スニ Suni

体高が33cm~45㎝のとても小さなレイヨウである。4亜種もしくは4種に分けることもありこの写真はMountain Suniである。森林の藪の中に住むのでなかなか見ることができないが、ケニア、アバーディア国立公園内にあるThe Arkのロッジで与えている鳥の餌のおこばれをもらいに現れるので観察することができる。

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シマハイエナ Striped Hyena

ハイエナ科には4種いる。ブチハイエナ、カッショクハイエナ、アードウルフと本種シマハイエナである。ハイエナと聞くと、ライオンが捕った獲物の残りを食べるようなイメージやどこか汚いイメージもあったりしてしまうが、ブチハイエナ以外のハイエナは基本は単独性で小動物以外にも果実などを食べる(アードウルフはシロアリ食)。夜行性で見るのが簡単ではない。また縞模様や鬣があったり、美しい動物である。

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203 カラカル Caracal

けして数が少ないわけでもなく、分布は広い。しかし、なかなか見られないのがこのカラカルである。これまでアフリカにも住み、数多くのサファリをしてきて、4回、見たことはあったが遠方や藪の中で写真を撮ることはできなかった。そのカラカルがンゴロンゴロでよく見れているという情報をもとに2022年の年末にカラカルを探しに行ってきた。5日間、ンゴロンゴロで終日探し、5日目の最後のあと2時間で戻らなければならないというところでカラカルに会うことができ、長いこと観察することができた。

 

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196 ライオン Lion

アフリカで人を最も殺している哺乳類はカバだ。カバが臆病でパニックになりやすく、しかも体重3tもありながら時速60kmで走ることができるという。3トントラックに時速60kmにてぶつかられた衝撃をはいくらライオンでも無傷ではなく、カバがライオンの食事のメニューになることはほとんどない。
しかし、今回行ったルアハ国立公園のロッジの近くのライオンの群れ(プライド)はこのところカバばかり襲っているという。ルアハに到着した日の朝にまた1頭の大きな雄のカバが犠牲となった。その死体は喉ではなく頭蓋骨の上の方が噛まれて損傷し、頭蓋骨をかみ砕いて殺すジャガーのような狩りの仕方であった。背中に飛び乗り、噛みくだく急所をそのライオンのプライドは覚えたのだろう。そのライオンの群れの構成を見て、なぜその群れがカバを襲うようになったのか想像できた。
ライオンといえばメスが狩ると思われたりしている。また2~3頭の雄とたくさんのメスの群れとも思われていることが多い。でもそれは必ずしも正しいとはいえない。ライオンの雄は体重が重くメスより足は速くない。そのためトピ、ハーティビースト、ヌー、インパラといった足の速い動物ならばメスの方が狩りに適している。しかし、バッファローなどの大きく強い動物ならば力のある雄の方が狩りにむいている。
またライオンの雄は生まれた群れを離れ、狩りをしながら生き延び、成長したら他の群れの雄を追い出して新しいプライドを作る。その群れをはなれるとき、同年代の雄は一緒に出て行くことが多い。たとえば5匹の子供が生まれ、その5匹が全て雄である確率は2の5乗分の1の確率しかなく、それが全て群れを離れるまで死なずに生きられる可能性を考えればさらに少なくなる。しかし、それでも時に5匹以上の雄のグループができ、その雄の群れが3頭のメスしかいないプライドを乗っ取ったとき、ライオンでも逆ハーレム型の群れができる。つまり、カバを襲っていた群れはまだ鬣が生えきらぬ同年代の5頭の雄と雌3頭の群れで、おそらく乗っ取ったのが最近でまだ子供はいない群れだった。
雄5頭ではインパラの大きさの獲物では十分にお腹を満たすことができないだろう。インパラはたくさんいる場所であったが、それでは足らず、バッファローが水不足で移動してしまい大きな獲物がなくなったとき、オスライオン5頭という戦力でカバを襲い、そしてカバを殺す方法を覚えたのではないだろうか?そして4夜でカバは骨と皮だけになり、ハゲワシの食べ物となった。
久しぶりに日本の出発も帰国もほとんど満席の飛行機だった。

 

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180 ジェレヌク Gerenuku

東アフリカの乾燥地域に生息します。ほっそりとした身体で、後肢2本で立って藪の高い場所の葉を食べることがあります。サンブル国立公園で撮影しました。細くて華奢に見えるときもありますが、よく見ると筋肉が発達しているのがわかります。

 

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179 ダルマワシ Bateleur

顔が赤く、とても美しい猛禽です。アフリカのサバンナに広く分布します。飛ぶと尾羽がとても短く、風切りが長く、すぐにわかります。飛んでいる姿は良くみますが、とまっているのをあまり見ません。

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178 フサミミオリックス Fridge-eared Oryx

あけましておめでとうございます。2022年は海外へのツアーにもう少し行きやすくなることを願っています。

最近はベイサオリックスと分けて単独の種と扱うことが多くなりました。前の投稿のベイサオリックスと比べてみると分かりますが、耳に毛の房があります。ケニア南部に生息し、東ツアボ国立公園、西ツアボ国立公、タランギーレ国立公園などで観察することができます。写真は西ツアボ国立公園です。

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177 ベイサオリックス Beisa Oryx

ケニアのサンブル国立公園は先に紹介したグレビーシマウマやアミメキリン、フサホロホロチョウ、等のマサイマラなどのケニア タンザニアの主な国立公園では見られない種類が多く見られます。このベイサ オリックスもその1種です。

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174 グレビーシマウマ Grevy’s Zebra

腹部が白く、縞が普通のシマウマよりも細かい。ケニア北部とエチオピアの南部だけに生息するグレビーシマウマです。ケニアのサンブル国立公園が観察できる場所としては有名です。                               2年ぶりにアフリカでサファリをしました。ケニア、タンザニアは入国の規制をしたことはなく、現時点で日本帰国後の2週間の待機と空港からの公共交通機関を使わずに自宅へ帰ることができれば行くことは可能です。早く普段の生活に戻ってほしいものです。

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129 ミナミジサイチョウ Southern Ground Hornbill

 

昨日、タンザニアのンドゥトゥ・セレンゲティ サファリスペシャルから帰国しました。その前のユキヒョウと日本滞在は中3日だったのでさすがに疲れました。ンドゥトゥではチーターが車のボンネットに乗るなど多くの動物の出会いに恵まれました。その中で出会ったジサイチョウ。普段は地面で歩いていることが多いですが、繁殖期なのが樹上で鳴いていました。この変わった風貌で好きな鳥です。

 

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