2月半ばに訪れた道東の鶴居村、標茶町で出会ったワイルドライフの記録です。
2月の鶴居村はたくさんの観光客(特に中国の団体客がすごいですね!)でにぎわいます。その目的はタンチョウ。大きなレンズで撮影する、その先にあるのは本当に美しいタンチョウの姿。早朝の音羽橋に始まり、給餌場、阿寒国際ツルセンターの給餌タイム、そして夕方の飛翔ポイントまでタンチョウのあらゆる姿を楽しむことができます。
とうもろこし畑にたくさんのタンチョウが来ていました。給餌による保護が実り、1400羽を越えるようになったタンチョウ。タンチョウは漢字で「丹頂」と書きます。「頭=頂」が「赤い=丹」という意味で、英語名も Red-crowned Crane。
タンチョウの親子が飛んできました。
タンチョウだけでなくオオハクチョウ Whooper Swan の親子も畑にやってきました。
オオハクチョウの親子の飛翔
鶴居村から標茶町にかけての森ではエゾシカやキタキツネたち、野鳥と出会うチャンスも。
アカゲラ Great Spotted Woodpecker
林の向こうからこちらを見ていたエゾシカ Ezo sika Deer
冬の方が観察しやすいエゾフクロウ Ural Owl
雪原を走っていたキタキツネ Ezo Red Fox。 冬のキタキツネはモコモコしてとてもかわいいです。(夏もかわいいですが)
Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子
Observation : Feb 2016 , 鶴居村、標茶町 – 北海道