アルゼンチンチリ
蒼き氷河の国 パタゴニアカラファテ、パイネに連泊しゆったりとめぐるパタゴニアの旅。大氷河ペリト・モレノ、名峰フィッツ・ロイ、パイネ国立公園などチリ・アルゼンチン両方のパタゴニアをじっくりと堪能する充実の11日間。
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出発日2024年 12/26 2025年 3/9
- 日数11日間料金1,078,000~1,128,000円 【14名様限定】
- 注目12/26発 【催行決定】締切 年末年始コース
国名 | ① アルゼンチン共和国 Argentine Republic ② チリ共和国 Republic of Chile |
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面積 | 1,061,000km2 ※日本(378,000km2)の約3倍の面積 |
時差 | 日本との時差 -12時間 ※チリ共和国の冬季の時差は-13時間ですが、パタゴニアの観光シーズンはサマータイムとなり 時差が-12時間となります。 ※チリ共和国最南部マガジャネス州(セラーノ川クルーズ発着地プエルト・ナタレスや州都プンタ・アレーナスなど)はサマータイムを実施しておらず、1年を通じて時差は-12時間です。 ※アルゼンチン共和国はサマータイムを実施しておらず、1年を通じて時差は-12時間です。 |
季節・気候 | パタゴニアは南半球に位置します。パタゴニア地域の初夏から夏にあたる11月から3月が観光シーズンとされ、ここ数年は紅葉シーズンの4月から5月も人気の観光シーズンとなっております。11月~3月にかけては晴れると陽気がポカポカと気持ちよいですが、1年を通じてフリースやライトダウンなど、重ね着ができる防寒着は必要です。 ■春~初夏(10~12月)日中の最高気温は10℃前後、朝晩は5℃前後となります。春の訪れを知らせるノトロの花やカラファテの花など、パタゴニアの大地に様々な花の開花が始まるシーズンです。■夏(12月末~3月末)日中の最高気温は10~20℃、朝晩は5~10℃となります。日照時間も長くなり、ペリト・モレノ氷河をはじめとするパタゴニアの氷河が一年で最も崩落しやすいシーズンとなるため、観光のベストシーンといえます。■秋(4月~5月初旬)日中の最高気温は10℃前後、朝晩は5℃前後となります。パタゴニアを代表する落葉樹の南極ブナの紅葉が美しい季節。観光客が少なく、美しく彩られたパタゴニアの大自然を独り占めできるシーズンです。■冬(6月~8月頃)日中の最高気温は5℃前後、朝晩は-2℃前後となります。天候が安定せず、強風と寒さで観光のオフシーズンにあたります。雪の影響で交通機関が運休したり、ホテルや山小屋が休業している場合もあるため、この時期に訪れる際は注意が必要です。 |
行き方 | <北米経由>または<アメリカ・カナダ経由> 東京(成田・羽田)から米国内都市またはカナダ内都市(または北米内都市)を経由し、ブエノスアイレスまたはサンティアゴへ向かうのが一般的です。アメリカ系航空会社を利用の場合はダラスやロスアンゼルスを、カナダ系航空会社を利用の場合はトロントやバンクーバーを経由する方法などがあり、東京から就航している便も多いため、パタゴニアへ向かう空路の選択肢も多いのがメリットです。また、ブエノスアイレスならびにサンティアゴへも向かうことが可能なため、日程が組みやすいこともメリットです。 <中東経由> 近年カタール航空を利用しドーハを経由し、ブエノスアイレスへ向かう方法も増えてきております。カタール航空を利用の場合はドーハからサンパウロを経由しブエノスアイレスへ向かい、ブエノスアイレス到着が深夜となるので、アメリカ経由より1日長い日程となります。ただ、アメリカを経由しないことでアメリカ渡航認証(ESTA)の取得が不要というメリットです。