タグ別アーカイブ: ネイチャーエクスプローラランカ

ヒメウミガメ Olive Redley(カルピティヤ、スリランカ)

2月に訪れたスリランカ西海岸のカルピティヤ。以前、この海域ではイルカの大群を見たことがありますが、今回はあまり出会うことができず、ヒメウミガメとの遭遇が何度もありました。

ヒメウミガメは、ウミガメの中では最小(甲長50〜60cm)です。オスよりもメスの方が体が大きくなります。日本では1967年までこのLepidochelys olivaceaを「アカウミガメ」と呼び、日本で産卵していると考えていました。調査の結果、異なる種であることがわかり、この種がウミガメとしては小さいことから「ヒメウミガメ」となりました。

ボートが近づいてきても絶対に離れないオス。ベンガル湾では1~3月の繁殖期に母浜に近い沿岸に現れ、そこでオスとメスが出会い交尾をします。私たちが見たのは2月、まさに繁殖期真っただ中。1日に8頭見た日もありましたが、これはこの季節ならではの光景だったようです。メスは1~2年おきに繁殖しているようですが、オスは毎年繁殖していると考えられます。

爪でしっかり押さえつけています。爬虫類ですね~。

水中の様子。

この子はコバンザメを2匹もつけていました。ちなみにコバンザメはサメとは一切関係なくススキ目コバンザメ科の魚で世界に2種存在します。

ヒメウミガメはスリランカでは西・南東部の海岸でみられ、南東海岸のクマナ国立公園のビーチは集団産卵地になっています。

クマナ国立公園のウミガメ保護センター。スリランカの西~南部海岸にある観光客向けのカメセンターではなく、国立公園内にある施設です。

彼らの管理する海岸ではこれまでにヒメウミガメの産卵が25か所(多い子は140個産んだそうです)、そのほかタイマイ(Hawksbill)もここで産卵します。アオウミガメ(Green Sea Turtle)はここでは希だそうです。

今年はなんと非常に珍しい、オサウミガメ(Leatherback)の産卵があり、2023年の3月8日に子ガメが出てくるのを楽しみにしているそうです。これは本当に貴重。

国立公園レンジャーは、ウミガメの産卵の後、ジャッカルやイノシシ、ベンガルオオトカゲ(Bengal Monitor Lizard)が卵を食べないように、保護区域に移動させます。左隅から上陸した順番に並べてありました。一番左端は私たちが訪問した日の朝、子ガメが出てきたそうです。最初の2時間はいろんな方向に向かっていき危ないので保護し、その後、夜明け前に海へ旅立たせるとのことでした。

ヒメウミガメというとコスタリカの「アリバダ」、何万ものヒメウミガメが集団産卵を行うことで知られています。実はスリランカに近い東インド・オリッサ州のガヒルマータ・ビーチでも「アリバダ」が見られるそうです。ちなみにこの「アリバダ」という言葉、スペイン語のArribada 入港・到着という言葉から来ています。

さて、カルピティヤに話は戻ります。せっかくなので観察の様子も。

いざ、カルピティヤの海へ。ここでは紹介していませんが、砂洲には渡りのオニアジサシ( Caspian Term)、ベンガルアジサシ(Lesser Crested Tern)、チャガシラカモメ(Brown-headed Gull)、ホバリングするハシブトアジサシ (Gull-billed Tern)など海鳥も満喫です。

途中で出会った漁師さんが見せてくれた漁。右がシイラ、左がカツオです。ちなみにスリランカではカツオはTuna Fish。日本以外の世界で作られるツナ缶詰の材料の多くはカツオなんだそうです。

ボートが離発着する海岸。桟橋はなく、ビーチから船が出ます♪

ビーチの食堂でランチ。スリランカのフライドヌードル。さすがカルピティヤ、海鮮三種盛りでした!ビール飲みたかったですが、ぐっとがまんして午後のラグーンの探鳥へ。

 

