ツアーのポイント

ポイント 燃え上がるクレーターの間近でキャンプ泊

ダルワザの地獄の門では、燃え盛るクレーター近くにテントを張ります。特に、夜の漆黒の闇の中で轟音と熱風を伴って燃える迫力の姿は、キャンプ泊でなければ体験できません。

ポイント トルクメニスタンのすべての世界遺産を訪問

ホラズム・シャー朝の都クニャ・ウルゲンチ、パルティア王国の都ニサ、アケメネス朝からティムール帝国時代までの歴史が刻まれた都市遺跡メルブ、3つの世界遺産をじっくりを見学していただきます。

訪問する
世界遺産

クニャ・ウルゲンチ/ニサのパルティア王国の都城跡/古代都市遺跡・メルブ

COLUMN 地獄の門 ダルワザのガス・クレーター群

カラ・クム砂漠のほぼ中心に位置するダルワザ。この地域に残る3つのガス・クレーターは、すべてトルクメニスタンに豊富な天然ガスの採掘作業中に空いたクレーターです。クレーターの底に地下水が湧き出し、天然ガスの泡が噴出する「水のクレーター」と「泥のクレーター」もありますが、圧巻は、噴出するガスに火を放ったため、40年以上も燃え続ける「火のクレーター」です。何もない砂漠の中に突如として現れたこのクレーターは、その異様な光景から「地獄の門」と呼ばれています。横60メートル、縦50メートルの楕円形をしたこのクレーターの内部は、轟音を立てて火が燃え、熱が生んだ陽炎が回りを覆っています。ツアーでは、このクレーター近くにキャンプをし、夜の闇の中に燃えるクレーターの迫力ある光景をご覧いただきます。

闇に燃え盛る炎 闇に燃え盛る炎
荒野に突如として現れるクレーター 荒野に突如として現れるクレーター
水のクレーター 水のクレーター
地獄の門のそばでのキャンプ泊 地獄の門のそばでのキャンプ泊

COLUMN 漢の武帝が求めた汗血馬

前漢の武帝は、西域を旅行した張騫の報告により、大宛(フェルガナ)に名馬がいることを知りました。武帝は遠征軍を率いてまで、この馬を手に入れようとしましたが、この名馬の名が汗血馬です。血の汗を流し、一日に千里(約500km)を駆けたと言われる汗血馬は、トルクメニスタンが原産のアハルテケだったと言われています。ビロードのように光る美しい体のアハルテケは、たてがみが短く、細く長い脚が特徴です。

アハルテケの飼育所にて アハルテケの飼育所にて

COLUMN 出土した歴史の証言者の数々・アシガバート国立博物館

象牙のリュトン(ニサ出土)
ギリシャの文化を好んだパルティアが使用したリュトン。一本の象牙をくり抜いて作られたこのリュトンは、すでにインドから象牙の交易があったことを物語っています。 このリュトンにワインを入れ、宴会の場で飲んだとも、聖水を入れて聖所に撒いたとも言われています。

メソポタミア様式の壺(メルブ・グヤウル・カラ出土)
両脇に取っ手のあるこの壺の様式は、メソポタミアからの文化と言われています。この壺の回りには、ある男の結婚、狩りの様子、葬式の様子があり、彼の一生が描かれています。この壺の中には、白樺の木の皮に書かれたサンスクリット語の経文が入っており、現在はロシアのエルミタージュ美術館に所蔵されています。

最果ての仏像(メルブ・グヤウル・カラ出土)
ガンダーラ製の黒い石で作られたこの仏像は、グヤウル・カラにあった仏教寺院跡から発見されました。このメルブより西側では、未だ仏教寺院は発見されておらず、メルブが仏教伝来の西の果てと言われています。インドで興った仏教が、ガンダーラ、中央アジアを通り、東は日本、西はこのメルブまで伝わったことを物語る出土品です。

