ツアーのポイント

ポイント西アフリカのポルトガル旧植民地へ 空路で繋ぐ知られざる小国への旅

旅の前半は大西洋に浮かぶ島国カーボベルデでは4つの島を訪問。サンチャゴ島・フォゴ島を訪れ、火山活動によって作り出された大自然や世界遺産の歴史地区を見学します。後半は空路で直接ギニアビサウへ。他のアフリカ内都市は経由せずスムーズに移動します。

ポイントボートでギニア湾に浮かぶビジャゴ諸島へ

首都ビサウからボートに乗って多様な生態系を誇り地理の宝石とも呼ばれるビジャゴ諸島へ1泊2日の旅。オランゴ島ではビジャゴ諸島を治めた伝説的な女王の墓(外観)を、かつてのポルトガル領時代の総督府がおかれたボラマ島にも立ち寄ります。

ポイント異なる特徴をもつカーボヴェルデ4つの島を訪問

アフリカのセネガル沖600kmの海上に浮かぶ島国カーボヴェルデは、大小15の火山群島で構成されています。ツアーでは、その中でも選りすぐりの4つの島を巡ります。いまだに火山活動を続けるフォゴ島、緑豊かな山岳風景の広がるサント・アンタン島、文化の中心サン・ヴィセンテ島、世界遺産の歴史地区シダーデ・ヴェーリャの残るサンチャゴ島と、島ごとに異なる風土を体感していただきます。

訪問する
世界遺産

リベイラ・グランデの歴史地区シダーデ・ヴェーリャ(カーボベルデ)

COLUMN 緑の島 サント・アンタン島

カーボヴェルデ諸島の最西端に位置する島で、中央部を走る山脈によって南北に隔てられています。緑の島として知られ、美しい渓谷美が広がります。また山間部には段々畑が点在しており、農業が島の主産業であることを感じていただけます。そんなサント・アンタン島では、サトウキビやバナナ、マンゴーなどのプランテーションが広がる美しい風景をお楽しみいただきます。
サント・アンタン島の少女

COLUMN カーボベルデ 火山の島フォゴ島

ホットスポットに位置するカーボベルデ諸島において最も若い火山島。島の中央部にはカーボベルデ国内最高峰のカノ山(2,829m)が聳えています。カノ山を囲む南北約10km、東西約7kmのカルデラ(チャ・ダス・カルデイラス)の内部は「フォゴ国立公園」に指定されています。バスでカルデラ内へと入り、カノ山の麓の散策をお楽しみいただく他、周囲に点在する溶岩滴丘に登り、1990年代から、新しくは2014年に発生した噴火による溶岩流跡もご覧いただけます。
カノ火山のカルデラ内を散策(フォゴ島)
冷え固まった溶岩流で覆われた場所も

COLUMN サンチャゴ島の盛衰を今に伝える歴史地区
世界遺産 シダーデ・ヴェーリャ

シダーデ・ヴェーリャはヨーロッパ人によるカーボベルデへの最初の入植地で、当時の奴隷貿易において重要な拠点として栄えました。16世紀に建造されたサン・フェリペ城塞、カテドラル跡、処刑台が残る町の広場など、当時の遺構が残されています。世界遺産の歴史地区をご覧いただくと共に、クレオールの人々が暮らす街の散策などをお楽しみいただけます。

中央広場の処刑台址
サン・フェリペ城塞に残る大砲

COLUMN 知られざる西アフリカ ギニアビサウ

1446年にポルトガル人が上陸し、南北アメリカ大陸への奴隷貿易の中継地として栄えたギニアビサウ。いくつかの河川が流れる大陸部と多くの野生動物が生息するビジャゴ諸島からなる自然豊かな国です。1990年代以降は内戦が勃発し、軍の反乱やクーデターが頻発するなど不安定な政治が続き、経済的にも世界最貧国のひとつでした。近年、ようやく観光客も増えはじめ、ビシャゴ諸島をはじめとするギニアビサウの自然が注目されるようになってきました。ツアーではビジャゴ諸島のルバネ島に3泊滞在し、自然と島に生きる人々の昔ながらの暮らしにふれます。