Photo & text : Mariko SAWADA

Pbservation : Feb 2023, Kalpitiya, Sri Lanka

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スリランカのハイイロスレンダーロリス(3) Grey Slender Loris

ハイイロスレンダーロリス Gray Slender Loris Grey Slender Lolis Sri Lanka Safari Saiyu Lanka Saiyulanka (5)

シギリヤの森にハイイロスレンダーロリス の観察に行きました。今回はこれまでになく楽なサイティングで、日が暮れて歩き始めて15分ほどで1個体を発見。2時間の間に5個体を観察でき、1個体はアイレベルでの観察でした。

観察の過程で、ハイイロスレンダーロリスの全身が見えるシーンがあり、動画にしてみました。とってもスローなので「2倍速」で編集しています。手持ちライトのため揺れて(さらに2倍速編集)見にくいですが、全身はキレイに見えています!

ハイイロスレンダーロリス Gray slender loris

スレンダーロリスは、インドとスリランカのみで見られる種で、アカスレンダーロリス Red slender loris (Loris tardigradus ) はスリランカの固有種ですが、ハイイロスレンダーロリス Gray slender loris (Loris lydekkerianus) はインド(南インド)とスリランカに生息しています。

さらにこのハイイロスレンダーロリスも4つのグループ(亜種)に分けられており、シギリヤのドライゾーンの森で観察されるものは Loris lydekkerianus nordicus です。

ハイイロスレンダーロリス Gray Slender Loris Grey Slender Lolis Sri Lanka Safari Saiyu Lanka Saiyulanka (2)

赤いライトでハイイロスレンダーロリスの目が光るのを探します。大人のロリスの大きさは22センチ、体重は300グラム。

ハイイロスレンダーロリス Gray Slender Loris Grey Slender Lolis Sri Lanka Safari Saiyu Lanka Saiyulanka (3)

ハイイロスレンダーロリスの名の通り、グレーブラウンの体毛で、丸い大きな耳の縁と目の周りがダークブラウンです。

ハイイロスレンダーロリス Gray Slender Loris Grey Slender Lolis Sri Lanka Safari Saiyu Lanka Saiyulanka (4)

眼球が飛び出て光っています!

ハイイロスレンダーロリスは単体で行動し、日中は寝て夜に虫を捕まえ食べます。テリトリーを持っており、今回の観察ではこのテリトリーでもめて膠着しているように見える2匹もいました。

ミドリオオゴシキドリ Brown-headed Barbet Sri Lanka Birding Saiyulanka

ロリスを探していたら寝ているミドリオオゴシキドリ Brown-headed Barbet を起こしてしまいました。ライトを当てても逃げず、我々が通り過ぎるのを辛抱強く待っていました。

気温も高くなく、サイティングに非常に恵まれたロリスナイトサファリでした。

 

Image & text : Mariko SAWADA

Observation : Mar 2022, Sigiriya, Sri Lanka

 

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セイロンガマグチヨタカ (5) Sri Lanka Frogmouth (シンハラジャ、スリランカ)

セイロンガマグチヨタカ 巣 オス 雛 Sri Lanka frogmouth  Ceylon frogmouth (1)

大好きなセイロンガマグチヨタカ Sri Lanka Frogmouth。

”Do you want to see  nesting Frogmounth?” と聞かれたとき「マジ?」と思い、歩き続け、胸がどきどきして、たどりついた木で見たのがこの光景。

セイロンガマグチヨタカ 巣 オス 雛 Sri Lanka frogmouth  Ceylon frogmouth (2)

羽毛と蜘蛛の巣から作られているという巣の上に乗る、ガマグチヨタカのお父様と雛。なんでこんなに丸見えの場所にいるの?という場所でした。

セイロンガマグチヨタカ 巣 オス 雛 Sri Lanka frogmouth  Ceylon frogmouth (4)

巣とお父様の間から雛の顔が。

セイロンガマグチヨタカ 巣 オス 雛 Sri Lanka frogmouth  Ceylon frogmouth (5)

