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ルリムネハチクイBlue-breasted Bee-eater (エリトリア)

ルリムネハチクイ Blue-breasted Bee-eater エリトリア (7)

エリトリアの首都アスマラ郊外の水辺で出会った、ルリムネハチクイ Blue-breasted Bee-eater。

ルリムネハチクイ Blue-breasted Bee-eater はアフリカのハチクイで、地域により個体差があり、エリトリア、エチオピアの500~2,000mの林に暮らす種は、他の地域のものよりも少し大きく、額の青いライン、胸の茶色がよりくっきりしているそうです。

ルリムネハチクイ Blue-breasted Bee-eater エリトリア (2)

英名のBlue-breasted (ルリムネ)はちょっとわかりにくい名前で、実は青いのは胸ではなく喉で、色も青かったり、個体によっては紫っぽかったり、黒っぽかったりするそうです。また幼鳥は喉が青くありません。

ルリムネハチクイ Blue-breasted Bee-eater エリトリア (1)

ルリムネハチクイを観察していたら、そのうち飛んで林の方へ。そこで見たのは、ひっついて枝にとまっていた10羽のルリムネハチクイたち。

ルリムネハチクイ Blue-breasted Bee-eater エリトリア (10)

これは、たまらない、光景。ずーっと見てると、右の鳥が一度飛びったって左側に移動したり、入れ替わりが行われたりもしていました。

ルリムネハチクイ Blue-breasted Bee-eater エリトリア (3)

時間は夕方5時、そろそろ暗くなり始めた頃でした。みんなで飛び立つ様子もありません。夜はこうやって集まって寝るのでしょうと、とガイドさん。きっとお気に入りの「枝」があるんでしょうね!

ルリムネハチクイ Blue-breasted Bee-eater エリトリア (9)

ずっと停まっていてくれるので、三脚をたてて細部を見ることができました。ひたいの青色、喉元の青・紫色のバンド、完璧です!

ルリムネハチクイ Blue-breasted Bee-eater エリトリア (8)

寝る準備をしているのでしょうが、目はパッチリ。

ルリムネハチクイ Blue-breasted Bee-eater エリトリア (6)

暗くなるまで観察させていただきました。集団で枝にとまって寝るルリムネハチクイ、感激ものです。

Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子

Observation : Dec 2015 ,Suburb of Asmara, Eritrea

Reference : Helm Field Guide “Horn of Africa”, Wikipedia(EN)

★エリトリアは560種以上の「アフリカの角」の野鳥が観察出来る国。紅海の海抜0mから標高3,000m以上の高原まで変化に飛んだバードウォッチングが楽しめる場所です。個人旅行・グループ旅行の手配についてはお気軽に、担当までお問い合わせください。

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