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海外トレッキングの魅力

Introduction

海外の山旅と聞くと、標高の高い山や険しい山道など、ハードルが高い印象を持つ方も多いかもしれません。しかし、世界中には気軽に山を楽しむことができる場所がたくさんあります。登山はもちろん、自然をのんびり楽しみながらのハイキングや歴史あるロングトレイルなど、体力に自信がない初心者の方でも参加できるコースも数多く存在します。

また、自然だけでなく、地元の文化や食に触れることができるのも海外の旅の醍醐味のひとつ。その国や土地の文化を知ることで、いっそう特別な体験になることでしょう。

初めての海外トレッキング
おすすめの山旅は?

Recommended Mountain Trips

せっかくだから登頂にチャレンジしたい!雄大な自然を望みながらハイキングがしてみたい!歴史にふれる巡礼歩きをしてみたい!などなど、海外トレッキング・ハイキングにおすすめの山旅をテーマ別にご紹介。

 

こんな方におすすめ! 富士山(3,776m) より高い山に登頂したい

台湾最高峰・玉山(3,952m)
玉山 (3,952m)
台湾
  • 体力の目安
  • 2

台湾最高峰である玉山。人気の山ではありますが、一日の入山者数を制限しているため、混み合うことがありません。登山道はしっかりと整備され登山経験の少ない方でも登頂に挑戦することができます。付近は温泉地でもあり、登山で疲れた身体を癒すことができます。

 
キナバル山(4,095m)
キナバル山 (4,095m)
マレーシア
  • 体力の目安
  • 2.5

マレーシア・ボルネオ島のキナバル山。東南アジア独立峰。植生豊かなジャングルから、奇峰そびえる岩山まで、変化に富んだルートをお楽しみいただけます。日本からのアクセスも良く、最短5日間で登ることができるため、初めての海外登山におすすめです。

 

こんな方におすすめ!憧れの世界の名峰を展望したい

エベレスト街道トレッキング
ネパール
  • 体力の目安
  • 1.5

エベレスト街道は、数多くの登山隊が歩いてきたトレッカー憧れの名ルート。道のりは生活道のため歩き易く整備されています。ハイライトとなるシャンボチェの丘(3,800m)からは、世界最高峰エベレスト(8,848m)、世界第4位峰ローツェ(8,516m)、アマダブラム(6,812m)など、エベレスト山群の展望を満喫できます。

 
ジョムソン街道ハイキング
ジョムソン街道ハイキング
ネパール
  • 体力の目安
  • 1

かつて、チベットとの交易路だったジョムソン街道。カリ・ガンダキ川沿いに素朴な村が点在し、世界第7位のダウラギリⅠ峰(8,167m)、ニルギリ峰(7,061m)などを間近に望むことができます。街道で最も美しい村「マルファ」への日帰りハイキングや、チベット仏教とヒンドゥー教の聖地ムクティナート(3,798m)を目指すハイキングなど、土地の文化にふれることができるのも魅力のひとつです。

 
フンザの好展望地ドゥイカルの丘
グレート・カラコルム展望ハイキング
パキスタン
  • 体力の目安
  • 1.5

北部パキスタンに位置し、周囲をカラコルム山脈の7,000m峰に囲まれたフンザ渓谷。フンザ随一の好展望地ドゥイカルの丘からは、名峰ディラン(7,257m)やラカポシ(7,788m)、スパンティーク(7,027m)、ウルタル(7,388m)やレディーフィンガー(5,985m)、フンザピーク(6,270m)など憧れのカラコルムの山々の雄姿を堪能できます。

 

こんな方におすすめ!カルチャートレッキングがしたい

サンティアゴ・デ・コンポステーラ
サンティアゴ・デ・コンポステーラの道
スペイン
  • 体力の目安
  • 2

キリスト教三大巡礼地のひとつであるサンティアゴ・デ・コンポステーラ。キリスト教徒以外でも歩くことは問題なく、様々な動機を持った人々が訪れます。中でも「フランス人の道」は最も人気のあるルート。教会が残る村々や、牧草地を眺めながらの巡礼歩きを楽しむことができます。

ヴィア・フランチジェナ
ヴィア・フランチジェナの道
イタリア
  • 体力の目安
  • 2

イングランドのカンタベリーから永遠の都ローマを結ぶ巡礼路。歴代教皇たちが愛した街ヴィテルボからサン・ピエトロ大聖堂までのラスト107kmを歩くコースが人気です。長い道のりを経て、聖地ヴァチカンを自身の足で踏みしめる瞬間は、特別な体験となることでしょう。

中世の古城がたたずむドルドーニュ渓谷
フランス・ペリゴールの田舎道
フランス
  • 体力の目安
  • 2

南西フランスの田舎の中でも、特に「最も美しい村」と称される村々が集まるドルドーニュ渓谷とヴェゼール渓谷。農村風景の中を歩きながら、中世の古城巡りなど、悠久の歴史にふれることができます。