たまらない光景です。ガイド氏によるとこの雛も数日で巣立ちするサイズだろうと。今年は繁殖ペースが速いらしく1月に期待していなかった光景に出会えました。それにしてもシンハラジャも滞在中雨が降らず・・・と思っていたら雲行きが怪しくなってきました。。

セイロンガマグチヨタカ 巣 オス 雛 Sri Lanka frogmouth  Ceylon frogmouth (8)

セイロンガマグチヨタカの幸せな光景を雨が降り出すまで拝ませていただきました。雨の降る藪道を泥んこになりながら下山。頭も胸も、この光景でいっぱいでした。

 

Photo & text : Mariko SAWADA

Observation : Jan 2020, Sinharaja, Sri Lanka

Special Thanks to Mr.Tilak, Mr.Anuradha

シモフリオオリス (3) Grizzled giant squirrel(ホートンプレインズ国立公園、スリランカ)

シモフリオオリス ホートンプレインズ (4)

ヌワラエリヤから高度をあげたどりついたホートンプレインズ国立公園 Horton Plains National Park。標高2,000mを越えるホートンプレインズ国立公園は草原・森があり、この地域だけの固有種も存在する大切な生態系の残された場所です。

シモフリオオリス ホートンプレインズ (2)

スリランカといえばシモフリオオリス。ここ、ホートンプレインズ国立公園のシモフリオオリスは色が黒いのです。セイロンメジロをおいかけて散策していたら「なんの音??」。シモフリオオリスが固い大きな実をかじる音でした。

シモフリオオリス Grizzled giant squirrel ホートン・プレインズ国立公園 Horton Plains National Park (1)

実を求めて木から木へと移動するシモフリオオリスです。

ホートン・プレインズ国立公園 Horton Plains National Park アカマングース (17)

今回の訪問で観察したその他の哺乳類は、アカマングース Ruddy Mongoose。この2頭は公園入口の建物付近を歩き回り、多くの観光客の注目を集めていました。このアカマングース、インドとスリランカの固有種です。

ホートン・プレインズ国立公園 Horton Plains National Park サンバー鹿 (7)

こちらはサンバー鹿。ホートンプレインズでは大きな群れと出会うこともあります。

 

Photo & Text : Mariko SAWADA

Observation : Jan 2020, Horton Plains National Park, Sri Lanka

セイロンガマグチヨタカ (4) Sri Lanka Frogmouth (シンハラジャ、スリランカ)

セイロンガマグチヨタカ Sri Lanka frogmouth  Ceylon frogmouth  (5)

シンハラジャの森に行ったら絶対に出会いたい鳥がセイロンガマグチヨタカ Sri Lanka Frogmouth。私が鳥好きになったきっかけの鳥です。

セイロンガマグチヨタカ Sri Lanka frogmouth  Ceylon frogmouth  (4)

本日のセイロンガマグチヨタカ様は明暗のコントラストの難しい場所にいらっしゃいました。

セイロンガマグチヨタカ Sri Lanka frogmouth  Ceylon frogmouth  (6)

観察していた藪から降りてきてジープに乗ろうと車道を歩いていたら、道路から見える場所にもセイロンガマグチヨタカ様が。口を上に向けて寝ていました。本日見た2羽ともメス。繁殖期です、オスは巣で子育て中ですね!

