ガラパゴス諸島最大の島、イサベラ島 Isabela Island、タグス・コーブ Tagus Coveに上陸です。この日は朝から「この海域はいろいろ出るよー」と言われ、みんな空が明るくなるころには屋上デッキへ。まずは「マイルカ」が登場。そして「マンタ」。
朝日の海面を泳ぐマンタの群れ。
透けて見えました!この日の海は本当に穏やかでした。ほかにもマダラトビエイの群れも見れました。
ガラパゴスミズナギドリ Galapagos Shearwaterです。
そしていよいよイサベラ島のタグス・コーブ Tagus Coveに上陸です。タグス・コーブは昔この島を訪れた船の名が記されている岸壁があり、昔から船が寄港した場所です。ディンギーで上陸するとガラパゴスコバネウ Flightless Cormorant が群れがいました。みんな海岸を離れることができません。
青い目、絶対飛べない感じの翼をもつガラパゴスコバネウ Flighless Cormorant。世界で唯一飛べない鵜で、ガラパゴス諸島でも生息するのはイサベラ島とフェルナンディナ島だけ。地上に捕食動物がいなかったことから飛ぶことをやめてしまった鳥です。退化した翼を「鵜らしく」広げて乾かしていました。
タグス・コーブ Tagus Coveの訪問は海岸から山道を登り、イサベラ島の火山活動の跡を見学できるポイントまで登ります。
途中、もちろん、ダーウィンフィンチ たち Darwin’s Finches との出会い。
ガラパゴスマネシツグミ Galapagos Mockingbird。
ガラパゴスヒタキモドキ Galapagos Flycatcher。
塩水のダーウィン湖を望むトレイルで記念撮影。
ビューポイントから見る火山活動の跡。
そしてガラパゴスコバネウの待つ海岸に向けて山を下りました!
Photo & Text :Mariko SAWADA
Observation : April 2019, Tagus Cove – Isabela Island, Galapagos Islands, Ecuador
Reference : Angelito Ⅱ & Maja Homberger, Tomo Akiyama 秋山知伸