インド、グジャラートの小カッチ湿地で撮影したチャバラサケイ Chestnut-bellied Sandgrouseです。チャバラサケイは大好きな鳥で、ラジャスタンでも何度か撮影しようとしましたがすぐに飛んでしまいます。「いつかチャバラサケイをたっぷり見て・撮れる日が」と願っていました。
小カッチ湿地の保護区をドライブ中、ガイド氏がチャバラサケイ Chestnut-bellied Sandgrouseを発見。少しづつ近寄ります。
チャバラサケイたちはきっとうまく隠れたつもりでしょう。雄の黄色めのふちどりが目立っています。
慣れてくると少し動き出しました。羽に柄があるのが雌、もこもこに見えて柄がないのが雄です。大きさは31~33センチ。チャバラサケイはアフリカ大陸の北側、イラン~インドにかけての乾燥した場所で見られる鳥です。
なんとハワイにもいるらしく、1960年代にインドのラジャスタンで捕まえたチャバラサケイをアメリカのネヴァダ州へ運び、そこからハワイに導入したのだそうです。なんのために導入したのでしょうか。そういえば泊っているロッジに「サケイの狩猟」と書いた古い植民地時代の写真が飾られてました。スタッフに聞いたところ、美味しいのだと。
チャバラサケイのペアが歩いていきます♪♪
油断するとすぐに飛んで行ってしまいます。そのスピードも速い!
空飛ぶチャバラサケイも美しいものです。そしてそんなに離れてない場所に着陸です。
Photo & Text : Mariko SAWADA
Observation : Dec 2019, Little Runn of Kutch, Gujarat, India
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