ビジネスクラスを利用されたい方にとってはアメリカ系航空会社より安価で確保できるメリットもあります。(但し、空席状況によって料金は変動します) ※2022年6月現在、ブエノスアイレス便の就航は再開されておりません。 ▼所要時間の目安 北米経由の場合:東京 → アメリカ内都市:約10時間30分~12時間、アメリカ内都市 → ブエノスアイレス:約10時間30分 中東経由の場合:東京 → ドーハ:約13時間、ドーハ → ブエノスアイレス:約17時間(サンパウロ経由) アルゼンチンの国内線:ブエノスアイレス → カラファテ:約3時間15分 / ブエノスアイレス → ウシュアイア:約3時間30分 |
主な言語 | 主にスペイン語(公用語) パタゴニアではマプチェ語という先住民マプチェ族の言葉も存在する |
エル・カラファテ
エル・カラファテ
El Calafate
エル・カラファテはブエノスアイレスから現地国内線にて約3時間、アルゼンチン最大の湖であるアルヘンティーナ湖に面し、ペリト・モレノ氷河、フィッツ・ロイ山群、ビエドマ湖などを含む世界遺産ロス・グラシアレス国立公園の観光拠点となる町です。また、郊外にはフラミンゴや様々な野鳥が観察できるニメス湖もあります。「カラファテ」の町の名は、カラファテの花が多く自生しているため名付けられたそうです。「カラファテの実を食べたものは、必ずここに戻って来る」という神話も残っています。
エル・カラファテ
ロス・グラシアレス国立公園
Parque nacional Los Glaciares
ロス・グラシアレス国立公園は、アンデス山脈の南端に位置し、南極、グリーンランドに次いで、地球上で第3の大きさを誇る南パタゴニア氷原および50近い数の氷河を擁します。国立公園内に存在する有名な氷河としては、ペリト・モレノ氷河、ウプサラ氷河、スペガッツィーニ氷河などがあります。グラシアレスとは、スペイン語で「氷河」を意味し、氷河が主役のロス・グラシアレス国立公園は1981年世界自然遺産に登録されました。
エル・カラファテ
ペリト・モレノ氷河
Glaciar Perito Moreno
ロス・グラシアス国立公園で最も有名なペリト・モレノ氷河は豊富な降雪と比較的高い気温により、融解と再凍結のサイクルが早いことが特徴です。「生きた氷河」とも呼ばれ、中央部は毎日2m進むとも言われています。巨大な氷塊が轟音とともに崩れ落ちる様子も頻繁に見ることができます。また、専門ガイドが誘導のもと氷河ハイキングも楽しめます(65歳以下)。氷河の美しさ、迫力はもちろんの事、所々にできた氷河の穴や割れ目(クレバス)なども見学ができ、クレバスから流れ出る水の美しさも注目のポイントで、まさに「グレーシャー・ブルー」を堪能していただける素晴らしい体験ができます。
エル・カラファテ
ウプサラ氷河&スペガッツィーニ氷河クルーズ
Upsala Glacier & Spegazzini Glacier
表面積595km2、長さ60kmのロス・グラシアレス国立公園内にある最大規模を誇るウプサラ氷河や、先端部の氷壁の高さが100~120m以上ある国立公園内で最大の高さを誇るスペガッツィーニ氷河が展望できる5~6時間のクルーズです。天候によっては、スペガッツィーニ氷河の間近まで迫り、大迫力の氷河を船上よりお楽しみいただけます。西遊旅行がイチオシの氷河クルーズです。
※現在、ウプサラ氷河の後退が著しく周囲の安全上から氷河の間近まで近寄ることはできません。
パイネ国立公園
パイネ国立公園
Parque nacional Torres del Paine
