タグ別アーカイブ: Genovesa Island

ガラパゴス諸島-25 ヘノベサ島 Prince Philip’s Step ガラパゴスウミツバメを狙うガラパゴスコミミズク

ガラパゴスコミミズク Galapagos Short-eared Owl ヘノベサ島 Genovesa Island Prince Philip's Step (4)

ガラパゴスに来て、とっても見たい鳥のひとつ、ガラパゴスコミミズク Galapagos Short-eared Owl、ガラパゴス諸島の固有亜種です。ヘノベサ島のPrince Philip’s Stepは、海岸にガラパゴスウミツバメ Wedge-rumped Stom Petrel(Galapagos Storm Petrel)の営巣地があり 、ウミツバメを狙うコミミズクを観察するのに適した場所です。

ガラパゴスコミミズク Galapagos Short-eared Owl ヘノベサ島 Genovesa Island Prince Philip's Step (10)

ガラパゴスコミミズク Galapagos Short-eared owl はこんな岩の割れ目にいました。

ガラパゴスコミミズク Galapagos Short-eared Owl ヘノベサ島 Genovesa Island Prince Philip's Step (3)

目があいていません。しばらく動く様子もなかったので海岸へ移動しました。

ガラパゴスコミミズク Galapagos Short-eared Owl ヘノベサ島 Genovesa Island Prince Philip's Step (6)

海岸の草の中にガラパゴスコミミズクを発見。まわりはガラパゴスウミツバメ Wedge-rumped Storm Petrel (Galapagos Storm Petrel)が乱舞しています。

その時の様子・・岩の割れ目で休むガラパゴスコミミズク、獲物を追うコミミズク、仕留めた獲物を運ぶコミミズク、動画にまとめてみました。

ガラパゴスウミツバメを狙うガラパゴスコミミズク|西遊旅行

ガラパゴスコミミズク Galapagos Short-eared Owl ヘノベサ島 Genovesa Island Prince Philip's Step (11)

ガラパゴスコミミズクの近くを飛ぶガラパゴスウミツバメ。

ガラパゴスコミミズク Galapagos Short-eared Owl ヘノベサ島 Genovesa Island Prince Philip's Step (8)

こんなに近くを飛ぶと危ない、狙っています。

ガラパゴスコミミズク Galapagos Short-eared Owl ヘノベサ島 Genovesa Island Prince Philip's Step (9)

狩りにでかけたガラパゴスコミミズク。

ガラパゴスコミミズク Galapagos Short-eared Owl ヘノベサ島 Genovesa Island Prince Philip's Step (7)

一度は獲物をしとめましたが、また岩に乗って次の獲物を狙っていました。

Photo & Text  :Mariko SAWADA

Observation : April 2019, Tagus Cove – Prince Philip’s Step, Galapagos Islands, Ecuador

Reference : Angelito Ⅱ & Maja Homberger,  Tomo Akiyama 秋山知伸

参考文献:「ガラパゴス博物学」-孤島に生まれた進化の楽園 写真・文:藤原幸一氏、「WILDLIFE OF THE GALAPAGOS」(Princeton Pocket Guides)

ガラパゴス諸島-24 ヘノベサ島 Prince Philip’s Step のアカハシネッタイチョウ

Red-billed Tropicbird アカハシネッタイチョウ Genovesa Island ヘノベサ島 (1)

ガラパゴス諸島ヘノベサ島 Genovesa Island に営巣するアカハシネッタイチョウ Red-billed Tropicbirdです。Prince Philips’s Step の断崖から海岸を望むと、上空はグンカンドリ、カツオドリ、アカハシネッタイチョウ、そしてウミツバメが舞う「海鳥の聖域」。

Red-billed Tropicbird アカハシネッタイチョウ Genovesa Island ヘノベサ島 (4)

アカハシネッタイチョウはひと際美しく、時には一羽で、時には群れで飛行しています。そして魚をくわえているとグンカンドリやカツオドリに襲われたりしていました・・・。

アカハシネッタイチョウ Prince Phiip’s Step|西遊旅行

Red-billed Tropicbird アカハシネッタイチョウ Genovesa Island ヘノベサ島 (5)