聖山アダムス・ピーク(2,238m)
聖山アダムス・ピーク(2,238m)
スリランカ
  • 体力の目安
  • 1.5

山頂に残る聖なる足跡が仏陀のものだと信じられ、巡礼路が整備されたのち、ヒンドゥー教徒はこの足跡をシヴァ神のもの、イスラム教徒はアダム、キリスト教徒は聖トーマスのものと信じるようになり、4大宗教共通の聖地となりました。乾季のシーズンは巡礼者で賑わい、山頂では神々しいご来光が私たちを迎えてくれます。

こんな方におすすめ!フラワーハイキングがしたい

世界遺産ドロミテ
世界遺産ドロミテ
イタリア
  • 体力の目安
  • 1.5

イタリア北東部、オーストリア国境近くに広がる山塊ドロミテ。切り立った尖峰や剥き出しの岩肌などの特異な山容で知られます。多くのハイキング・トレッキングコースが整備され、6月中旬~7月にかけては色鮮やかな高山植物が一斉に開花します。野に咲く花々と奇岩群の織りなす美しい山岳景観を満喫できます。

 
石の塔が並ぶウシュグリ村
コーカサス山麓
ジョージア・アルメニア
  • 体力の目安
  • 1

大コーカサス山脈に属し、美しい山岳風景が広がるジョージア。景勝地で知られるカズベキでは、ヨーロッパのドロミテにも似た岩峰を眺めながらのフラワーハイキングが楽しめます。ジョージアの隣国アルメニアは、全体の標高が平均2,000m以上を越える山岳国家。夏の山麓ハイキングでは、高山植物の観察が楽しめます。

神秘的な色合いのペイトー・レイク
カナディアンロッキー・ハイキング
カナダ
  • 体力の目安
  • 1

広大な山群カナディアンロッキーには全長約3,000kmのトレイルが整備されています。6月中旬から夏の花の見ごろを迎え、色とりどりの高山植物が咲き誇る中、フラワーハイキングを楽しむことができます。勾配も比較的緩やかで、手軽にカナディアンロッキー山脈の景観を堪能できます。

こんな方におすすめ! 大自然にふれたい

クエルノス・デル・パイネを望みながら歩く
パタゴニア
アルゼンチン・チリ
  • 体力の目安
  • 3

パタゴニアは世界のトレッカーの聖地とも言われる、美しい山岳風景が広がる場所です。名峰フィッツロイ展望ハイキングや、パイネ国立公園のWサーキットなど、数多くの絶景トレイルがあります。ハードなイメージがあるかもしれませんが、トレイルを歩く場合は特別な技術は必要ありません。パイネ国立公園には快適な山小屋もあります。

レンソイス・マラニャンセス国立公園
大砂丘レンソイス
ブラジル
  • 体力の目安
  • 1

ブラジルのレンソイス・マラニャンセス国立公園には、数万年の年月をかけて形成された1,550㎢もの広さを誇る砂丘が広がります。雨季に降った雨により地下水脈の水位が上昇すると、砂丘の谷間に無数の青い湖が出現します。神秘的な絶景の中、縦断ハイキングを楽しめます。

 

世界の山旅シーズン
早見表

海外は日本のように四季がはっきりしている地域は少なく、山旅に適した季節が限られている場所もあります。目的地のベストシーズンに合わせて計画しましょう。

1月2月3月 4月5月6月 7月8月9月 10月11月 12月
玉山
(台湾)
  • シャクナゲのシーズン
  • 晴天率の高いシーズン
キナバル山
(マレーシア)
アダムスピーク
(スリランカ)
  • 巡礼シーズン
  • 巡礼シーズン
ヒマラヤ
(ネパール)
  • シャクナゲのシーズン
  • 晴天率の高いシーズン
カラコルム
(パキスタン)
  • 杏の花
  • 晴天率の高いシーズン
サンティアゴ巡礼
(スペイン)
ドロミテ
(イタリア)
コーカサス山麓
(ジョージア)
カナディアンロッキー
(カナダ)
パタゴニア
(アルゼンチン・チリ)
  • 紅葉のシーズン

海外の山旅に必要な持ち物は?