 

Photo & Text : Mariko SAWADA

Observation : Jan 2020, Sinharaja, Sri Lanka

Reference : Birds of Sri Lanka (Helm Field Guide), Wikipedia(EN)

Special Thanks to Mr.Tilak, Mr.Anuradha

スリランカゾウ(ブンダラ国立公園、スリランカ)

スリランカゾウ セイロンゾウ Sri Lanka Elephant ブンダラ国立公園 Bundala National Park (2)

スリランカの海岸部にあるブンダラ国立公園 Bundala National Park。鳥の観察に来た国立公園ですが、スリランカゾウ Sri Lanka Elephant との素敵な遭遇がありました。

スリランカゾウ セイロンゾウ Sri Lanka Elephant ブンダラ国立公園 Bundala National Park (3)

立派なタスカー(牙ありゾウ)がやってきて、ジープ道で砂浴びを始めました。スリランカゾウ(セイロンゾウ)はアジアゾウの亜種でスリランカ固有のものとされています。ウダワラウェ国立公園、ヤーラ国立公園では観察できるチャンスは高いですが、ブンダラ国立公園で出会えるとは思っていませんでした。

スリランカゾウ セイロンゾウ Sri Lanka Elephant ブンダラ国立公園 Bundala National Park (4)

スリランカゾウが砂浴びを続け、その周りは通行できないジープがたまり始めました。少しゾウが草陰にはいったすきに私たちも移動。かなり近くで観察することができ大迫力。お客様も興奮されてました。

クロビタイセアカモズ Bay-backed Shrike ブンダラ国立公園 Bundala National Park (1)

この日、もうひとつのレアな出会いはクロビタイセアカモズ Bay-backed Shrike。”Birds of Sri Lanka”の本の一番最後にある”Vagrants to Sri Lanka” に載っている迷鳥。インドやパキスタン・ネパールで見られる鳥ですが、「最近スリランカでも見られるようになった」と報告のある鳥です。連れてきてくれたガイドによると、自分はこの場所の1羽しか知らないとのことでした。

 

Photo & Text : Mariko SAWADA

Observation : Jan 2020, Bundala National Park, Sri Lanka

ティッサ湖畔の水鳥(ティッサマハーラーマ、スリランカ)

ホシバシペリカン Spot-billed Pelican Tissa Lake ティッサ湖 (2)

ティッサマハーラーマはスリランカのヤーラ国立公園に近い、湖と畑に囲まれた町。夕方のティッサ湖畔の野鳥たちです。ホシバシペリカン Spot-billed pelican とアジアコウビトウ Little Cormorantです。ウはアジアコビトウのほか、インドヒメウ Indian Cormorantとアジアヘビウ Darterも確認。

ホシバシペリカン Spot-billed Pelican Tissa Lake ティッサ湖 (3)

ホシバシペリカンSpot-billed pelicanはスリランカで繁殖しています。

クロトキ Black-headed ibis  Tissa Lake ティッサ湖 (10)

クロトキ Black-headed Ibisがどんどん木に帰ってきます。

Tissa Lake ティッサ湖 (7)

そして一番多いのはこのフルーツバット。聞いたところ、インドオオコウモリ Indian Flying Foxとのこと。暗くなると鳥たちが木に戻っていますが、フルーツバットは一斉に飛び立っていくのです。

セイケイ Purple Swamphen Tissa Lake ティッサ湖 (1)

湖畔のセイケイ Purple Swamphen。

アオサギ Grey Heron Tissa Lake ティッサ湖 (8)

アオサギ Grey Heron。繁殖期を迎え美しい姿です。

チュウサギ 繁殖羽 Tissa Lake ティッサ湖 (9)

こちらも繁殖期のチュウサギ Intermediate Egret。顔が美しい青色に染まります。2羽がディスプレイ。

アマサギ Cattle Egret Tissa Lake ティッサ湖 (11)

どんどん群れで帰ってくるアマサギ Cattle Egret。日中は周辺の畑・田んぼで過ごします。スリランカの農村で見る幸せの光景 は、畑で働く人とその周りで虫がでてくるのを待っているアマサギたちの姿。人間一人を20羽ほどのアマサギが囲んでいるのを見たことがあります。

アマサギ cattle Egret Tissa Lake ティッサ湖 (12)

大きな木の下半分はアマサギ、上はウやホシバシペリカンが占めます。日没時には水鳥が帰巣し、フルーツバットが出かけていく、一大絵巻のような光景が。

Tissa Lake ティッサ湖 (13)

