京都の日本海側、若狭湾の冠島で見た巨大アメフラシです。大きな海藻のような・・・え??と思って近づくと巨大なアメフラシがモリモリと海底を移動していました。
大きさは60センチくらいでしょうか、子犬のような大きさでした。写真と動画だけでゾウアメフラシと決めていいのかわからないのですが、調べていてゾウアメフラシAplysia gigantea の可能性が高いと思いました。ゾウアメフラシは最大70センチほどになる種で、日本、西オーストラリアで確認されている種です。
ゾウアメフラシ(冠島)Aplysia gigantea
とても活発に動くゾウアメフラシです。
アメフラシの名前は、刺激を与えたときに出す紫色の液体が海中で雨雲のように見えることに由来するといいます(諸説あり)。
そして英名はSea Hare =ウミウサギ。中国語でも「海兎」。この頭の2本の突起がウサギの耳にように見えることからついている名前です。
夢中で撮影。動きがあり、観察がとても楽しいゾウアメフラシでした。
Image & text : Mariko SAWADA
Observation : Aug 2021, Kaumuri-jima, Kyoto 冠島、京都
Special Thanks : 冠島ダイビングサービスさま