2月の野付半島の海岸で観察したコオリガモたちです。コオリガモの冬羽のオスは白と黒の配色の羽に長い尾、先がピンクのくちばしという愛らしい姿。波の強い海岸で浮かんでいるコオリガモたち。
コオリガモは夏に北極海・ベーリング海沿岸で繁殖し、冬になるとカムチャッカ半島、千島列島から北海道にまでわたってくる鳥。下の写真は野付半島ではなく、夏のウランゲリ島(チュクチ海)で観察した夏羽のコオリガモたちです。
夏羽のコオリガモ 霧の中で群れをみかけました。
夏羽のオス。冬とぜんぜん違いますが、Long tailの尻尾は健在。
こちらは冬の野付半島のコオリガモのオスたち。飛ぶと長い尾羽がなびいて美しい冬のコオリガモ。
根室海峡の海のコオリガモ。
Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子
Observation : Feb 2016 , 野付半島 – 北海道, Aug 2016 Wrangel Island – Russia
Reference : 北海道野鳥ハンディガイド(北海道新聞社)、Helm Field Guides “Birds of East Asia”