カテゴリー: ◆クマ科
2023.11.01 update
2022.02.15 update
181 ツキノワグマ Asian Black Bear
ニュースなどでクマの恐ろしさが強調された放送がされる度に、アメリカのヨセミテ国立公園のことを思う。ハイキングコースを歩いていれば、普通に日本のツキノワグマよりひとまわりは大きなアメリカクロクマにでくわす。ハイキングルートから10mのところで餌を食べていたりする。
そこをハイカー達はクマを少し見てとまったりはするが、普通に歩いて通り過ぎる。クマも人もこわがったりはしていない。。。人もクマがいる自然の豊かさを享受していた。
クマが人間は恐いものではないと信じる。そして、人間もこわがらず、クマを尊重し、クマに間接的にでも餌を与えてクマが人に興味をもつようなものを排除する。もちろん駆除、狩猟をしない。徹底的なゴミや食べ物の管理。クマが飢えないだけの十分な餌が自然に存在すれば、クマと人間が危害を加えないでお互いの存在を尊重できる関係が生まれる場所ができるのだろう。
狩猟されてるクマにとって人間は恐ろしいものであるから、日本の森で僕が出会ったツキノワグマたちは か弱い僕を見て、一目散に逃げていくことがほとんどだ。しかし、日本にも長いこと人に狙われず、人が近くにいて、人を気にせずにい自然にふるまうクマがいる場所はあるにはある。。
このコロナで海外にツアーできないときに、ツキノワグマを見せることも考えてはいるが ではそれをツアーにするかというと、その場所が世の中に広がって多くの人が押し寄せてしまい、結果的にゴミなどにクマが惹きつけられることによって、人間とのトラブルが生じ、撃たれてしまう、またはけが人がでるといったことを助長しないか。それでも仕事をしていかなければ僕も生きれないし。コロナでツアーが可能なのか。など、いろんなことを思ってしまうのである。
2019.09.10 update
148 ヒグマ Brown bear
2018.10.13 update
115 ヒマラヤヒグマ Himalayan Brown Bear
2018.01.06 update
71 ナマケグマ Sloth Bear
2017.12.20 update
67 アメリカクロクマ American Black Bear
アメリカクロクマの子供.クロクマという名が付いているが、毛の色は栗色から黒まで様々である.セコイアやヨセミテなどの国立公園のトレイルを歩いていると時々クマに会う。トレイルのすぐ脇で植物やアリの巣からアリを食べていたりして、驚くのだが、ハイカーはしばらく観察してその場を立ち去る間、クマはほとんど人を気にしていない。人間とクマに文化的にお互いに不可侵なことが理解されていて人もクマも必要以上にお互いを恐がらない。人家側に現れただけですぐに有害駆除の対象になってしまう日本のツキノワグマとはかなり違う。日本もこんなクマと人の関係ができればいいのにと思うことがある。
2017.07.05 update