スリランカ東海岸のトリンコマリー。3月半ばごろにはシロナガスクジラが、4月に入るとマッコウクジラがやってくる海域があります。観察したクジラ動画です。マッコウクジラ、シロナガスクジラ、ピグミーシロナガスクジラ、ニタリクジラ・・・
▼トリンコマリーの海
Video & Text : Mariko SAWADA
Observation: Mar 2018, Apr 2017 Trincomalee, Sri Lanka
スリランカ東海岸のトリンコマリー。3月半ばごろにはシロナガスクジラが、4月に入るとマッコウクジラがやってくる海域があります。観察したクジラ動画です。マッコウクジラ、シロナガスクジラ、ピグミーシロナガスクジラ、ニタリクジラ・・・
▼トリンコマリーの海
Video & Text : Mariko SAWADA
Observation: Mar 2018, Apr 2017 Trincomalee, Sri Lanka
バルデス半島ヌエボ湾のミナミセミクジラの観察。波のない、静かな日。ミナミセミクジラがボートに近寄ってきてくれた様子の動画をまとめてみました。
大接近!ミナミセミクジラ(バルデス半島)|西遊旅行
そしてふたたび大接近、今度は「メイティンググループ」、オス2頭、メス1頭の交尾グループでした。メスがボートに近づいてくるのでそれをおいかけるオス2頭。3頭のクジラが近づいてくるのはすごいです。
ミナミセミクジラ(バルデス半島)|西遊旅行
Video, Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子
Observation : Sep 2016 , Valdes Peninsula, Chubut – Argentina
Reference : Hector Horacio Casin, Luis
★2018年ツアー情報 パタゴニアの海、バルデス半島を訪れるコースはこちら!
バルデス半島ヌエボ湾のミナミセミクジラ動画をまとめてみました。海でのゾディアックボートからの撮影、ゆれて厳しいです、水中も少しがんばってみました。
ミナミセミクジラの海 バルデス半島ヌエボ湾|西遊旅行
後半の尾びれたたき(Tail Slup) と交尾グループとの遭遇はとても迫力がありました!
Video, Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子
Observation : Sep 2016 , Valdes Peninsula, Chubut – Argentina
Reference : Hector Horacio Casin, Luis ※ミナミセミクジラの水中での撮影は事前にバルデス半島国立公園の許可取得が必要です。
★2018年ツアー情報 パタゴニアの海、バルデス半島を訪れるコースはこちら!
パタゴニア・バルデス半島自然紀行
【特別許可取得】3日間のチャーターボートでミナミセミクジラの海へ
ミナミセミクジラは3種のセミクジラ属の中で最も人間の船の興味を示し、水面での活動がアクティブな種と言われています。 >ミナミセミクジラについて >バルデス半島について
バルデス半島のヌエボ湾で観察したミナミセミクジラの水面行動です。
■ブロー Blow
いわゆる「潮を吹く」行動。いきつぎなので、浮上してくるとブローが見られます。ミナミセミクジラは最大30~40分ほど潜水します。ブローの形はV型です。
■セイリング Sailing
「セイリング」と呼ばれる行動はミナミセミクジラに特徴的で、比較的長い時間、尾びれを高く水面に出しています。その様子が風をつかむようで「セイリング」と呼ばれていますが、遊びなのか、その理由はわかりません。
■ブリーチング Breaching
体長13~18m、40~60トンある体が水面を飛びます。
「どうしてブリーチングするの?」という疑問にはいろんな見解があります。
寄生虫を落とすため、フジツボを落とすため、子供をシャチから守る威嚇、コミュニケーション、単に楽しんでいる、かゆい、繁殖期のオスによるメスの獲得争い、オスが自分をアピール、母クジラが子クジラに教えている・・・諸説ありますが、ミナミセミクジラでは寄生虫説が大きいようです。
■フルーク・アップ Fluke-up
深くもぐる前に尾びれを高く上げ、模様までわかるくらいの状態をいいます。
■ペックスラップ Pec Slup
胸鰭たたき。水面でを横にしてむなびれで水面をたたく行動
■テールスラップ Tail Slup
尾びれたたき。尾びれで水面を激しくたたく行動
■スパイホップ Spy Hop
水面に顔を出し、周りの様子をうかがっていると考えられる行動。
ボートに興味を持ち近づいてきて、頭を出すミナミセミクジラ
これは口を開けて豪快に頭を出している、めずらしい光景。
■メイティング・グループ Mating Group
交尾グループ。1頭のメスに複数頭のオスが集まり水面で長時間にわたる交尾とそれにともなう派手な行動です。
オスが、メスの下に入り込もうと必死。
■採餌 Feeding
ミナミセミクジラはヒゲクジラ。口を開くと真ん中が開いていてそこからオキアミを含む海水を入れ左右のひげを使ってオキアミを濾して海水を出します。
ミナミセミクジラのヒゲ
正面から見ると口が開いていて、舌まで見えました!
Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子
Observation : Sep 2016 , Valdes Peninsula, Chubut – Argentina
Reference : Hector Horacio Casin, Wikipedia(EN), Southern Roght Whale Species Guide-WDC, Hermanus.co.za, 他
★2018年ツアー情報 パタゴニアの海、バルデス半島を訪れるコースはこちら!
パタゴニア・バルデス半島自然紀行
【特別許可取得】3日間のチャーターボートでミナミセミクジラの海へ
日本ではあまり知られていないミナミセミクジラ。ミナミセミクジラたちは毎年5~6月頃、アルゼンチン、パタゴニア地方のバルデス半島へやってきます。
7~9月は繁殖の季節で「メイティンググループ」と呼ばれる複数のオスとメス1頭からなる交尾グループの行動が見られ、10~11月は岸から離れて沖の方へ行き、、オスは南極の海へと旅立ち、メスと子供は遅れて12月末までに移動していきます。
9月下旬、まる3日間のミナミセミクジラの観察で、他のクジラに比べ「人懐っこい」クジラであることがわかりました。いや国立公園のスタッフによると「人」懐っこいのではなく、ボートに興味を持ち近づいてくる性質があるそうです。
いろんな資料をもとに、特徴をまとめてみました。
●現在、世界に7,000~10,000頭ほどが南半球の南の海に生息している。
●体長13mから18m、体重約60から80t。オスよりメスの方が大きい。
●「ライト・ホエールRight Whale」という呼び名は泳ぎが遅く沿岸性であるうえ、脂肪が多いために死ぬと海面に浮かぶことから捕鯨に「都合がよい鯨」という意味で名付けられたものである。
●頭部が大きく全長の4分の1を占める。口は大きく湾曲し、最大2mを越す長大なクジラヒゲが生えている。
●ナガスクジラ類にあるようなお腹の畝(線)ははない。
●背びれもなく、和名のセミクジラは背中の曲線の美しさに由来する「背美鯨」または「背乾鯨」の意味。このクジラが長時間にわたって背を海面上に出して遊泳し続ける性質による。
●世界で最も精巣が大きい動物で、片側約500kg、合わせて約1トン。1頭のメスに複数のオスが交尾を挑みます。
今回のミナミセミクジラとの遭遇で感じたことはとても「知能が高いクジラ」ではないかということ。
ミナミセミクジラに関する資料を読んでいると、孤児となった子供クジラを他のクジラが面倒見た報告や、オルカなどの攻撃に対してグループでフォーメーションを組んで対応したとか、ザトウクジラの交尾グループに参加したとか・・・。
さて、ボートによってきたミナミセミクジラの様子です。この日は風がなく、海面もフラット、暖かく、非常に良いコンディションの日でした。
私たちのゾディアックボートに近づいてくるミナミセミクジラ。まだ若い個体です。
ボートの横に回り込んできました。全身が透けて見えます。
ボートに接近
スイスイとボートの下を通っていきます。
再び浮上してきました。
頭を出しました。
今度はひっくりかえってお腹を上にしています。
再びボートに近寄り頭を出します。(注:触ってはいけません) 若い個体の中にはこうやってボートに近づいてきて遊んでくれる「特別なクジラ」がいます。みなさん、大興奮でした!
Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子
Observation : Sep 2016 , Valdes Peninsula, Chubut – Argentina
Reference : Hector Horacio Casin, Wikipedia(EN), Southern Roght Whale Species Guide-WDC, Hermanus.co.za, 他
★クジラに関するお勧めの本 「クジラ・イルカのなぞ99 」「クジラ&イルカ生態ビジュアル図鑑」水口博也著。「クジラ・イルカのなぞ99」は子供向けですが、わかりやすい解説、写真で初めてクジラの本を読む方にお勧めです。
★2018年ツアー情報 パタゴニアの海、バルデス半島を訪れるコースはこちら!
パタゴニア・バルデス半島自然紀行
【特別許可取得】3日間のチャーターボートでミナミセミクジラの海へ
東南アラスカで観察したザトウクジラのフルークアップFluke-upです。
フルークアップ Fluke-upは、ザトウクジラが深く海にもぐる前に尾びれを高く上げる行動。この時、尾びれの模様が見え、この模様で固体識別します。真っ黒な尾びれの子、まだら模様の子、白い部分がハート型の子など、さまざまです。
さまざまなフルークアップの写真です。
2頭並んでのフルークアップです。
クジラによってこのフルークアップのスタイルも、時間の感覚もちがいます。スリランカで観察したシロナガスクジラは、深い海で捕食しているため一度ブローで浮上し、フルークアップ(スリランカではテイルアップと呼んでいます)して潜ると15分は浮上してきませんが、ここではフルークアップしてもすぐに浮上してくることが多いようです。
尾びれと背びれ
インサイド・パセージを走る高速フェリーをバックに、尾びれが沈んでいきました。
Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子
Observation : 2015 Angoon, Admiralty Island – Alaska, USA
Reference : Information from Lodge Guide, Wikipedia(JP,EN)
■ 添乗員同行で行く、ザトウクジラのバブルネット・フィーディングを観察するツアー
2017年07月15日(土) ~ 07月22日(土)8日間 東南アラスカ ザトウクジラのバブルネットフィーディング
東南アラスカで観察したザトウクジラの水面行動です。「バブルネットフィーディング」がみたくて訪れたのですが、「バブルネットフィーディング」だけでなく、ザトウクジラの群が行うさまざまな行動を観察することが出来ました。
バブルネット・フィーディング Bubble net feeding
数頭から数十頭の群れを成し、魚の群れを円を描くようにまわりながら泡を吐き出して一ヶ所に追い込みます。ヒレを使いながら魚を取り囲み、魚群の下からは一匹の鯨が大きな声を発し、パニックになった魚を上へと追い込みます。追いこみをする群れの上では別の鯨が泡を出して旋回し、バブルネットを作り、魚の群れをこの中に閉じ込め、最後には全ての鯨が大きな口をあけて海面へと飛び出し、一気に捕食します。
ブロー Blow
いわゆる「潮を吹く」行動。息継ぎなので、浮上してくるとブローが見られます。ザトウクジラの大人は15分くらいの間隔だそうですが、子供は5分くらいです。群れでブローをあげる姿は美しく、そしてブローのしぶきをあびるほどの至近距離ではその音、においにもびっくりします。
フルーク・アップ Fluke-up
深くもぐる前に尾びれを高く上げ、模様までわかるくらいの状態をいいます。ザトウクジラではこの模様での固体識別が行われています。
ブリーチング Breach
ザトウクジラが水面を飛ぶ行動。体長10m以上、20~30トンもある巨体が飛ぶのですから圧巻です。
ペック・スラップ Pec Slup
水面で体を横にしてむなびれで水面をたたく行動。
テール・スラップ Tail Slup
尾びれで水面を激しくたたく行動。
ペダンクル・スラップ Peduncle Slup
尾を水面に出し、横に倒れこむように水面にたたきつける行動。
ヘッド・スラップ Head Slup
頭を水面に出し、たたきつける行動。
スパイホップ Spy Hop
水面に顔を出し、周りの様子をうかがっていると考えられる行動。
さて、ザトウクジラたち、ボートで近寄ってきて観察する私たちのことを、どう思ってるんでしょう・・・
Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子
Observation : July 2015 Angoon, Admiralty Island – Alaska, USA
Reference : Information from Lodge Guide, Wikipedia(JP,EN), Alaska’s Watchable Whale, ホエールウォッチングガイド in 座間味 宮城清写真集 偉大なる海の友人ザトウクジラ
★クジラに関するお勧めの本 「クジラ・イルカのなぞ99 」「クジラ&イルカ生態ビジュアル図鑑」水口博也著。「クジラ・イルカのなぞ99」は子供向けですが、わかりやすい解説、写真で初めてクジラの本を読む方にお勧めです。
■ 添乗員同行で行く、ザトウクジラのバブルネット・フィーディングを観察するツアー
2017年07月15日(土) ~ 07月22日(土)8日間 東南アラスカ ザトウクジラのバブルネットフィーディング
豪快なザトウクジラのブリーチング。この瞬間は突然やってきます。1回の時もあれな、複数頭が何度も繰り返すことも・・・
ザトウクジラのブリーチングについては諸説あります。
色んな本・資料によると・・・
などさまざま。ブリーチングは突然水面からこの巨体が飛び出してくるのでびっくりするし、写真を撮るのも難しいのですが、一度ブリーチングをすると、続けて飛んだり、他の固体もはじめたりすることが多いように思います。
東南アラスカのアドミラルティ島海域のブリーチングの写真です。
群れが近づいてきて、そのうちの1頭がジャンプ。
飛ぶのかと思いきや、ものすごく体を水面に出したスパイホップ(水面に顔を出し周りの様子をうかはっていると考えられる行動)でした。まるで周りに船がないことを確認しているかのようです。
そしてブリーチング
巨体が海へ倒れていきます
複数頭によるブリーチング
ブリーチングの本当の理由はわかりませんが、やはり、ザトウクジラたちが楽しんでいるように感じます。
Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子
Observation : July 2015 Angoon, Admiralty Island – Alaska, USA
Reference : Information from Lodge Guide, Wikipedia(JP,EN)
■ 添乗員同行で行く、ザトウクジラのバブルネット・フィーディングを観察するツアー
2017年07月15日(土) ~ 07月22日(土)8日間 東南アラスカ ザトウクジラのバブルネットフィーディング
★クジラに関するお勧めの本 「クジラ・イルカのなぞ99 」「クジラ&イルカ生態ビジュアル図鑑」水口博也著。「クジラ・イルカのなぞ99」は子供向けですが、わかりやすい解説、写真で初めてクジラの本を読む方にお勧めです。
夏の東南アラスカ、アドミラルティ島海域でザトウクジラ Humpback Whaleのバブルネット・フィーディングを観察しました。
夏はザトウクジラがアドミラルティ島周辺の海峡に集まる季節。東南アラスカのザトウクジラが見せる独特の漁“バブルネットフィーディング”のほか、ブリーチングと呼ばれる大きなジャンプ、胸鰭で水面を打つペック・スラップ、尾鰭で打つテール・スラップ、水中から頭を出し水上の状況を確認するスパイホップなどザトウクジラの様々な水面行動を見ることができました。
ザトウクジラは、群で、“バブルネットフィーディング”という独特の漁を行うことで知られています。数頭から数十頭の群れを成し、魚の群れを円を描くようにまわりながら泡を吐き出して一ヶ所に追い込みます。ヒレを使いながら魚を取り囲み、魚群の下からは一匹の鯨が大きな声を発し、パニックになった魚を上へと追い込みます。追いこみをする群れの上では別の鯨が泡を出して旋回し、バブルネットを作り、魚の群れをこの中に閉じ込め、最後には全ての鯨が大きな口をあけて海面へと飛び出し、一気に捕食するのです。
このバブルネットフィーディングは東南アラスカに回遊するザトウクジラの特徴とさており、捕食する魚が豊富に集まる7月に多く見られる現象です。
船のそばで起こったバブルネット・フィーディングの様子です。その規模や水面上へ出てくる高さなど、グループやその時のコンディションによりさまざまです。
水面にバブル(泡)の輪が上がってくると一気にザトウクジラたちが浮上します。口を大きく上げて上がってきます。