海岸に着陸しました、巣があるのでしょうか。

Red-billed Tropicbird アカハシネッタイチョウ Genovesa Island ヘノベサ島 (2)

この美しい尾羽は2枚からなり、体長のおよそ半分を占めます。

Red-billed Tropicbird アカハシネッタイチョウ Genovesa Island ヘノベサ島 (6)

Prince Philip’s Stepの海岸の岩場で営巣するアカハシネッタイチョウ。飛ぶ姿も、降りた姿も美しい鳥です。

Photo & Text  :Mariko SAWADA

Observation : April 2019, Prince Philip’s Step – Genovesa Island, Galapagos Islands, Ecuador

Reference : Angelito Ⅱ & Maja Homberger,  Tomo Akiyama 秋山知伸

参考文献:「ガラパゴス博物学」-孤島に生まれた進化の楽園 写真・文:藤原幸一氏

ガラパゴス諸島-23 ヘノベサ島 Prince Philip’s Step ガラパゴスアシカと泳ぐ

Swim with galapagos Sea Lion ガラパゴスアシカと泳ぐ Genovesa Island

ガラパゴス諸島、海鳥の楽園ヘノベサ島 Genovesa Island のPrince Philip’s Stepのシュノーケリングで出会ったガラパゴスアシカの動画です。

Prince Philip’s Stepの断崖は海鳥の営巣地。透明度は??な感じですが、ガラパゴスアシカ3頭がずっと遊んでくれたシュノーケリングでした。

ガラパゴスアシカと泳ぐ Prince Philip’s Step |西遊旅行

Photo & Text  :Mariko SAWADA

Observation : April 2019, Prince Philip’s Step – Genovesa Island, Galapagos Islands, Ecuador

Reference : Angelito Ⅱ & Maja Homberger,  Tomo Akiyama 秋山知伸

ガラパゴス諸島-21 ヘノベサ島のヨウガンカモメ(イワカモメ)

ヨウガンカモメ Lava Gull ヘノベサ島 Genovesa Island (3)

ヨウガンカモメ(イワカモメ) Lava Gull はガラパゴス諸島の固有種であり、「世界で最も数が少ないカモメ」と言われています。その数、およそ200ペア。

ヨウガンカモメ Lava Gull ヘノベサ島 Genovesa Island (1)

ほかの島でも見かけましたが、ヘノベサ島では近くで観察することができました。が、ほかの鳥と違いペアでの行動は見られずいつも「1羽」でした。今回、2羽見たのですが、異なる2羽なのかもしかしたら同じ個体を見たのかはわかりません。

ヨウガンカモメ Lava Gull ヘノベサ島 Genovesa Island (5)

潮が満ちてくる海岸にいたヨウガンカモメ。

ヨウガンカモメ Lava Gull ヘノベサ島 Genovesa Island (2)

他の鳥に比べると距離がつめにくいヨウガンカモメですが、近くにきてくれました!

ヨウガンカモメ Lava Gull ヘノベサ島 Genovesa Island (4)

目の周りは濃い赤色の縁取りがあり、上下に白い模様が。その名の通り溶岩の色をした、周りの岩場の景色に溶け込むカモメです。

Photo & Text  :Mariko SAWADA

Observation : April 2019, Darwin Bay – Genovesa Island, Galapagos Islands, Ecuador

Reference : Angelito Ⅱ & Maja Homberger,  Tomo Akiyama 秋山知伸

参考図書:「ガラパゴス博物学」- 孤島に生まれた進化の楽園(写真・文:藤原幸一氏)

ガラパゴス諸島-19 ヘノベサ島 ダーウィン湾のナスカカツオドリ

ナスカカツオドリ Nazca Booby ヘノベサ島 Genovesa Island ガラパゴス諸島 (6)

ガラパゴス諸島のヘノベサ島はナスカカツオドリの繁殖地。このナスカカツオドリ Nazca Boobyは私が西遊旅行に入社したころはアオツラカツオドリの亜種、ガラパゴスアオツラカツオドリ Galapagos Masked Boobyと呼ばれていましたが現在では別種となりました。