ギニアビサウの女性たち
ビジャゴ諸島の伝統家屋

COLUMN ギニア湾に浮かぶ貴重な生態系が残る島々
ビジャゴ諸島

ビジャゴ諸島は、大西洋のギニアビサウ沖合に浮かぶ、88もの島々から成る群島。ブバケ島、ルバネ島を始めとする20の島にビジャゴ人と呼ばれる人々が暮らしています。本土とは異なるビジャゴ語という言語が話され、主に農業や漁業が営まれています。各島は異なる生態系を育み、1996年に群島全体がユネスコの生物圏保護区に指定されました。ツアーではルバネ島に滞在し、伝統的な素朴な暮らしが残るブバケ島や諸島を治めた伝説の女王の墓があるオランゴ島を訪れます。また、ポルトガル植民地時代、1941年まで首都として栄え、当時の街並みが廃墟となって残るボラマ島も訪れます。

植民地時代の建物が残るボラマ島
専用ボートでビジャゴ諸島へ

出発日と料金

2025年 
出発日~帰着日
日数 旅行代金 催行状況
05月05日(月) ~
05月17日(土)
13日間998,000円
10月27日(月) ~
11月08日(土)
13日間 998,000円
発着地 東京・大阪発着 最少催行人員 8名(12名様限定) ・添乗員同行
燃油サーチャージ 113,200円(11月22日現在の見込み)
一人部屋追加代金 100,000円
国際線のビジネスクラス 追加代金等の詳細はお問い合わせください。
  • 海外での空港税諸税は旅行代金に含まれています。
  • 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。
  • 相部屋ご希望の場合でも、締め切り時点で相部屋の方がいらっしゃらない場合は御一人部屋追加代金が必要となります。予めご了承ください。

ツアー日程表

地名 時刻 スケジュール
1 東京
大阪
22:30発
23:45発
空路、東京・大阪よりそれぞれアラブ首長国連邦のドバイへ。
※添乗員は、東京・大阪のどちらか一方より同行し(往復)、ドバイにて合流します。
機中泊
2 ドバイ
ドバイ
ドバイ
リスボン
04:50着
05:15着
07:25発
12:35着
ドバイ着後、航空機を乗り換えて、ポルトガルの首都リスボンへ。着後、空港近くのホテルへ。
リスボン泊
3 リスボン
サン・ヴィセンテ島
09:10発
11:30着
午前の航空機でカーボベルデのサン・ヴィセンテ島へ。着後、北部のミンデロ市内観光ポルトガル植民地時代の刑務所跡(遠望)グランデ港ベレンの塔、100年前の往時の様子を描いたタイル画が残るエストレラ広場、地元の人々で賑わうマーケット等)。
サン・ヴィセンテ島泊
4 サン・ヴィセンテ島
サント・アンタン島
(コヴァ)
(ポンタ・ドゥ・ソル)
サン・ヴィセンテ島
午前発



夜着
フェリーにて日帰りで緑の島として知られるサント・アンタン島へ。着後、専用車にて緑豊かな山間を走り、直径500mのクレーターの残るコヴァ、島で最初の入植地ポンタ・ドゥ・ソルを訪れます。夕方のフェリーでサン・ヴィセンテ島に戻ります。
サン・ヴィセンテ島泊
5 サン・ヴィセンテ島
フォゴ島
昼発
午後着
航空機を乗り継ぎ火山の島フォゴ島へ。着後、ポルトガル植民地時代の町並みを残すサン・フェリペの散策を行います。
フォゴ島泊
6 フォゴ島
(フォゴ国立公園)
専用車にてフォゴ国立公園を観光。カーボベルデを代表するカノ火山(2,829m)を展望。2014年に噴火した溶岩流の跡や巨大なカルデラなど火山活動によって生み出された雄大な風景をお楽しみください。また、フォゴ島産ワインのワイナリーも訪れます。
フォゴ島泊
7 フォゴ島
サンチャゴ島
午前発
午前着
午前の航空機にてサンチャゴ島へ戻ります。着後、サンチャゴ島の島内観光。カーボベルデ最古の居住地で、世界遺産にも登録されているシダーデ・ヴェーリャの歴史地区や、首都プライア市内観光をお楽しみください。ホテルにて夕食及び休養の後、深夜、空港へ。
サンチャゴ島仮泊
8 サンチャゴ島
ビサウ
01:20発
03:55着
深夜の航空機にてギニアビサウの首都ビサウへ。着後、ホテルへ。午前中、ホテルにて休養。午後、ビサウ市内観光大統領府外観カトリック大聖堂アムラ砦、ポルトガル植民地時代の雰囲気を残すビサウ・ヴェーリョハンドクラフトマーケット等)。
ビサウ島泊
9 ビサウ
(オランゴ島)
ルバネ島
朝発
夕方着
この日からビジャゴ諸島へ1泊2日の旅の始まりです。ボートにて国立公園に指定されているオランゴ島を徒歩にて観(片道30分程)。その後ルバネ島へ。
ルバネ島
10 ルバネ島
(ブバケ島)
(ボラマ島)
ビサウ
朝発