ユネスコ保護区域に指定される2,400km2にわたって広がる自然豊かな国立公園。パタゴニアを代表する名峰が連なり、国立公園の名前の由来となったトーレス・デル・パイネ、パイネの角と称されるクエルノス・デル・パイネ、パイネ国立公園最高峰パイネ・グランデなど、展望台やハイキングルート上から眺める景観はどこも素晴らしく、パタゴニア観光におけるハイライトの1つといえます。また、草原地帯、落葉樹の森、ツンドラ地帯など変化に富んだ植生を持ち、多くの鳥類・哺乳類が生息しています。険しい山々、氷河湖、川、滝が生み出す風景と国立公園内に生息する動物の観察を楽しむことができます。
パイネ国立公園
グレイ氷河クルーズ
Grey Glacier
パイネ国立公園の東に位置するグレイ湖は、パイネ国立公園を代表するグレイ氷河の融解水が作り出した氷河湖です。双胴船での3時間の氷河クルーズでは、グレイ氷河の間近まで迫る大迫力のクルーズです。クルーズの最後は湖上に浮かぶ氷塊を船員が救いあげ、氷河の氷と共にドリンクも振る舞ってくれます。
パイネ国立公園
セラーノ川クルーズ
Serrano River
プエルト・ナタレスよりクルーズ船を利用し、セラーノ氷河やバルマセダ氷河など迫りくる氷河の数々をご覧いただき、途中セラーノ氷河を間近に展望できるハイキングへご案内します。その後、ゾディアック(強化ゴムボート)で、パイネ山群の景観を楽しみながらパイネ国立公園を目指します。心躍る大自然パタゴニアを肌で感じることのできる、西遊旅行こだわりの企画です。
パイネ国立公園
ピューマトラッキング
Puma Tracking
パイネ国立公園はピューマの生息地としても知られ、専門ガイドの案内のもと、ピューマ観察ツアーも行われています。ピューマは繊細な動物のため、なかなか観察が難しい動物。しかし、ここパイネ国立公園では、経験豊富な専属ガイドが公園内の他のスタッフと観察情報を共有し、動物写真家や観光客を案内しており、ピューマの観察率の高さは世界でも類を見ない場所となっています。
ウシュアイア
ウシュアイア
Ushuaia
アルゼンチン南端、チリとの合同統治であるフエゴ島に位置し、世界最南端の都市です。広い湾内の内側に位置し、山々が海に迫る地形であり、市街地はビーグル水道に沿って発展しています。先住民ヤーガン族が「湾の終わり」を意味するウシュアイアと呼んだとされています。夏の観光シーズンにはティエラ・デル・フエゴ国立公園や南極クルーズの拠点として、またパン・アメリカン・ハイウェイの終着点であり、大いに賑わう都市です。
ウシュアイア
ティエラ・デル・フエゴ国立公園
Tierra del Fuego National Park
フエゴ島のアルゼンチン側に位置する海岸線の国立公園。かつての囚人たちによって建設、利用されていた蒸気機関車「世界の最果て号」、北米アラスカから続くパン・アメリカン・ハイウェイの終着点などのみどころがあり、南極ブナや寄生植物などパタゴニア特有の自然観察も楽しめる国立公園です。
ウシュアイア
世界の最果て号(南フエゴ鉄道)
Train of the End of the World
1910年に囚人達により建設され、かつては監獄まで結んでおり、木材や石炭を運ぶ手段として利用されていました。現在は、世界最南端の観光鉄道として、約8kmの区間を蒸気機関車が牽引する客車が運行されています。
ウシュアイア
世界の最果て郵便局
The End of the World Post Office
ティエラ・デル・フエゴ国立公園内にある世界最南端の郵便局。局長の名物おじさんが「世界の最果て」というスタンプを押してくれます。是非、旅の記念に絵葉書を出してみてください。
ウシュアイア
ビーグル水道
Beagle Channel
ビーグル水道は、フエゴ島、ナバリノ島、オステ島を隔てる海峡のことであり、東の太平洋、西の太平洋の約320kmを繋ぐ水路。チャールズ・ダーウィンが1831~36年にかけて地球一周航海を行った際の経路であり、その際の船の名前から名づけられました。ビーグル水道に生息する5種ほどのウミウやオタリオ(アシカ)、マゼランペンギンが生息する岩礁へ向かい船上より観察します。ダーウィンが航海した航路に思いを馳せながら、極地の大自然を満喫できるクルーズです。
