メキシコ、バハ・カルフォルニア・スル 州のラパスの海のジンベエスイムのレポートです。訪れたのは12月、この時は湾内に数個体しかいないと聞き少し心配しましたが、無事にジンベイザメと出会うことができました。
バハ・カルフォルニア・スル州の州都、ラパス。近年、リゾートとアクテビティのハブとして発展している町です。この町に面した湾内にジンベエザメが集まります。多い時は10個体以上が集まるといいます。
このジンベエザメが集まる海域は保護区になっており、(訪れた2021年12月の規則では)入域は朝に行われる登録の順番で、9時に14隻、12時に14隻が海域に入ることができます。そしてこの日の私たちの船は13番目の滑り込みでした。
9時になるといっせいに船が動き出します、でもゆっくりのスピードです。見つけたら「マイ・ジンベエ」を主張して船に近づけ、5人づつ海に入ります。絶対にさわらないように距離を置き、観察。30分ほど一緒に泳ぐと、他のボートにジンベエザメを譲ります。
このラパスの湾に集まるジンベエザメは子供とのことで大きさは3~7mくらいが一般的です。今回、観察した個体は5mほどでしょうか。
プランクトンを食べに集まる海域なので透明度はあまりよくないのですが、湾内で波・風がないと水面にジンベエザメが映りとってもキレイ!
口を開けてこちらにやっていたので、距離をあけるように移動。そばで通過するときには尾びれの動きに注意しなくてはなりません。ジンベエザメに触れることは厳禁です。
お食事中。
ボートにも近づいてきてくれて、十分に観察することができました。日が差しているとボート上からの観察でも十分です♪
Photo & text : Mariko SAWADA
Observation : Dec 2021, La Paz, Baja California Sur, Mexico