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ラシュファリ・ピーク

RASHFARI PEAK

プーパラッシュ(ミアール)Ⅳ峰(6,574m)を正面に白銀のミアール氷河を横断
ラシュファリ・ピーク(5,098m)より望むマルビディン(7,458m)とスマイヤー・バル氷河
美しい山上湖ラシュファリ・レイク(4,694m)

フンザ近くのホーパルから、わずか4泊5日という短期間でのアプローチが可能なラシュファリ・ピーク。山頂からは、間近にマルビティンとスパンティーク、西方にはフンザの名峰ウルタルⅠ、Ⅱ、レディーフィンガーが聳え、北方にはトリボールやカンジュートサールなどのヒスパー山群の連なりを望むことができます。登頂までのルートは巨峰を仰ぎ見ながら、ブアルタール氷河、バルプ氷河の二大氷河トレッキングも楽しめる、変化に富んだカラコルムの山旅を満喫できます。

▼ここに行くコース
ツアーリーダーからの一言

東京本社

堤 智顯
(つつみ ともあき)

人里を離れ荒涼としたカラコルムの氷河地帯に足を踏み入れると、あまりにもスケールが壮大な山岳風景の中で、しばしば自分の存在の小ささを思い知らされます。初めて5,000mのラシュファリピークに登った時も正にその通りで、美しい展望に感動すると共に「地球の果てに来てしまった」と怖れのような感情がこみあげました。そんな世界に打ちのめされ、人の営みが恋しくなってきたトレッキング最後の宿泊地。氷河脇のアブレーションバレーと称される平坦な地形に、緑の広がるオアシスのようなキャンプ地に泊まります。牧童が遠くの村からヤギや羊を連れてきており、久しぶりの牧歌的な光景に心が癒される思いでした。(写真はラシュファリピーク山頂にて、ガイドのサリーム氏と)