エル・チャルテン
エル・チャルテン
El Chalten
エル・カラファテより北へ約200kmに位置するフィッツ・ロイ山群の麓の小さな村です。天気が良ければパタゴニアの名峰フィッツ・ロイや尖峰セロ・トーレの雄姿を望むことができます。周辺には、素晴らしい眺望楽しめる展望台やハイキングルートがあり、エル・チャルテンに滞在して楽しむも良し、エル・カラファテから日帰りでハイキングなどを楽しむことも可能です。
エル・チャルテン
フィッツ・ロイ
Fitz Roy
広大なパンパに聳え立つ姿が圧倒的な存在感を見せる標高3,405mの名峰フィッツ・ロイ。世界中のクライマーが憧れる名峰ですが、普段は雲に覆われていることが多く、先住民にはエル・チャルテン(=雲を吐く山)と呼ばれ、麓の村の名前の由来となりました。アウトドアブランド「Patagonia」のロゴマークのモチーフであることも有名です。
エル・チャルテン
セロ・トーレ
Cerro Torre
名峰フィッツ・ロイに並んで人気があるのが標高3,128mのセロ・トーレ。3本の尖峰が並んで聳える姿が印象的な岩峰です。クライマーたちの間では難攻不落の山として知られ、この山を舞台とするドキュメンタリー映画も話題となりました。
南部パタゴニア
マゼラン海峡
Strait of Magellan
フェルディナンド・マゼランが通過したことからその名がついた、南アメリカの南端部の本土とフエゴ島とを分ける長さ583kmの海峡。パナマ運河が開通する以前は、ビーグル水道と並んで、太平洋と大西洋を横断するための主要な航路でした。海峡の幅が狭い部分は2km程度で、バスごとフェリーに乗船して往来することができます。
中部パタゴニア
アウストラル街道
Carretera Austral
チリ・パタゴニアは、東に南米を縦断するアンデス山脈、西の太平洋岸にフィヨルド地形が続いています。このフィヨルド地形の間を、一本の街道が走っています。北はプエルト・モンから、南はアイセン州の最南部ビジャ・オイギンスまでの1,240kmわたる街道は「パタゴニアで最も美しい原始の姿を残した街道」とも言われています。
中部パタゴニア
マーブル・カテドラル
Catedral de Marmol
ヘネラル・カレーラ湖の中に形成された奇岩群の1つがマーブル・カテドラルです。長い年月をかけて浸食を受け、カテドラル(大聖堂)のような不思議な形が創り出されました。陽光が湖面を宝石のように青く染め上げ、更に光が洞窟に射し込むと、神秘的な雰囲気に包まれた光景が織り成されます。ボートクルーズでは大理石の奇岩群へ、さらに奇岩群にある洞窟へ迫ります。
中部パタゴニア
ヘネラル・カレーラ湖
Lago General Carrera
ヘネラル・カレーラ湖(アルゼンチン名:ブエノス・アイレス湖)は、チリとアルゼンチンに跨るチリ最大の湖であり、アルゼンチンで4番目の大きさを誇る湖でもあります。周囲は石灰質の山々に囲まれ、湖に流れ込む水も石灰分を含み、湖底に沈殿することで乳白色を帯びます。石灰分は水中の不純物を吸着する性質があり、水は透明に澄みわたり、その湖の水が空の青を映し、乳白色から鮮やかなエメラルドグリーンに輝き始めます。
中部パタゴニア
ラス・マノス洞窟
Cueva de las Manos (Cave of the Hands)
太古の壁画が残り「手の洞窟」という意味を持つ世界遺産ラス・マノス洞窟は、中部パタゴニアの人里離れた渓谷にあります。無数の手形が描かれている壁画で知られ、この手形は先住民が成人になる際の通過儀礼だったと考えられています。また、狩りの様子なども描かれており、最古の壁画は約9,000年以上前に描かれたと言われています。
