東南アラスカで観察したザトウクジラのフルークアップFluke-upです。
フルークアップ Fluke-upは、ザトウクジラが深く海にもぐる前に尾びれを高く上げる行動。この時、尾びれの模様が見え、この模様で固体識別します。真っ黒な尾びれの子、まだら模様の子、白い部分がハート型の子など、さまざまです。
さまざまなフルークアップの写真です。
2頭並んでのフルークアップです。
クジラによってこのフルークアップのスタイルも、時間の感覚もちがいます。スリランカで観察したシロナガスクジラは、深い海で捕食しているため一度ブローで浮上し、フルークアップ(スリランカではテイルアップと呼んでいます)して潜ると15分は浮上してきませんが、ここではフルークアップしてもすぐに浮上してくることが多いようです。
尾びれと背びれ
インサイド・パセージを走る高速フェリーをバックに、尾びれが沈んでいきました。
Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子
Observation : 2015 Angoon, Admiralty Island – Alaska, USA
Reference : Information from Lodge Guide, Wikipedia(JP,EN)
■ 添乗員同行で行く、ザトウクジラのバブルネット・フィーディングを観察するツアー
2017年07月15日(土) ~ 07月22日(土)8日間 東南アラスカ ザトウクジラのバブルネットフィーディング