翌日の昼に同じ場所を通りました。鳥たちがでかけていった後のティッサ湖畔。昨日の夕方がウソみたいに静かでした。

 

Photo & text : Mariko SAWADA

Observation : Jan 2020,  Tissa Lake, Tissamaharama, Sri Lanka

ヒメツバメチドリ Small Pratincole (ブンダラ国立公園、スリランカ)

Small Pratincole ヒメツバメチドリ Bundala National Park ブンダラ国立公園 (1)

スリランカのブンダラ国立公園 Bundala National Parkで観察したヒメツバメチドリ Small Pratincoleです。

ブンダラ国立公園はティッサマハーラーマから海の方へ走った場所にある国立公園で草原の鳥、塩田にいる海鳥を観察できる素敵な国立公園です。

Small Pratincole ヒメツバメチドリ  Bundala National Park ブンダラ国立公園(3)

ヒメツバメチドリは南アジアで繁殖する鳥で、スリランカでは海岸部・乾燥した低地で見られます。

Small Pratincole ヒメツバメチドリ  Bundala National Park ブンダラ国立公園(4)

ブンダラ国立公園に隣接する塩田の土手で2羽がひなたぼっこしていました。

Oriental Pratincole ニシツバメチドリ Bundala National Park ブンダラ国立公園 (1)

ブンダラ国立公園入口に近い水辺ではツバメチドリ Oriental Pratincoleの群れを見ることもできました。この草地には他にもたくさんのシギ・チドリのみなさんがいました。もう少し近ければ・・・。

Photo & text : Mariko SAWADA

Obsrvation : Bundala National Park, Sri Lanka

 

スリランカオウチュウ Sri Lanka drongo (シンハラジャ、スリランカ)

スリランカオウチュウ Sri Lanka Drongo  Ceylon crested drongo(2)

スリランカの固有種、スリランカオウチュウ Sri Lanka drongoです。英語の別名がCeylon crested drongoで、その名の通りCrest=冠毛があるのですが、頭ではなくくちばしの上にある素敵な鳥です。

スリランカオウチュウ Sri Lanka Drongo  Ceylon crested drongo(1)

明るく輝く黒い羽色で、フォークテイル。そして森の中に住んでいます。

スリランカオウチュウ Sri Lanka Drongo  Ceylon crested drongo(3)

スリランカオウチュウは31–34 cmの中サイズのオウチュウです。インドでは草原など開けた場所で見ることが多いオウチュウを湿った森の中で見るのは新鮮でした。

 

Photo & text : Mariko SAWADA

Observation : Jan 2020, Sinharaja, Sri Lanka

Reference : “Birds of Sri Lanka” wikipedia

セレンディブコノハズク (3) Serendib Scops Owl (シンハラジャ、スリランカ)

セレンディブコノハズク Serendib scops owl スリランカ固有種 (3)

スリランカ、シンハラジャの森で観察したセレンディブコノハズク、Serendib Scops Owl 。

スリランカで最も最近に「発見」された固有種の鳥です。1995年ごろから鳴き声が観察され、2001年にシンハラジャで確認され、2004年に新種として紹介されたフクロウです。

スリランカ紙幣 セレンディブコノハズク

このセレンデイブコノハズク、スリランカ紙幣の20ルピー札に登場してるのですが、あまり似てない感じです。

セレンディブコノハズク Serendib scops owl スリランカ固有種 (2)

セレンディブコノハズクの素敵な足元!!

キトゥルガラとシンハラジャの森で確認されていますが、個体数は少ないらしく、一説では80羽ほどしかいないのではという話も。

セレンディブコノハズク Serendib scops owl スリランカ固有種 (4)

藪の中の様子。アイレベルで観察できる、ありがたいセレンディブコノハズクです。

 

Photo & text : Mariko SAWADA

Observation : Jan2020, Sinharaja, Sri Lanka

Reference : “Birds of Sri Lanka”, wikipedia