ブラジル、南パンタナールのオオアリクイの観察です。オオアリクイは水分のほとんどは食物からとるそうですが、水辺にやってきました。
オオアリクイを観察していたら、急にトコトコと早歩きを始めました。ガイド氏が「水場へ行く」と察し、水辺の影で待ちました。そしてシナリオ通り、やっててくれました。
水に口をつけます。リフレクションもあり、美しい光景です。
オオアリクイの舌は細長く60センチ以上にもなります。この舌には細かなトゲとベタベタした唾液に覆われていてアリなどの小さな獲物がひっつくようになっているそうです。舌がでてこないかしっかり観察していましたが、私は見ることができませんでした、残念。
そして、オオアリクイは全身、水の中へ。9月の日中の気温は35度にもなります。さすがにオオアリクイも暑いのでしょう。観察したのは朝の9時ごろでしたが、30度は超えていました。
気持ち良さそうにじっとしています。
後ろ足で体を掻いています・・・!!
水浴びを楽しんで水辺をあとにするオオアリクイ。観察していた私たちにとっても至福の時間でした。
Photo & Text : Mariko SAWADA 澤田真理子
Observation : Sep 2017, Suburb of Aquidauana, Brazil
Reference : Mr.Ric, Mr.Joe, 世界動物大図鑑、Wikipedia( JP)
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