Essential Gear for Trekking

山旅には動きやすく、温度調節のしやすい服装や機能的なアイテムが必須です。目的に合わせた装備を準備して、快適なトレッキングを楽しみましょう。

ザック
ザック

目的に合わせたザックをご用意ください(30~40リットル程度)。背負い丈、使いやすさなど、自分の体に合ったものを選びましょう。

トレッキングシューズ
トレッキングシューズ

防水性のトレッキングシューズや軽登山靴でしたら、ほとんどのコースで対応できます。軽い日帰りハイキングでしたら、運動靴でも問題ありません。

手袋・靴下
手袋・靴下

手袋は軽いハイキングでしたら軍手でもかまいません。高所では防寒用のものを。靴下は山歩き用の厚手のしっかりとしたものをご用意ください。

寝袋
寝袋

通常はスリーシーズン用。標高3,000m以上の宿泊地や極地気候の場所では冬用が必要です。標高4,000m以上の場合は、ダウンの冬用が必要です。

防寒具
防寒具

セーターやフリースなど。風除けのジャケットは雨具と併用することができます。フリースは保湿力と吸汗拡散に優れているため、幅広い用途で使えます。

ダウンジャケット
ダウンジャケット

寒い時期や高所でトレッキングをする場合はダウンジャケットが必要です。環境に応じて、保湿力を考えて選びましょう。防風素材のものでしたら、アウターとしても使えます。

雨具
雨具

山の天気は急変するため、上下セパレートでゴアテックスなどの通気性のよい素材をおすすめします。風が強い時は風除けとして、寒い時には防寒着にもなります。

スパッツ
スパッツ

雪や雨、泥除けに使用し、雪や泥が靴に侵入うするのを防いでくれます。ロング丈とショート丈のものがあります。目的や用途に適したものを選びましょう。

ヘッドランプ
ヘッドランプ

消灯後の山小屋では必ず必要になります。また、夜明け前に出発することも良くあります。日帰りのトレッキングであっても万一のために携帯することをおすすめします。

帽子・サングラス・日焼け止め
帽子・サングラス・日焼け止め

長時間外で歩くため、日よけ対策は必須です。高所では日差しも紫外線もさらに強くなります。帽子はさまざまな障害物からも頭を守ってくれます。

ストック
ストック

ストックを使うことによりバランスの良い歩行が可能になります。両手両足の筋肉をバランス良く使うことで足だけに過度な負荷がかからず全身を使って歩くことができます。

水筒
水筒

1リットル程度のものが便利です。ステンレス製のものは保温性に優れているためお湯を入れておくと重宝します。軽くて丈夫なプラスチック製のものも持ち運びに便利です。

よくある質問

Q&A

海外トレッキングについて皆さまから寄せられる質問にお答えします!初めての海外でのハイキング・トレッキングをご検討されている方、ぜひご参照ください。

海外の山は、日本の山より大変そう…。

海外トレッキング=登攀があって特殊装備が必要、というイメージが持たれがちですが、多くの山旅は日本の山と同じ装備でトレッキングが可能です。ルートもしっかりと整備されている所がほとんどのため、安全に歩くことができます。

トレッキング・ハイキング最中は、どんなふうに歩くの?

グループツアーではトレッキングガイドが先導し、添乗員が真ん中もしくは後につき、グループの皆様全員にしっかりと目が届くように歩きます。30分~1時間に1回は休憩をとり、目的地を目指します。

英語が話せないけど…。

添乗員同行ツアーであれば、困ったことがあれば添乗員に聞いてください。現地のガイドやスタッフも日本の方々との同行経験があり親しみやすい方ばかりです。大事なのは、“伝えよう”とする気持ちです!

食事はどんなものがでるの?

国やコースによっても異なりますが、それぞれの地域の料理をお楽しみいただけます。時々、添乗員特製の日本食が出る事もありますのでお楽しみに。長時間の移動がある日などは、ご自身で小まめに口に入れられる携行食の用意をおすすめしています。

道中のトイレはどうするの?

道中は、山小屋やロッジのトイレを借ります。ただし、備え付けのトイレットペーパーがない場合もありますので、各自ご用意ください。ネパールも近年は便座のある水洗トイレが増えて快適になりました。 道中にトイレがない場所では青空トイレになります。同行の添乗員やガイドが、状況に応じて茂みや岩陰など隠れることのできる場所をご案内をいたしますのでご安心ください。

お風呂の設備はあるの?

お湯のシャワーの設備があるロッジがほとんどです。ただしネパールなどではお湯の出が悪いことがあり、体を冷やして風邪や高山病の原因にもなり得るのであまり利用のおすすめはできません。テント泊の場合は、洗面器一杯のお湯をお配りさせていただくなどのサービスを実施しています。

海外の山小屋は日本みたいに雑魚寝なの?

海外では日本の山小屋のように狭いスペースに雑魚寝になることはなく、1名につき1つのベッドが割り当てられるので快適にお休みいただけます。部屋は2人部屋から、2段ベッドのドミトリーなど様々なタイプがあります。

荷物は全部自分で持つの?

日帰りハイキングや日数の短いコースではスーツケースを宿に預け、デイパックでご参加いただけます。ネパールのトレッキングツアーなど日数の多いコースでは翌日の着替などをポーターや動物が運びます。そのため、ご自身でお持ちいただく荷物は日帰り程度の荷物で歩いていただけます。

高山病が心配なのですが…

標高3,000m以上の高所では、高山病に対する注意が必要となります。現地にて、添乗員が高山病に際してのレクチャーを行います。弊社のコースでは、高所順応に配慮したコース設定をしておりますが、万が一深刻な高山病になられた場合は、添乗員・ガイドの判断で下山していただく場合もございます。対策として現地にて酸素ボンベ、パルスオキシメーター(血中酸素飽和度の携帯用測定装置)、ガモウ・バッグ(携帯用加圧装置 ※一部コース)、を持参します。

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