魅力その1
氷河の崩落は、専門的用語としては「カービング (calving)」と言います。カービングとは氷河、氷床、棚氷の末端から大小の氷塊が海洋や湖に崩壊する現象をいい、calveという動詞は「動物等が子を産む」という意味であります。カービングの日本語訳として分離や氷山分離と呼ばれていましたが、これは南極やグリーンランドの氷床や棚氷から巨大な氷山を産出するものを対象として名づけられたものだそうです。パタゴニアのような山岳氷河や谷氷河の末端から氷塊や氷片が湖に崩落する現象は、「末端崩壊」や「末端分離」と呼ぶのが適当とされていますが、最近ではすべてを総称して「カービング」と呼ばれることが多いようです。
氷河や氷床の崩落は末端が流出する水域が海水か真水かにより、そのメカニズムや動的特性が異なります。
氷河の崩落に関する要素としては、氷河流動、日射、気温、融解量、降水量、水温、対流、さらに海水の場合は、波浪、潮汐、潮流、塩分など数多く考えられます。上記の「気温」や「日射」「融解量」という要素が、夏に大きな影響が見られる要素である点から、「夏が崩落の頻度がアップ!!」と紹介される所以です。
ペリト・モレノ氷河の展望台で氷河を楽しむにあたり、おススメの方法をご紹介します。展望台にある木道で、観光客の少ないポイントへ足を運び、周りの方々と協力し合い、共に足を止め、一度目を閉じて、ペリト・モレノ氷河を「耳」だけで感じてみてください。目を閉じると、ペリト・モレノ氷河の末端で氷の動きによって氷河が擦れ合う音、時折「パキッ」っと氷河がひび割れる音とともに、国立公園内に生息する野鳥の鳴き声や、周囲のナンキョクブナがなびく木々の音などが相まって「美しいパタゴニアの音」を体感できます。あるガイドに教えてもらった観光方法ですが、おススメの観光方法ですので、是非一度体験してみてください。
展望台より望むペリトモレノ氷河
魅力その2
ペリトモレノ氷河では専門ガイドが誘導のもと約1時間半の氷河ハイキングを楽しめます(※年齢制限:65歳以下)。氷河の美しさ、迫力はもちろんの事、所々にできた氷河の穴や割れ目(クレバス)なども見学ができ、クレバスから流れ出る水の美しさも注目のポイントであり、まさに「グレーシャー・ブルー」を堪能していただける素晴らしい体験ができます。
また、ロス・グラシアレス国立公園内にはペリトモレノ氷河をはじめ、ウプサラ氷河やスペガッツィーニ氷河など大きなものだけで47もの氷河があり、間近まで迫る氷河クルーズ船も運行しています。
魅力その3
パタゴニアは世界のトレッカーの聖地とも言われる、美しい山岳風景が広がる場所です。憧れの名峰フィッツロイ展望ハイキングや、パイネ国立公園のWサーキットなど、数多くの絶景トレイルがあります。南極ブナの樹林帯や氷河湖など、パタゴニアならではの大自然を歩いて堪能するのもパタゴニアの旅の魅力です。パタゴニアといえばクライミングのメッカであるため、ハードなイメージがあるかもしれませんが、トレイルを歩く場合は特別な技術は必要ありません。パイネ国立公園には快適な山小屋があり、テント泊を避けることもできます。また、数多くのモデルコースがあるのでご自身の体力にあったコースを選んで歩くことができます。
クエルノス・デル・パイネを望みながら歩く
名峰フィッツロイ展望ハイキング
魅力その4
11月中旬から色とりどりの草花がパタゴニアを一斉に彩ります。パイネ国立公園では燃えるようなノトロの花が一面を赤く染め、南部パタゴニアでは、サルオガセや寄生木などの特有の植生も見ることができます。アンデス山脈に降る多量の雨により育まれる多種多様な植物が、パタゴニアの旅をより魅力的に演出してくれます。
※詳しくは、パタゴニアをこよなく愛する大阪支社・高橋によるブログ「世界の花だより パタゴニアの花」をご覧ください。
どのような服装で行けばいいですか?
