スリランカのレオパードのサイティング記録です。
★レオパードとヤーラ国立公園について 「スリランカのレオパード(スリランカヒョウ)と出会う-1」
7月のヤーラ国立公園は乾燥し、公園内の水場が乾きはじめていました。例年より雨が少なく、公園内の水場を潤すための給水車が出動。9月には乾燥しきってしまい、公園が閉鎖されることもあります。
いつもはスリランカゾウが水浴びをしている場所もこの通り。わずかな水を求めて動物たちが集まっています。
水場にはアクシスジカ Spotted Deer、イノシシ Wild Boar、シロエリコウ Woolly-necked Stork、ハヌマーン・ラングール Grey Langur 達が。
突然、動物たちがいっせいに逃げたので、よく見てみると、ヌマワニMugger Crocodileがハヌマーン・ラングールを捕食していました。目の前で飲み込まれていきました。
乾燥した公園内を移動していたら「レオパード目撃情報」が入ってきたのでさっそくポイントへ。すでに30台を越えるサファリカーが集まっていました。「レオパードは?」と聞くと「茂みの中で寝ている」と。お昼寝から目が覚めたレオパードが水を飲みにくるチャンスを狙って、待つことになりました。そして間もなく、レオパードが登場。
茂みから現れた子供っぽいレオパード君。
狙いの通り、水場へと歩き始めました。
足の指先まで、模様が・・・たまりません。
横から見たレオパード
たくさんのサファリカーに見守られる中、水場に到着。
シャッター音が鳴り響く中、緊張した表情で水を飲むレオパード君
立ち上がると、再び茂みの中へ。
ショータイム終了、緊張の時間が終わり、サイティングを堪能したカメラマンやツーリストが満足げにその場を去っていきました。
Photo & Text : Mariko SAWADA
Observation : Jul 2014, Yala National Park, Sri Lanka
Reference : Pictorial Pocket Guide to the Mammals of Sri Lanka, Wikipedia(JP)(EN)