
パロ・ツェチュ祭
ブータン最大の祭り
毎月どこかで祭りが開催されているブータン。その中でもブータン最大の祭りが「パロ・ツェチュ祭」です。パロ・ツェチュ祭はパロ・ゾンに隣接するデヤンカ広場で5日間にわたって開催され、躍動的な仮面舞踊「チャム」や村の女性たちの踊り、黒帽「シャナ」の舞いなどの演目が次々に繰り広げられます。中でもお祭りのハイライトは最終日にご開帳されるトンドル(大掛仏)。年に一度、早朝にしか見ることができず、ブータン人なら一生に一度はお目にかかりたいと願う特別なものです。
※ ご見学いただく日によって祭りの演目は異なります。
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仮面舞踊「チャム」を楽しむ
躍動的で色鮮やかな仮面舞踊がチャムです。
娯楽を目的とした舞踊ではなく、宗教教義に基づく儀式や法要を表し、踊り手の動きは一挙手一投足まで書に記されています。
チャムは舞踊によって、難しい宗教の教えを一般の人々にもよりわかりやすく、親しみやすい形で伝えています。
トンドルのご開帳
トンドルとは「見るだけで解脱が出来る」大変ご利益のある大掛軸です。
未明の暗いうちからご開帳となり、朝日が昇るころ法要が始まります。人々はトンドルの前に進み、その裾を額にあて無病息災を祈ります。完全に日が昇るとトンドルは下ろされ、翌年まで大切にしまわれます。
ブータンのお祭りの本当の魅力
お祭りの魅力は、様々な出し物だけでなく、そこに集まるブータンの人々にもあります。
会場では老若男女問わず信仰篤い姿、お弁当を囲む大家族、遠くの町からやって来た行商人、特産物を販売する屋台など、
どこか懐かしく心和ませる光景を目にすることができます。地元の人たちのためのお祭りであるため、観覧席などは一切ありません。
敷物を持って、自由に好きなところで地元の人とまじって祭を楽しみます。
ブータンの人々とのふれあい、これがブータンのお祭りの本当の魅力なのかもしれません。

花と食を楽しむブータンの春
ブータンでは3~5月にかけて、あちこちでしゃくなげの花が咲き乱れます。目にするチャンスが高いのはティンプーからプナカに向かう途中に越える「ドチュ・ラ(峠)」付近。針葉樹林の森を登り、標高3,000m付近から赤、濃いピンク色の鮮やかなしゃくなげの花を見ることができます。 そのほか、プリムラ(サクラソウ)の一種、マグノリア(モクレン)の一種、そしてプラムやモモの花もブータンの山里の春を彩ります。
また、春のブ-タンは日本のぜんまいのような山菜・ナケが採れる季節。そのナケをダツィというチーズでからめる「ナケ・ダツィ」という料理がおいしく、日本のお客様にも好評です。 そしてこの季節が旬のアスパラガスも、茹で料理・炒めものとして登場します。

春の気候と観光時の服装
2月は日中でも十分な防寒具が必要です。3月~4月上旬は早春にあたり、桃やシャクナゲの花が咲く過ごしやすい季節です。日中は暖かく長袖シャツ程度でお過ごしいただけますが、朝晩は冷え込みますのでジャンパー等の十分な防寒具もお持ちください。
お祭り見学時の服装
お祭り見学時は脱帽、正装と決められています。ブータン衣装の場合は、男性はカムニ、女性はラチュというスカーフが必要となります。
洋服の場合は足を出さないズボン又はスカート、襟付きの長そでを着なければなりません。
カムニをつけた正装の男性たち
ブータンの子供たち
春のドチュ・ラ(峠)に咲く花
ブータンの春祭り見学ツアー
ゆとりのパロ計3泊、ティンプー2連泊。ブータン最大の祭典と春の訪れを満喫。パロ、ティンプー、プナカの3都市の主なみどころはもちろん、古刹タクツァン僧院も訪問する充実の8日間。
出発日 2019年3月18日 【8日間】
パロ・ツェチュ祭見学 358,000円
ブータンの花咲く季節にハイキング。春・最大のパロ・ツェチュ祭は2日間かけて見学。ブータンの民家に訪問し、焼き石風呂「ドツォ」の体験も。
出発日 2019年3月18日 【8日間】
パロ・ツェチュ祭見学 358,000円
独自の文化を守りながら発展する西ブータンから秘境・東ブータンまでを完全走破。インドから陸路で国境を越えて、神秘の王国ブータンへ。ブータンの魅力を味わい尽くす。
出発日 2019年3月18日 【13日間】
パロ・ツェチュ祭見学 458,000円