インド亜大陸に生息する野生ネコ。インド グジャラートのヴェラヴァダール・ブラックバック国立公園にて出会った。トラを探しているときやスリランカでも何度が出会ったが、まだ明るい時間帯に全身を見たのは初めてかもしれない。
カテゴリー: 動物
207 ブラックバック Black Buck
205 オジロヌー Black Wildebeest
203 カラカル Caracal
198 タテガミオオカミ Maned wolf
196 ライオン Lion
194 ハイイロスレンダーロリス Grey Slender Loris
190 マントホエザル Mantled Howler
中米に広く生息するホエザル。 中南米ではこのホエザルの仲間、東南アジアではテナガザルの鳴き声が聞こえると、その地にやってきたなという実感とこれから出会う野生動物のことでワクワクする。
ホエザルはクモザルやウーリーモンキー、オマキザルなどとともに新世界に生息する。ホエザルだけで12種いる。まだ見ていない種ばかりだ。
188 ニホンカモシカ(白変種) Japanese Serow
シシ神さま
黒か白かと言われれば黒だ。犯罪を犯したわけではない。色素が欠乏したアルビノや白変種は遺伝的な欠乏した状態で生まれるが、人間に神様の使いなどとして扱われ、シロヘビなど地域的に白い個体がよく生まれる場所などがある。一方、黒は欠乏ではなく平均よりもメラニン色素が多いことで生まれる。
白は目立ち、捕食者や外敵から狙われやすいが、黒は生まれた場所によっては有利に働くこともある。熱帯雨林などの環境ではクロヒョウの生まれる率は開けたサバンナよりも高く、黒いことで闇に隠れ、不利な状態ではなくなることもある。動物園などにいるホワイトタイガーなどはどうも人に作られてしまった気がして、野生が好きな僕としてはシロよりもクロが好みだ。
もちろん一面が雪の銀世界ならシロも有利になる。北極圏には白いオオカミがいるしティンババディ周辺で時々生まれる白いライオンは氷河時代の遺伝子が残っているのではないかとも言われる。
ニホンカモシカの色は四国や関東周辺のクロっぽいものから、下北半島にまでいけばだいぶ白くなる。もともと雪も多い日本である。今日、探してきたこの白いカモシカはそういうカモシカの歴史の中にあった遺伝子の発現なのだろうか?
なかなかに美しかった。時間のとれるときは追ってみようかな。
185 クロサイ Black Rhinoceros
セレンゲティ国立公園の面積は四国ほど。そこにクロサイは30頭しか生息しない。ンゴロンゴロには9頭のクロサイがいるので合わせても50頭にならない。そんねセレンゲティでクロサイに出会えるならとても幸運だ。