222 オランウータン Bornean Orang-utan

今はオランウータンは3種に分類されている。そのうちのボルネオ島に生息しているオランウータン。子供がお腹にしがみついているのであるが顔が背中側を向いているので母親と両方の顔の写真撮影ができなかった。ボルネオのデラマコットは持続的に森林が維持できるモデルで樹木の伐採を行っている。伐採によって樹冠に隙間ができ、また道路網が発達しているので車からの鳥やオランウータン、夜間の動物の観察がしやすい。

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221 マーブルキャット Marbled Cat

東南アジアの熱帯雨林に生息する野生ネコ。ウンピョウに模様が似ていることから分類的に混乱していた。樹上でムササビやリスなどを狩るとされるが生態についての多くがわかっていない。ボルネオでナイトサファリで見られることはあるが、ウンピョウと同じくかなり難しい種だ。

 

 

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218 スンダウンピョウ Sunda Cloud Leopard

23年前にNHKの仕事で8週間ほどボルネオで過ごしウンピョウを探した。そのときにウンピョウを見ていなかったら、ふと大型野生ネコのうち見ていないのはユキヒョウだけだと、ヒマラヤに行くこともなかったかもしれない。
ユキヒョウを撮影したとき、気づくと自分が撮影していない大型野生ネコはウンピョウだけになっていた。
23年前は三脚をもっているアルバイトだったが、アルバイト代をもらって自分のお金でなかった。8週間いて撮影チャンスは1度しかなかったウンピョウを自分のお金で行くのはと気もひけたが、それでも行くしかない。数回は行くことを覚悟し、今回が2回目の挑戦で、運よく11夜で1回だけウンピョウに会うことができた。
そのウンピョウが撮影できた今回だが、今はスマトラとボルネオのウンピョウは スンダウンピョウ と大陸のウンピョウと種が分かれた。
次は大陸のウンピョウを探さないとという挑戦が待っている。

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84 タイガーシベット Banded Palm Civet

体全体がこの写真では分からないのが残念だが、最も美しい哺乳類のひとつではないかと思っているタイガーシベット。体にかなり規則的な縞模様が入る。東南アジアに生息し、個体数は少なくないようだが夜行性のため見るのはとても難しい。

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55 クロアカヤイロチョウ Black-and-Crimson Pitta

ヤイロチョウの仲間はどれもとても美しい。ボルネオの固有種。ウンピョウを探してボルネオに行って、目標のウンピョウは見れなくても多くの生き物には会うことができる。生態系の頂点を探しながら多くの生き物に会えていることが僕には目標を達成できなくても幸せをもたらしている。

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31 ベンガルヤマネコ Leopard Cat

先ほど、ボルネオから帰国しました。今回は自分の取材としてウンピョウをいう大型の野生ネコを探しに行きました。16年前、テレビ番組制作のアルバイトとしてボルネオの熱帯雨林に8週間生活し、計3回合計で15分くらいウンピョウを見たことはありますが、そのときはアルバイトのため自分の写真をとることができませんでした。そして、今回もウンピョウを見ることはかないませんでしたが、幻とも言われる動物が簡単にみられるわけはありません。ユキヒョウを初めて見るのに7年かかりました。今回のボルネオ行きで、やっと始まったなという想いです。

ウンピョウは夜行性のために昼夜が逆転した生活で過ごしました。そして、見つけたベンガルヤマネコの写真です。ツシマヤマネコやイリオモテヤマネコと同じ種類で別亜種になりますが、正直に言えば 似ても似つかない。ベンガルヤマネコのボルネオ亜種です。

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