パタゴニア地方の観光シーズンは夏にあたりますが、年間を通して風が強く、風が吹くと体感温度は急激に下がります。脱ぎ着しやすいフリースやダウンジャケットなどは必携です。クルーズ船の乗船時用として帽子や手袋等の防寒具もご用意下さい。パタゴニア地方は一年中雨の多い地域です。風雨対策用に、しっかりとした上下セパレート式の雨具もご用意下さい。足元は、散策やハイキング用に歩きやすい靴(防水の効いたトレッキングシューズ等)が最適です。晴れると日差しが日本に比べると強くなりますので、サングラス、日焼け止めクリームなどの日差し対策も必要です。
食事が口に合うか心配です
南米はなんといっても肉料理が有名です。ツアーでは基本は洋食となり、昼食や夕食は前菜・メイン・デザートの3コースで肉料理・魚料理が中心です。一般的なホテル泊であれば朝食は簡単なビュッフェ方式となります。日本人の口にも合う料理ですが、日本に比べて野菜が不足がちになります。ご心配の方は、整腸剤や胃薬などをお持ちください。アルゼンチンとチリはワインが美味しい国として有名で、各地レストランなどでお楽しみいただけます。また、パイネ国立公園やエル・チャルテンでは地ビールもあり、オススメです。現地でミネラル・ウォーターが簡単に手に入りますが、炭酸ガス入りも多く売られていますので、お買い求めになる際にはご注意ください。
南米なので治安が不安です
パタゴニア地方はアルゼンチンの中では治安が良い地域です。観光客も多く、エル・カラファテやウシュアイアなどは観光リゾート地のため、身の危険を感じるようなことはありません。その反面、外国人観光客を狙ったスリ・置引き・強盗等の被害事例もあります。特に都市部や繁華街では注意が必要です。ブエノスアイレスなど首都圏では夜一人で出歩くことなどは極力お控えください。
現地で使うお金は何を持っていけばよいですか?
アルゼンチンやチリでは米ドルの現金がそのまま使えるところもあります。ただ、お釣りが現地通貨となる場合もありますので、小額紙幣でお持ちになることをオススメします。 地元のスーパーマーケットでは、現地通貨しか使用できないところが大半ですので、 必要分のみ米ドルから現地通貨へ両替されることも良いかもしれません。また、クレジットカード(VISA、MASTER)も比較的普及していますので、クレジットカードでの支払いも可能です。
どのようなお土産がありますか?
絵葉書が定番ですが、おすすめはアルゼンチンの国民的な飲料マテ茶と、その容器のセットです。ビタミン豊富で「飲むサラダ」とも言われ、アルゼンチンを始めパラグアイやブラジルなどでも親しまれています。丸みをおびたマテ壺と呼ばれる容器が特徴的で、ひょうたんをくり抜いたものが一般的です。工芸品のようなデザイン性の高いものもあり、お土産に最適です。他にもマプチェ族の民芸品や織物などがありますが・・・高いです。
南米のホテル事情はどうですか?
都市部や観光地なら、5つ星ホテルからホステルまで幅広くあります。トレッキングも盛んなので山小屋もヨーロッパ風の立派なロッジが多くあります。また、多くのホテルではバスタブはなく、シャワーのみになります。
■電圧:220ボルト
■プラグ:SEタイプやOタイプ等
※プラグは国や地域によって異なります。万能プラグをお持ちになることをお勧めします。
なぜパタゴニアは「風の大地」と呼ばれるの?
偏西風、地衡風、局地風。これらの特異な気象条件が重なり、パタゴニアは世界的にも稀な強風地帯となっています。春と夏は西風が一段と激しく吹き、乾燥と風食を進行させます。
1.偏西風(へんせいふう)
北・南半球の緯度35~65度地域に西から東に向かって吹く偏西風。南半球は北半球に比べて大陸面積が少ないことから、偏西風は太平洋と大西洋の間をダイレクトに横断し、常時強くなる傾向を持ちます。
2.地衝風(ちしょうふう)
南米大陸の南部には、春から夏にかけて太平洋上に高気圧が張り出し、南極海上では低気圧が発達します。その気圧差から生まれる風が地球の自転に伴って南半球では左向きに曲げられ、太平洋から大西洋へ吹きこむ西風になります。
3.局地風(きょくちふう)
太平洋からアンデスへ吹き上がる偏西風は、南北パタゴニア氷原で冷やされ、アルゼンチン側の平原へ。平原は太陽光によって加熱され、上昇気流が起こり、冷やされた風がその下に潜り込みます。
氷河はなぜ青く見えるのか?