魚を口の中に含み、沈んでいきます。
しばらくして群が水面に浮上し、再び次のバブルネット・フィーディングの準備へ。ブロウをあげて目の前を通過するザトウクジラの群れ、大迫力です。
Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子
Observation : July 2015 Angoon, Admiralty Island – Alaska, USA
Reference : Information from Lodge Guide
■ 添乗員同行で行く、ザトウクジラのバブルネット・フィーディングを観察するツアー
2017年07月15日(土) ~ 07月22日(土)8日間 東南アラスカ ザトウクジラのバブルネットフィーディング
★クジラに関するお勧めの本 「クジラ・イルカのなぞ99 」「クジラ&イルカ生態ビジュアル図鑑」水口博也著。「クジラ・イルカのなぞ99」は子供向けですが、わかりやすい解説、写真で初めてクジラの本を読む方にお勧めです。
夏の東南アラスカ、アドミラルティ島海域で出会った野生動物の紹介です。
ザトウクジラ Humpback Whale
毎年6月末までに小グループに分かれてアドミラルティ海域に到着。到着した頃はやせ細っているのだそうです。ここで毎日「バブルネット・フィーディング」で捕食してまるまると太り、8月下旬にはいっせいにハワイ海域を目指して移動していきます。7月のザトウクジラは捕食の真っ最中。さかんに「バブルネット・フィーディング」を繰り返します。
オルカ Orca
オルカはこの海域で頻繁に見られる動物ではありませんが、ラッキーなことに、ランチで宿に戻って食事をしていたら入り江の水面にオルカの背びれを発見。4頭ほどの群れでした。オルカは、魚(サケ)を主に捕食し群れで行動する社会的な種と他の海洋性哺乳類を捕食し単独で行動する種がいるといいます。観察したのは、この魚の多い海域にいる「社会的な種のグループ」でしょうか。
白頭鷲 Bald Eagle
アラスカのシンボルともいえる大きな鷲で、翼を広げると2mにもなります。茶褐色のボディですが肩から頭が白いのが特徴。幼鳥は褐色のまだらなような模様です。アングーンのそばの小島に営巣地がありました。
トド Steller Sea Lion
「浮き」にのってお昼寝したりしている姿が見られました。かわいいです。
カラフトマス Pink Salmon
この海域では5種の鮭がおり、サーモン・フィッシングが盛んです。 King Salmonキングサーモン、Silver Salmon銀鮭、Pink Salmonカラフトマス、Chum Salmonシロザケ、Sockeye Salmonベニザケの5種です。7月はPink Salmon カラフトマスの多い季節。水深10mくらいのところに釣り針をたらしているとすぐに鮭が釣れました。
フィッシングに来ている人は、つった魚を宿で切って冷凍してもらい持って帰ります。釣り人のために、ジュノーからアングーンへの水上飛行機も「お魚運搬無料」サービスとか、ジュノーの空港では次のフライトまで冷凍庫で魚を預かるサービスもしています。
イシイルカ Dall’s Porpois Dolphin
とても活発ですばやく泳ぐイルカ。とても写真が撮りにくいイルカです。
ヒグマ Brown Bear
アドミラルティ島は東南アラスカでも最もヒグマの多い場所ですが、簡単に見られるわけではありません。8月半ばからの鮭の溯上のころには小川そいで見られるとのこと。一番簡単に見れる場所は残念ながらごみ捨て場。雨の降るごみ捨て場で大きなヒグマが一匹、新しいゴミの到着を待っていました。ちょっと悲しい現実です。
ワタリガラス Common Raven
この名前は、北海道に渡り鳥として見られることからついた名前。普通のカラスとの見分けは難しいですが、泊まったフィッシング・ロッジのオヤジさんの話では「にゃーん」と猫のような鳴き声でなくのでわかるのだそうです。
Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子
Observation : July 2015 Angoon, Admiralty Island – Alaska, USA
Reference : Information from Lodge Guide
■ 添乗員同行で行く、ザトウクジラのバブルネット・フィーディングを観察するツアー
2017年07月15日(土) ~ 07月22日(土)8日間 東南アラスカ ザトウクジラのバブルネットフィーディング