象牙のリュトン 象牙のリュトン
メソポタミア様式の壺 メソポタミア様式の壺
最果ての仏像 最果ての仏像

出発日と料金

ご希望の日付・人数・プランをお伺いしてお見積りいたします。
最新料金はお問い合わせください。

ツアー日程表

地名 スケジュール
1日目 東京・名古屋・大阪
ソウル
タシケント
空路、東京(成田空港)、名古屋(中部空港)、または大阪(関西空港)よりソウルへ。着後、航空機を乗り換えて、ウズベキスタンの首都タシケントへ。着後、入国・通関後、係員の出迎えを受け、ホテルへ。
食事 朝:- 昼:- 夜:-/タシケント泊
2日目 タシケント
ウルゲンチまたはヌクス
(国境)
タシャウズ
(クニャ・ウルゲンチ)
朝の便にて、ウルゲンチ又はヌクスへ。着後、専用車で国境へ。国境を越え、トルクメニスタンのタシャウズへ。着後、ガイドの出迎えを受け、ホラズム王国の都が置かれ、歴代の王の廟が残るクニャ・ウルゲンチを見学(中央アジアで最も高いクトゥルグ・ティムールのミナレットチュラベク・ハニム廟テケッシュ廟)。
食事 朝:○ 昼:○ 夜:○/タシャウズ泊
3日目 タシャウズ
ダルワザ
専用車にてダルワザへ。着後、クレーター群をゆっくりと見学。夜は、暗闇の中で燃える迫力ある地獄の門の光景をお楽しみください。
※クレーター近くでのキャンプ泊をお楽しみください。
食事 朝:○ 昼:○ 夜:○/ダルワザ:キャンプ泊
4日目 ダルワザ
アシガバート
(ニサ)
専用車にて、アシガバートへ。着後、アシガバート市内及び郊外の観光国立博物館、パルティア王国の都ニサ、漢の武帝も求めたアハルテケ(汗血馬)の飼育所等)。
食事 朝:○ 昼:○ 夜:○/アシガバート泊
5日目 アシガバード
マリ
(国境)
ブハラ
航空機にて、メルブ観光の拠点マリへ。着後、中央アジア最大の遺跡と呼ばれるメルブを観光。巨大な日干し煉瓦造りの城壁址大キズカラ小キズカラエルク・カラなどを見学。午後、専用車にて、カラ・クム(黒い砂漠)を走りトルクメナバードへ。アム・ダリヤを渡り、国境を越えてウズベキスタンのブハラへ。
食事 朝:○ 昼:○ 夜:○/ブハラ泊
6日目 ブハラ
タシケント
早朝~午前の列車または航空機にてタシケントに戻ります。。着後、市内観光博物館旧市街独立広場ナヴォイ劇場(外観)等)。その後、専用車にて空港へ。空路、ソウルへ。
食事 朝:○ 昼:○ 夜:○/機中泊
7日目 ソウル
東京・名古屋・大阪
ソウル着後、航空機を乗り換えて、帰路の途へ、東京(成田空港)、名古屋(中部空港)、または大阪(関西空港)それぞれ帰国の途につきます。
  • 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
  • 食事回数:朝5/昼5/夜5:機内食は除く
  • 利用予定航空会社:アシアナ航空、大韓航空、ウズベキスタン航空、トルクメンニスタン航空
  • 最少催行人員:1名
  • 添乗員は同行しませんが、日程表記載の現地ガイド、係員がご案内いたします。

料金に含まれるもの

交通費 国際線エコノミークラス航空運賃
(東京・大阪/ソウル/タシケント 往復:アシアナ航空、大韓航空)

国内線エコノミークラス航空運賃
(タシケント/ウルゲンチまたはヌクス ウズベキスタン航空)
(アシガバート/マリ トルクメニスタン航空)

ウズベキスタン鉄道運賃または国内線エコノミークラス航空運賃
(ブハラ/タシケント 片道)
ガイド料金 日程表記載の、タシケントでの日本語ガイド、及びその他各地での英語ガイド料金。
送迎費 日程表記載の専用車、送迎係員およびドライバー料金。
見学料金 日程表記載の各見学地における入場料。
宿泊費 日程表記載の各地における宿泊料金、及び税金、サービス料。
食事料金 日程表記載の食事代(朝5/昼5/夜5 機内食除く)

料金に含まれないもの

査証(ビザ) ウズベキスタンは査証不要です。
トルクメニスタンは国境にて取得します。代金は流動的ですが、国境通過時に実費(50~80USドル前後)を現金でお支払いください。また、査証取得の為に必要な招聘状の取得手数料として別途7,700円を頂戴いたします。写真2枚、旅券の残存有効期間はトルクメニスタン入国時に7ヶ月半、査証欄余白は3ページ以上必要です。
空港施設利用料 成田空港:3,160円、中部空港2,970円、関西空港:3,100円
国際観光旅客税 1,000円
海外空港税諸税 最新の料金はお問い合わせください。
燃油特別付加運賃 最新の料金はお問い合わせください。
航空保険料 最新の料金はお問い合わせください。
個人的費用 超過手荷物料金、クリーニング代、通信費、医療費、日程表記載以外の飲食代、その他個人的性質の費用。
ガイド・ドライバーへのチップ ガイド・ドライバーへのチップについては含まれておりませんので、適宜、現地にてお支払いください。
海外旅行保険料 別途、ご加入することをお勧めいたします。
寝袋レンタル キャンプ泊では寝袋が必要です。
お持ちでない方には弊社でも有料(5,000円)で貸し出しいたします。
  • 表記の金額は為替の変動等により変更になる場合があります。
  • 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。

ご案内とご注意

利用予定ホテル ■タシケント:ショドリクパレス、ウズベキスタン、ル・グランド
■タシャウズ:タシャウズ
■アシガバート:グランドトルクメン、アクアルティン
■ブハラ:ASL、キャラバン、グランド、アジア
観光について 見学地によっては、稀に、突然の修復工事などにより予告なく入場観光ができなく場合があります。
渡航情報 最新の外務省情報につきましては、出発前に必ずご一読ください。
>外務省海外安全ホームページ
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旅行企画・実施 株式会社 西遊旅行
観光庁長官登録旅行業第一種607号 
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