氷が青く見える理由は、光の波長による氷の吸収係数の差によるもの。氷の結晶は、可視光線に対してはほぼ透明な物質ですが、純粋な氷は0.7 マイクロメートル(赤)の光を0.4 マイクロメートル(紫)の光より約1 桁多く吸収します。したがって、大きな氷の塊を透過した白色光は徐々に赤色が減少して、次第に青い波長の光のみになります。氷河の表面に入射した太陽光が青くなるまでには、数m ~十数mの透過距離が必要で、光の道のりがこれよりはるかに長いと、全ての光が吸収されて暗くなります。一方、小さな氷塊は青くはなりません。氷河の側壁やクレバスの中は、表面から入った光が深部に達する前に横へ出てくるので、より鮮やかで明るい青に見えるのです。氷河の氷が青く見えるのは、地域、季節、天候にはよらず、不純物の有無、気泡の多少、氷塊の大きさが、青いか否かを決定するのです。 ※これらは湖が青く見える理由と同じです。
アルゼンチンチリ
蒼き氷河の国 パタゴニアカラファテ、パイネに連泊しゆったりとめぐるパタゴニアの旅。大氷河ペリト・モレノ、名峰フィッツ・ロイ、パイネ国立公園などチリ・アルゼンチン両方のパタゴニアをじっくりと堪能する充実の11日間。
アルゼンチンチリ
世界の最果てパタゴニア世界最南端の街ウシュアイア、奇峰連なるパイネ国立公園、ペリト・モレノ氷河、名峰フィッツ・ロイと南部パタゴニア4大景勝地の全てを巡る旅。
チリアルゼンチン
パタゴニア完全走破神秘の大理石洞窟マーブル・カテドラルから世界の最果てウシュアイアまでパタゴニアが織りなす大自然の全てを陸路で走破。3都市で連泊をするゆとりある日程。
チリアルゼンチン
究極のパタゴニアトレッキングパイネやフィッツロイの名峰群と美しい蒼き氷河ペリト・モレノを訪問。パイネ国立公園の人気トレイル「Wサーキット」を完全踏破。 世界中のクライマー憧れの名峰フィッツロイ山群でのトレッキングも網羅。
写真撮影に目的を絞った12名様限定の旅。観光ツアーでは訪れない時間帯に撮影ポイントへ訪れ、パタゴニアの名峰群の朝焼けや夕焼けの撮影へもご案内します。
※募集は終了いたしました。来シーズンの発表をお待ちください。ペリト・モレノ氷河、眼の前の景色がすべて鏡映しになる雨季のウユニ塩湖。ベストシーズン限定!この時期だけに現れる2つの南米の奇跡を訪ねる。
※募集は終了いたしました。来シーズンの発表をお待ちください。パタゴニアを代表する落葉樹の南極ブナの紅葉が美しい季節。木々が真っ赤に色づき、氷河やパイネ山群を彩るこの時季ならではのパタゴニアをお楽しみください。
※募集は終了いたしました。来シーズンの発表をお待ちください。パイネ国立公園内のエコキャンプ・パタゴニアに5連泊滞在、希少なピューマとの遭遇のチャンスを4日半設けました。ピューマ観察の専属ガイドが同行、最大6名様までの少人数限定企画。
※募集は終了いたしました。来シーズンの発表をお待ちください。パタゴニアの大自然をゆったりハイキングで楽しめる珠玉のルートを厳選。また、世界最南端の街ウシュアイアへ。旅の終わりには世界三大瀑布イグアスの滝も訪問。
※募集は終了いたしました。来シーズンの発表をお待ちください。