3月に訪れたササン・ギル国立公園でのサイティングレポートです。
今回、ササン・ギルでは4回のサファリをしたのですが、もちろんインドライオン以外の動物・野鳥たちとの出会いも。そして、ササン・ギルで初めてレオパードを見ることができました(遠かったですが・・・)。
ジープを走らせていると、前から雌のインドライオンが歩いてきました。
横から見た雌のインドライオン。インドライオンの特徴である、「お腹の肉ひだ」がばっちり見えています。
アフリカライオンとインドライオン(アジアライオン)の違いは、★オスのたてがみがアフリカライオンより短い、★しっぽの房が大きい、★お腹の付近に縦の肉ひだがある、★小型 であること。
ササン・ギルで初めて見たレオパード。早朝から可能性のある場所をジープでまわりました。アラームコールが聞こえ、よーく目を凝らして見たら、いました、レオパード。ほんの一瞬でした。
ジャッカルの夫婦。2日にわたり、同じジャッカル夫婦を観察。いつも一緒です。
オシッコするニルガイのオス。ニルガイはオスは体が青黒く、その英名もBlue Bull。メスは茶色です。ニルガイはオシッコや糞でマーキングするのでこういった仕草をよく見かけます。
ハヌマーンラングール (グレーラングール)の親子。
ササン・ギルには気になる野鳥もいます。インドイシチドリ 夫婦。
インドの森でとても一般的な野鳥ですが、この頭もお尻も気になるシリアカヒヨドリRed-vented Bulbul。
首のスポット柄に目を奪われる、カノコバト Spotted Dove 。
ヒメコガネゲラ Lesser Goldenback / Balck-rumped Flameback のメス、額がゴマ塩柄です。インド亜大陸に広く分布しますが、グジャラート州のカーティヤーワール半島ではササン・ギル付近だけで見られるようです。
こちらもインドに広く分布する ベンガルアカゲラ Yellow-crowned Woodpecker のオス、ごちそうを見つけていました。
そしてインドの森といえば、インドコキンメフクロウ Spotted Owlet。いつも私たちを見てくれています。
Photo & Text : Mariko SAWADA
Observation : March 2018, Gir Forest National Park, Gujarat, India
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