インドには意外と多くのツルが越冬にやっています。冬にインド西部にやってくるアネハヅル Demoiselle Crane、インド北部にやってくるクロヅル Common Craneなど。
グジャラートの小カッチ湿地で越冬するクロヅルを観察しました。
冬の小カッチ湿地 Little Rann of Kutchは多くの渡り鳥で賑わいます。クロヅルもそのひとつ。アネハヅルが保護区ではなく周辺の村の畑で採餌しているに対し、クロヅルは保護区内にいることがほとんどです。
水辺の親子。ユーラシア大陸北部で繁殖し、インドへ渡ってきたクロヅル。
2019年~2020年の冬は例外的に寒く、グジャラートは暖かいと思ってきたらしっかりした防寒着が必要でした。
親子のクロヅル。飛ぶ姿は保護区外でも見られます。
小カッチの水辺のクロヅル。夕方になると集まり、一緒に過ごすようです。
次々と集まってくるクロヅル。2~3月に再びヨーロッパ北部へと渡っていきます。
Photo & Text : Mariko SAWADA
Observation : Dec 2019, Little Rann of Kutch, Gujarat, India
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