和名はアオカンムリハチクモドキにでもしようか?多くの鳥の分類群で起きていることであるが、1つの種であった鳥が複数種に分けられ、和名がないことが多くなっている。南パンタナールではぜひ見たい美しい鳥である。
カテゴリー: 鳥
90 ヨツヅノレイヨウ Four-Horned Antelope
タドバ国立公園で先週 戻ったインド中央部の4大国立公園 タイガーリザーブツアーで出会ったヨツヅノレイヨウ。名前の通り4つの角が頭から生える(前方の2本ずつが長さ2-4cm、後方の2本ずつが長さ5-12cm。1993年の推定個体数は1000~10000とされ、とても数が少ない可能性があると言われた。今でもとても出会うのが難しい種類である。明後日からまたインドのトラツアーでタドバに寄るので、簡単ではないが、また是非 あってみたいなと思う。ヨツヅノレイヨウの前にいるのはハシブトガラス(Jungle Crow)
ヨツヅノレイヨウはニルガイに近縁だそうです。
夏に行われるユキヒョウとの共存の道を探るボランティアツアーがWWFジャパンのウエブサイトに取り上げられました。
WWFジャパンとこれから末永く個人として野生動物のことを一緒に考えることができたら嬉しいと思います。
82 オオハシガラス Thick-billed Raven
80 シラオラケットカワセミ Buff-breasted Paradice Kingfisher
77 チャバネコウハシショウビン Brown-winged Kingfisher
76 オナガニシブッポウソウ Abyssinian Roller
73 オオワシ Steller’s Sea Eagle
72 マンガイアショウビン Mangaia Kingfisher
マンガイア島とご存じだろうか?南太平洋に浮かぶ孤島で、観光客も少ない。島の人口は2000ということだが大半は出稼ぎに行っていて常時は500人くらいと聞いた。宿泊できる施設は島にふたつだけ。その宿泊所のおばさんに「カワセミを探しに来た」と言ったら「たくさんの人がカワセミを探しにくるけど、みんな見れずに帰るのよ」と言われた。
それから自転車を借りて一人でカワセミを探すこと10分、この孤島にしか世界で見られることのないマンガイアショウビンを見つけた。カワセミを追わなったら、太平洋の孤島のマンガイア島という名前を聞くことしらなかっただろう…。何かを求めると、それに付随して多くの知識が入ってくることになる。

エチオピア エリトリアの固有種である。非常に特徴的な大きなクチバシをもち、その先は白い。また後頭部が白い。ハゲワシやヒゲワシと死肉を争っている。
オーストラリア ケアンズ近郊で撮影。 とても美しいカワセミの仲間である。
ランカウイ島で撮影。チャバネコウハシショウビンはマレー半島の西側のマングローブ林に生息する、美しく大きく見ごたえがある。
オナガニシブッポウソウは水色が全身を覆い長い尾をもつ。ライラックニシブッポウソウがケニアから南部アフリカのサバンナに生息するのに対し、こちらは主にサハラ砂漠の南に東西に延びるサバンナに生息する。
根室のオオワシである。外国人からの日本の野生動物のイメージはオオワシ、タンチョウ、ニホンザルであり、多くの外国人が冬に日本を訪れる。そんな季節がもうすぐだ。他にも多くの自然の魅力が日本にはあるのだけど。
サモア独立国の固有種である。南太平洋には多くの島があり、そこには独自に進化した鳥がいる。とくにカワセミとハトの仲間の分化が進んでいる。
カワセミの仲間は世界で約100種~130種ほど生息する。幅が広いのは近年になって多くの種を分ける傾向があり、このセジロカワセミもNorthern Silvery KingfisherとSouthern Silvery Kingfisherに分けられた。