ナスカカツオドリ Nazca Booby ヘノベサ島 Genovesa Island ガラパゴス諸島 (2)

ガラパゴスに暮らす3種のカツオドリの中で1番大きいカツオドリです。

ナスカカツオドリ Nazca Booby ヘノベサ島 Genovesa Island ガラパゴス諸島 (3)

ヘノベサ島のナスカカツオドリの抱卵は8~11月ごろとのことで、訪問した時にはつがいの姿が見られました。このナスカカツオドリ、繁殖において「シブリサイド・雛の兄弟姉妹殺し」が観察される鳥として知られています。

ナスカカツオドリ Nazca Booby ヘノベサ島 Genovesa Island ガラパゴス諸島 (4)

海岸と私たちのすぐそばにいるナスカカツオドリ。

ナスカカツオドリ Nazca Booby ヘノベサ島 Genovesa Island ガラパゴス諸島 (5)

海岸で見送ってくれた、ナスカカツオドリ。泥色の水かきでした。

Photo & Text  :Mariko SAWADA

Observation : April 2019, Darwin Bay – Genovesa Island, Galapagos Islands, Ecuador

Reference : Angelito Ⅱ & Maja Homberger,  Tomo Akiyama 秋山知伸

参考図書:「ガラパゴス博物学」- 孤島に生まれた進化の楽園(写真・文:藤原幸一氏)

ガラパゴス諸島-18 ヘノベサ島 ダーウィン湾のアカメカモメ

アカメカモメ Swallow-tailed Gull ヘノベサ島 Genovesa Island Galapagos ガラパゴス諸島 ダーウィン湾 Darwin Bay (5)

アカメカモメ、ナスカカツオドリ、アカアシカツオドリ、ヨウガンカモメなどの海鳥の繁殖で知られるヘノベサ島ダーウィン湾に上陸です。海鳥が好きな人にとってはガラパゴス諸島の旅のハイライトのひとつ。

アカメカモメ Swallow-tailed Gull ヘノベサ島 Genovesa Island Galapagos ガラパゴス諸島 ダーウィン湾 Darwin Bay (7)

上陸地点からアカメカモメに囲まれて、まったく先に進めませんでした。

アカメカモメ Swallow-tailed Gull ヘノベサ島 Genovesa Island Galapagos ガラパゴス諸島 ダーウィン湾 Darwin Bay (6)

大きな丸い目、赤い縁取り、赤い足、本当に美しいカモメです。

アカメカモメ Swallow-tailed Gull ヘノベサ島 Genovesa Island Galapagos ガラパゴス諸島 ダーウィン湾 Darwin Bay (8)

この目のふちどり、目を開いていても閉じていても絶妙にかわいいのです。

アカメカモメ Swallow-tailed Gull ヘノベサ島 Genovesa Island Galapagos ガラパゴス諸島 ダーウィン湾 Darwin Bay (3)

しかも目の周りの縁取りは立体。

アカメカモメ Swallow-tailed Gull ヘノベサ島 Genovesa Island Galapagos ガラパゴス諸島 ダーウィン湾 Darwin Bay (9)

海岸の灌木の下で子育てしているつがいがいました。ヒナが1羽おり、観察していると親鳥が吐き出したイカと思われるものを食べていました。アカメカモメはほかのカモメが複数の卵を産むのに対し1個だけ卵を産み雛をひなを育てるカモメです。

アカメカモメ Swallow-tailed Gull ヘノベサ島 Genovesa Island Galapagos ガラパゴス諸島 ダーウィン湾 Darwin Bay (10)

人を恐れずにすぐ近くまでやってくるアカメカモメ。敵のいない環境、人を恐れない鳥たちとの出会いに感謝です。

Photo & Text  :Mariko SAWADA

Observation : April 2019, Darwin Bay – Genovesa Island, Galapagos Islands, Ecuador

Reference : Angelito Ⅱ & Maja Homberger,  Tomo Akiyama 秋山知伸

参考文献:「ガラパゴス博物学」-孤島に生まれた進化の楽園(写真・文:藤原幸一氏)