雨あがりのシンハラジャ地区。スリランカ固有種のセイロンバンケン Green-billed Coucal が樹上で羽を乾かしていました。雨上がりの素敵な光景です。
オオバンケン(Greater Coucal)はスリランカ全土に分布していますが、このセイロンバンケンはスリランカの固有種の中でもシンハラジャ森林保護区を中心とした南西部の森にしか生息していません。オオバンケンよりも小さめでくちばしは象牙色(緑っぽい)、目はより赤黒いです。
シンハラジャ森林保護区の森の縁は野鳥の宝庫。地元の野鳥スポッターとともに民家の果樹園やお茶畑を徘徊。セイロンバンケンが数羽いついてるという民家の庭で観察しました。雨が降った後でぬれているセイロンバンケン。
羽を広げて乾かしています。明るい茶色と深い紺色の羽がとてもキレイです。
下からアングルで。
そして飛び立ったかと思うと、
お食事ゲット
羽繕いするセイロンバンケン。雨上がりの民家の庭での出会いでした!
Photo & Text :Mariko SAWADA
Observation : May 2017, Near Sinharaja Forest Reserve, Sri Lanka
Reference : Birds of Sri Lanka (Helm Field Guide), Wikipedia(EN)
Special Thanks to Mr.Tilak, Mr.Anuradha