ラダック中央・西部の標高3,000~4,000mの山地に暮らす、野生のヒツジがウリアル Urial, Ladakh Urial。ニムとバズゴー付近の山地で観察することができました!
雪の降った後のラダックの道路。車をゆっくり走らせます。
ウリアルを見かけたら歩いてアプローチ。警戒心の強い動物でなかなか近寄らせてくれません。
ウリアルのメスがこちらの様子をうかがっています。
群れで休憩していました。ウリアルは開けた、緩やかな山のスロープにいることが多く、オオカミの生息域ともかぶっています。天敵はオオカミ、そしてユキヒョウ。
山の斜面で休憩するウリアルの大きな群れです。10~30頭のオス・メス別の群れでいることが多いとのことでしたが、大家族の群れのようです。
オスの後ろ向きに伸びる大きな角は100cmにもなり、メスは小さい短かめの10-12cmの角があります。
雪の下の草を食べて移動するウリアル。雪に歩いたあとが残り、とてもキレイです。
草を食べた後は、座って反芻しているのでしょうか。
群れが私たちの視線を意識しています。
しばらくすると、ほとんどの個体が後ろ向けになっているのに気がつきました。「すぐに逃げだせる準備」をしていました。とってもシャイな動物です。
Photo & Text : Mariko SAWADA
Observation : Feb 2017, Nimu, Basgo, Ladakh, India
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