。着後、大地溝帯が造り出したダナキル砂漠・ダロール地区の大自然を堪能します。訪れるたびに姿を変えるダロール火山、塩の奇岩群、硫黄が噴出する硫黄泉など、不思議な景観をご覧ください。 また、塩の採掘所へと向かうラクダのキャラバンの出発や、アサレ湖の塩の採掘所や塩を積み込み帰路にたつキャラバンの姿もご覧いただけます。
アハメッド・エラ:キャンプ泊 |
4 | アハメッド・エラ クルスワッド村 ベースキャンプ |
08:00発 16:00着 |
朝、四輪駆動車にてアファール族の暮らすクルスワッド村へ。そこから溶岩大地をゆっくり走り、エルタ・アレ火山のベースキャンプ(海抜156m)へと向かいます。
ベースキャンプ:野天泊 |
5 | ベースキャンプ エルタ・アレ山頂 |
04:00発 08:00着 |
●エルタ・アレ登山(約4時間) 早朝、荷揚げを担うラクダとともに登山開始。溶岩大地の絶景の中をゆっくり歩き、エルタ・アレ山頂(海抜613m)へ。着後、午前、夕方と日没後の3回に渡り火口を見学。 ※山頂にて十分に滞在時間を設けていますので、火山活動の活発な南の火口だけでなく、北の火口にもご案内します。 エルタ・アレ山頂:シェルター泊 |
6 | エルタ・アレ山頂 ベースキャンプ メケレ |
03:00発 18:00着 |
●ベースキャンプへ下山(約3.5時間) 早朝、往路をベースキャンプまで下ります。その後、海抜マイナス120mのダナキル砂漠から一気に海抜2000mのメケレへ向かいます。途中、低地に暮らすアファール族の村やアビシニア高地に暮らすティグレ族の村、見事な壁画で覆われたアブレハ・アツバ教会を見学します。 メケレ泊 |
7 | メケレ ラリベラ (岩窟教会群) |
朝発 昼着 |
朝、航空機にてアディスアベバ乗換えでザグウェ王朝ラリベラ王が第二のエルサレムを目指して建てた都・ラリベラへ。着後、巨大な一枚岩を刳り貫いて造られたラリベラの岩窟教会群を見学。ラリベラで最初に造られた岩窟教会聖マリア教会や、一番の規模を誇る聖救世主教会を含む第一岩窟教会群、正十字架形に彫り抜かれた聖ギオルギス教会を見学します。
ラリベラ泊 |
8 | ラリベラ (岩窟教会群) |
午前、皇室礼拝用に造られた美しい聖エマニュエル教会を含む第二岩窟教会群、伝統的な藁ぶき屋根の民家を保存した村を見学。午後は洞窟を利用して造られたナクト・ラブ教会を訪れます。
ラリベラ泊 |
|
9 | ラリベラ アディスアベバ アディスアベバ |
午前発 |
午前の航空機にてアディスアベバへ。着後、ショッピングやエチオピア伝統のコーヒーセレモニーをお楽しみいただきます。夕食後、空港へ。夜の航空機にてソウル経由で帰国の途に就きます。
機中泊 |
10 | 東京 | 19:20着 | 着後、解散。 |
- 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
- 食事回数:朝7/昼8/夜8:機内食は除く
- 利用予定航空会社:エチオピア航空
ご案内とご注意
査証(ビザ) | エチオピア(5,000円)、代行手数料(4,000円+消費税)、写真1枚。旅券の残存有効期間はエチオピア入国時6ヶ月以上、査証欄余白は1ページ以上必要です。 |
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気候・服装 | 酷暑を避けたベストシーズンにツアーを設定しておりますが、ダナキル砂漠では日中の気温は35℃~45℃にまで達します。朝晩は15℃~25℃程度です。夏服に帽子や日焼け止めなどをご用意ください。アディスアベバやメケレ、ラリベラなどの高原地帯は過ごしやすく、合服が基本となります。朝晩は冷え込みますので上着もご用意ください。エルタ・アレ火山の登山用に、水筒や貴重品の入るリュックサック、トレッキングシューズもご用意ください。 |
利用予定ホテル | 日程及びパンフレット巻末のホテルリストをご覧ください。 パンフレットのご請求はこちら |
日程について | このコースは厳しい環境下を四輪駆動車で旅する冒険旅行です。ルートの状況、車のコンディション、政情や治安状況などの予測不可能な事態により、日程や宿泊地の変更を余儀なくされることがあります。辺境への旅行である事をご理解の上、ご参加ください。他の方と協力・協調できる方、この地域の特殊性をご理解いただける方の参加をお待ちしております。 |
エルタ・アレ火山の登山について | 健康で片道約4時間のルートを歩くことができる体力が必要です。火口からは火山ガスが噴出しているため、心臓や呼吸器系の疾患のある方はご参加をご遠慮ください。宿泊に必要なお客様の荷物、キャンプ道具、食料、水等はラクダで荷揚げします。 |
エルタ・アレ火山の見学について | 火口へは片道45分~1時間ほど足場の悪いガレ場を歩きます。火山活動の状況によっては必ず溶岩湖が見られる訳ではありません。 |
塩のキャラバンの見学につい | 塩を運ぶラクダのキャラバンは、人々の営みで近年減少しており、見られない事があります。 |
荷物について | スーツケースでご参加いただけますが、四輪駆動車には荷物を置くスペースに限りがありますので、詰め替え用のザックや布製のカバンをご準備ください。スーツケースは3日目にメケレのホテルに預け6日目に受け取ります。 |
宿泊について | エチオピア北東部は観光客の受け入れ態勢が整っているとはいえません。アハメッド・エラではテント泊、エルタアレ・火山山麓及び山頂では野天泊、シェルター泊となります。アハメッド・エラでは水浴びが可能ですが、エルタ・アレ火山では山麓・山頂共に洗面用の水の供給も難しいため大きめのウェットティッシュなどを各自ご持参ください。このコースでは寝袋(夏用)が必要になります。お持ちでない方には弊社でも有料(6,000円)で貸し出しいたします。 |
予防接種について | 黄熱病の予防接種は義務ではありませんが、受けられることをおすすめします。また、マラリアに対する注意が必要な地域です。予防薬が販売されていますので、詳しくは担当までお問い合わせください。 |
旅行条件について | 取引条件はこちらの 海外旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。 |
【エチオピア北東部の危険情報について】
2019年6月現在、エチオピアのアファール州の最北部(エリトリアとの国境から25km程度までの範囲)には「レベル4:退避を勧告します」という危険情報が発出されていますが、今回その地域には入りません。国境付近の情勢は流動的なため、現地手配会社に情勢を確認し、考慮した上でツアーを発表しておりますが、突然の情勢悪化などにより日程変更を余儀なくされたり、ツアーの実施を取り止めることがあります。予めご理解の上で、お申込みください。最新の情報やご不明な点は担当までお問い合わせください。日本旅行業協会正会員
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世界遺産
ラリベラの岩窟教会群