タグ別アーカイブ: Superb Starling

アビアッタ・シャラ湖国立公園 アフリカリフトバレーのワイルドライフ(エチオピア)

Lesser Flamingo コフラミンゴ Greater Flamingo オオフラミンゴ アビアッタ・シャラ湖国立公園エチオピア (19)

アビアッタ・シャラ湖国立公園 Lake Abiata-shala National Park はアフリカ大地溝帯湖沼群の湖で、アビアッタ湖とシャラ湖の2つの湖からなる国立公園。シャラ湖はカルデラ湖で水深260mもある湖ですが、アビアッタ湖はアルカリ性の高いとても浅い湖でフラミンゴたちが集まることで知られています。

この国立公園は保護区と村との境界があいまいで、家畜が公園内に入っていたり、湖もミネラルと水の過剰摂取により水位が下がり続けているなどの問題もあるそうです。

Lesser Flamingo コフラミンゴ Greater Flamingo オオフラミンゴ アビアッタ・シャラ湖国立公園エチオピア (12)

ここで見られるのは コフラミンゴ Lesser Flamingo と オオフラミンゴ Greater Flamingo。くちばしの先がピンクと黒で色が分かれているほうが、オオフラミンゴです。

Lesser Flamingo コフラミンゴ Greater Flamingo オオフラミンゴ アビアッタ・シャラ湖国立公園エチオピア (18)

車で行けるところまで行って、フラミンゴたちのいるところまでは少し歩かなくてはなりません。

Lesser Flamingo コフラミンゴ Greater Flamingo オオフラミンゴ アビアッタ・シャラ湖国立公園エチオピア (19)

国立公園のレンジャーによると、ここのフラミンゴは4~7月はケニアに行くが、それ以外の季節はアビアッタ湖で観察できるとのこと。

エリマシギ Ruff アビアッタ・シャラ湖国立公園エチオピア (20)

エリマキシギ Ruff たちです。ユーラシア大陸北部で繁殖し、冬にアフリカに渡ります。フラミンゴたちの足元でせっせと捕食していました。

アカシアの林で覆われた国立公園で出会った野性動物、野鳥たちです。

Common Ostrich ダチョウ アビアッタ・シャラ湖国立公園エチオピア (7)

ダチョウ Common Ostrich のオスです。アビアッタ・シャラ湖国立公園では、個体数が減ってしまったダチョウの繁殖と保護をしており、入り口の事務所付近にたくさんいました。

Common Ostrich ダチョウ アビアッタ・シャラ湖国立公園エチオピア (6)

ダチョウ Common Ostrich のメス

イボイノシシ Warthog アビアッタ・シャラ湖国立公園エチオピア (1)

イボイノシシ Warthog くん。アフリカのサバンナに暮らす、イノシシ。

アフリカオオノガン Kori Bustard アビアッタ・シャラ湖国立公園エチオピア (21)

いました!アフリカオオノガン Kori Bustard です。大きな大きな鳥で、まるで貴婦人のように優雅にアカシアの林を歩いていました。

グラントガゼルのオス Grant's Gazelle アビアッタ・シャラ湖国立公園エチオピア (8)

グラントガゼル Grant’s gazelle のオス、立派な角の個体です。

グラントガゼルのメス Grant's Gazelle アビアッタ・シャラ湖国立公園エチオピア (9)

こちらはグラントガゼル Grant’s gazelle のメス

Superb Starlingツキノワムクドリ  アビアッタ・シャラ湖国立公園エチオピア (10)

エチオピアでよく見かけるツキノワテリムク Superb Starling。 胸とお腹の間に白いラインがあることからツキノワ(月の輪)なのですね。

Von der Decken’s Hornbill セグロコサイチョウ アビアッタ・シャラ湖国立公園エチオピア (11)

セグロコサイチョウ Von der Decken’s Hornbill のオスです。オスはくちばしが赤、メスは黒。

White-bellied Go-away-bird シロハラハイイロエボシドリ アビアッタ・シャラ湖国立公園エチオピア (4)

シロハラハイイロエボシドリ  White-bellied go-away-bird  エチオピアを中心に標高1,500mくらいの乾燥した林でみられる鳥。メスのくちばしは黄緑色、オスのくちばしは黒色です。

White-bellied Go-away-bird シロハラハイイロエボシドリ アビアッタ・シャラ湖国立公園エチオピア (2)