夕方着
朝、ビジャゴ諸島最大の村があるブバケ島にては小さな市場村の散策、ビジャゴ諸島の暮らしに関する博物館を見学。その後ビジャゴ諸島を後にし、ビサウへと戻ります。途中、ポルトガル植民地時代の建物が廃墟となって残るボラマ島を訪れます。
ビサウ島
11 ビサウ
リスボン
18:15発
23:35着
朝、ビサウ近郊の観光カシューナッツ農場、ギニアビサウに伝わる伝統的な信仰診療師の訪問)。夜の航空機にてリスボンへ戻ります。着後、ホテルへ。
リスボン泊
12 リスボン 14:15発 午前中、自由行動。午後の便にて、空路、ドバイへ。
機中泊
13 ドバイ
ドバイ
東京
ドバイ
大阪
深夜着
02:40発
17:35着
03:00発
17:15着
ドバイ着後、航空機を乗り換えて、東京・大阪それぞれ帰国の途につきます。着後、解散。
  • 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
  • 食事回数:朝10/昼9/夜9:機内食は除く
  • 利用予定航空会社:エミレーツ航空、ターキッシュエアラインズ、TAPポルトガル航空、ロイヤルエアーモロッコ
  • 上記はエミレーツ航空利用の日程です。ターキッシュエアラインズ利用の場合は乗換地がイスタンブールになります。

ご案内とご注意

査証(ビザ) カーボベルデ及びギニアビサウは事前手続きの上で到着時に査証を取得します(カーボベルデ25ユーロ、ギニアビサウ85ユーロ、代行手数料5,500円)。ポルトガルは査証不要です。旅券の残存期間はギニアビサウ出国時に6ヶ月以上、査証欄の余白は2ページ以上必要です。
気候・服装 この時期は乾季にあたります。日中は夏服で過ごせますが、日差しが強いので日除け対策をお願いします。朝晩は少し気温が下がりますので、上着もご用意ください。
利用予定ホテル 下記のホテルリストをご覧ください。
リスボン:ドン・ペドロ・リスボア、レジデンシャル フロレセンテ、マイストーリー・ホテルテージョ、ヴィラゲールオペラ、ガットロッシオ、トラベルパーク、ローマ、イビススタイル、ミラパルケ、ホリデイインエクスプレス、スターインリスボン
サン・ヴィセンテ島:オアシス、ドンパコ
フォゴ島:ザグアテ、カサスドソル、サントスピーニャ、レジデンシャルサバナ、レジデンシアベラビスタ
サンチャゴ島:オアシス・プライアマール、ペスタナ・トロピコ、VIPプライア、ペロラ、サンチャゴ、ソル
ビサウ:レジェ、アザレ、セイバ
ルバネ島:ポンタ・アンシャカ
宿泊について ギニアビサウのホテルでは水回りや電気系統などのトラブルが十分に考えられます。
荷物について 日本からはスーツケースでご参加頂けますが、車の積むスペースに限りがありますので、中型サイズ(キャスターを含めて高さ70㎝以下)のものをご準備下さい。また、ルバネ島へのボートは積載スペースに限りがあるため、スーツケースはビサウのホテルに預けていただきます。1泊2日分の荷物が入る布製のカバンを別途ご準備ください。ボートでの移動中、水しぶきなどでカバンが濡れる可能性があるため、防水対策もお願いします。
観光について ビジャゴ諸島の島では基本的に徒歩でのみ散策します。オランゴ島では内陸の集落まで片道30分前後、平坦な砂地の道を歩いて往復します。
日程について

このコースで訪れる地域は観光客の受け入れ体制が整っている場所ではありません。日程表中の博物館や見学地が予告なしに休館となり、見学できないことがあります。また、海の状況により旅行日程に変更が生じることがあります。そのような場合は、変更補償金の対象外とさせていただきますが、当初の日程に従ったサービスを提供できるように手配・努力いたします。予めご了承ください。

予防接種について 黄熱病の予防接種が必要です。また、マラリアに対する注意が必要な地域です。予防薬が販売されていますので、詳しくは担当までお問い合わせください。
旅行条件について 取引条件はこちらの 海外旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。
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