スリランカ東海岸のトリンコマリー。3月半ばごろにはシロナガスクジラが、4月に入るとマッコウクジラがやってくる海域があります。観察したクジラ動画です。マッコウクジラ、シロナガスクジラ、ピグミーシロナガスクジラ、ニタリクジラ・・・
▼トリンコマリーの海
Video & Text : Mariko SAWADA
Observation: Mar 2018, Apr 2017 Trincomalee, Sri Lanka
スリランカ東海岸のトリンコマリー。3月半ばごろにはシロナガスクジラが、4月に入るとマッコウクジラがやってくる海域があります。観察したクジラ動画です。マッコウクジラ、シロナガスクジラ、ピグミーシロナガスクジラ、ニタリクジラ・・・
▼トリンコマリーの海
Video & Text : Mariko SAWADA
Observation: Mar 2018, Apr 2017 Trincomalee, Sri Lanka
9月にスリランカのトリンコマリーを訪れたツアーリーダーから届いた、シロナガスクジラ Blue Whale 観察の記録です。9月としては幸運にも6頭のシロナガスクジラと遭遇。ブロ-Blow、尾ぶれアップ Fluke Upなど近くで観察することができました。
シロナガスクジラの潮が上がります。高く上がり、虹も。
Fluke Upを後方から見たところ。
きれいに尾びれが出て、海の中へと静かに入っていきます。
“Blue” の名の通り青灰色のボディ。
背骨の形までくっきり!
後ろから見た背びれ付近ですが、右側にしっかりコバンザメ科の魚 Remora Fishが。
近代捕鯨の結果、激減したシロナガスクジラも少しずつその個体数を取り戻しつつあります。このスリランカの海にやってくるということがわかり、ホエールウォッチングがはじまったのも最近のこと。回遊のシーズンなど細かなことがまだよくわかっていないのが現状のようですが、クジラの数が増えている、という事実だけでもうれしくなります。
Photo : Toru SATAKE, Text : Mariko SAWADA
Observation :Sep 2015 , Trincomalee – Sri Lanka
Reference : Pictorial Pocket Guide to the Mammals of Sri Lanka, Wikipedia
スリランカは、海に暮らす地球上最大の生き物シロナガスクジラ Blue Whale と 陸上に暮らす最大の生き物 ゾウ Elephant の両方が暮らす国としてアピールしています。
地球上最大の生き物シロナガスクジラ Blue Whaleは記録によると全長34mの固体が確認されたことがあるそうですが、通常観察されるのは25mまでの固体がほとんどとか。
青灰色の体の色からBlue Whaleと呼ばれています。9月にトリンコマリーを訪れたツアーリーダーから素敵な写真とレポートが届きました。
ホエールウォッチングの様子です。
トリンコマリーの海ではハシナガイルカ Spinner Dolphinやハンドウイルカ Bottlenose Dolphinの群れをよくみかけます。彼らは「まぐろ」のいる場所の上を泳いでいるといると考えられ、漁師の船とイルカは同じ場所にいることが多いのです。そして、クジラも。
この日は6頭のシロナガスクジラのグループと遭遇です。9月としては非常にラッキーなケース。
噴気孔 Blow Holeは2つ。シロナガスクジラの潮は高く上がるのが特徴です。
そしてシロナガスクジラ特有の小さな背びれ。この背びれは体の後ろの方にあるので、ダイブするまえにこの背びれが出てくると続いて尾びれが出て Fluke Up。
尾びれが出てきました。体や尾びれにはコバンザメ科Remora Fishの魚がもれなくついています。
この尻尾の付け根部分の太さもシロナガスクジラの特徴です。
尾びれが静かに水の中に入っていくと、シロナガスクジラは深い海へとダイブし、次に浮上してくるのは15分くらい後。どこから浮上するのか、みんなで目をみはって海面を探します。
Photo : Toru SATAKE, Text : Mariko SAWADA
Observation :Sep 2015 , Trincomalee – Sri Lanka
Reference : Pictorial Pocket Guide to the Mammals of Sri Lanka, Wikipedia