インドのラジャスタン州の砂漠に冬にやってくるスナバシリ Cream-coloured Courserです。スナバシリは北アフリカやカーボ・ベルデ、カナリア諸島でも見られますが、ラジャスタンで見られるのはトルコ南東からイラン、パキスタン、インドで見られる亜種、Cursorius cursor bogolubovi。冬に渡ってもきますが、ラジャスタンのデザート国立公園など「Resident」のスナバシリもいます。
まっ平らな乾燥した場所で虫を探しています。本当にオープンな場所にいました。クリーム色の正面姿。
後ろ姿。
開発の進むラジャスタンのデザート国立公園周辺に暮らすスナバシリ。
久しぶりに訪れたサム砂丘はインド人の若者のテント村になっていました。夜はスピーカーからの爆音が響き、朝夕は4WDで宿泊施設周辺の草地・砂漠を走り周ります。かつてはインドオオノガンが闊歩していた土地がコントロールされないツーリズムの発展で破壊されていく様子は、大変つらいものでした。
Photo & Text : Mariko SAWADA
Observation : Dec 2019, Desert National Park, Rajasthan, India
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