観察していたら、ラブラブでした。

White-bellied Go-away-bird シロハラハイイロエボシドリ アビアッタ・シャラ湖国立公園エチオピア (3)

繁殖期だったんですね。

Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : Jan 2016 , Lake Abiata-Shala National Park – Ethiopia

Reference : Information from Park Ranger, Helm Field Guide “Birds of Horn of Africa”, Mr.Tedy – Tedy Tour & Travel service, Wikipedia (EN,JP) , Lonely Planet

★★バレ山地も訪問するエチオピア・ネイチャーツアー 2018年発表★★

雨期明けの美しい季節11月限定出発★バレとシミエン エチオピアの固有種を追う
アフリカ大地溝帯山岳部のエチオピアオオカミとゲラダヒヒ

エチオピア 神秘の景観 ソフ・オマール洞窟とワイルドライフ

ソフオマール洞窟(エチオピア) (12)

エチオピア中部の玄武岩台地の下を流れるウェブ川の流れが作り出した全長1.5キロに及ぶソフ・オマール洞窟。アフリカ最大級と言われていますが、洞窟に差し込む光の神秘的な景観とウェブ川に集まる村人、家畜たちの姿は「アフリカならでは」の景色です。

ソフオマール洞窟(エチオピア) (14)

洞窟自体は現時点では懐中電灯を持って中に入らなくてはなりませんが、川が流れ込んでいる部分は日が差し込んでいます。

ソフオマール洞窟(エチオピア) (15)

洞窟の中をウェブ川が流れています。洞窟を歩いて別の場所に出れるそうですが、体験したガイド氏によるととても観光客にお勧めできるものではない、とのことでした。

ソフオマール洞窟(エチオピア) (3) クロワシミミズク Verreaux's Eagle-Owl

洞窟内にいたクロワシミミズク Verreaux’s Eagle Owl  村人によると、この洞窟と付近の木で日中過ごしているのが観察されるそうです。「耳」のような毛、「ピンクのまぶた」が特徴的なとても大きなフクロウです。

ソフオマール洞窟(エチオピア) (4) イワハイラックス Rock Hyrax

イワハイラックス(イワダヌキ) Rock Hyrax くんもいました。

ソフオマール洞窟(エチオピア) (17)

洞窟の入り口付近のウェブ川の川岸は水を求めてやってくる村人、家畜たちで賑わっています。

ソフオマール洞窟(エチオピア) (16)

水を飲みに到着したラクダさんたち

ソフオマール洞窟(エチオピア) (18)

川に入って涼んで、水を飲んでいます。

ソフオマール洞窟(エチオピア) (5)

水浴び・洗濯にいそしむ村の女性

ソフオマール洞窟(エチオピア) (10)

活気あふれるウェブ川の川岸です。

そして、バードウォッチング。ソフ・オマール洞窟周辺からリフトバレーへと移動する途中に出会った野鳥たちです。

ソフオマール洞窟(エチオピア) (19) シロハラハイイロエボシドリ White-berried go away bird

シロハラハイイロエボシドリ White-bellied go-away-bird 村の木につがいでいました。

ソフオマール洞窟(エチオピア) (20) アカハシコサイチョウ Northern Re-billed Hornbill

アカハシコサイチョウ Northern Red-billed Hornbill ソフ・オマール洞窟の入り口の木にいました。

ソフオマール洞窟(エチオピア) (2)ツキノワテリムク Superb Starling

ツキノワテリムク Superb Starling エチオピアでは一般的で、村の木やホテルの庭などでも観察できます。

ソフオマール洞窟(エチオピア) (1) ツキノワテリムク Superb Starling

村の木に巣をつくっていました。若鳥は「ツキノワ」の白いラインがありません。

ソフオマール洞窟(エチオピア) (8) シロバシコウ White Stork

シュバシコウ White Stork 「シュ」は朱色で赤いくちばしからついた和名だそうです。ヨーロッパで繁殖し、冬にアフリカへ渡ります。

Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : Jan 2016 , Sof Omar Cave – Ethiopia

Reference : Bale Mountains National Park “A Travelloer’s Guidebook”, Information from Mr.Armaye Wegalign, Helm Field Guide “Birds of Horn of Africa”, Mr.Tedy – Tedy Tour & Travel service, Wikipedia (EN,JP)

 

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